「ビトウィーン」シーズン2・第1話『脱走』のネタバレ

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登場人物(シーズン1から続投)

ワイリー:シーズン1で出産。アダムとは恋人に近い関係。
アダム:自分だけウイルスの免疫があることを隠している優等生。ワイリーのことが大好き。

ロニー:街一番の不良。無鉄砲な行動からチャックとよく対立していたが、兄・パットを失ったことで苦しみ続ける。
トレイシー:ロニーの妹。身寄りのない子どもたちの面倒を見るのを手伝うなど、いい人である。

チャック:両親はもちろん、妹2人を失ってひとりぼっち。ステーシーとは別れ、サマンサと付き合っている。自分はリーダーに向いていないと悩むことも…
ゴード:農場をきりもりする青年。シーズン2ではなんでも貧しい子どもたちに分け与える姿勢から、妹と対立する。
フランシス:ゴードの妹。なんでも人にあげてしまう兄に反発し、家出。ハリソンの家に転がり込む。
ハンナ:シーズン1でゴードの農場に住んでいたが、実は結婚していて夫のもとに戻る。メノナイト信者であり、他の集落からは離れたところに同じ宗派の人達と住んでいる。

マーク:元囚人。だが、母を守るために暴力的な父を殺したらしい。現在はステーシーのバーを手伝う。
ステーシー:チャックの彼女だったが、ロニーと浮気をしていたことがバレてフラれる。しかし速攻でマークと付き合いだした美女。

サマンサ:心優しい美女。トレーシーと協力して、身寄りのない子どもたちの面倒を見る。
ハリソン:サマンサの弟。街の不良少年集団のリーダーであり、姉が手を焼くほどの不良。しかし、姉のことは大好きである。フランシスとは痛みを共有し、惹かれ合う仲に…

(シーズン2から登場)

レネイ:ドレッドヘアーが目印の女性。自給自足で生活するコミュニティのリーダー。シーズン1では集落の存在すら明かされなかった。強奪も平気で行い、ロニーを誘惑したこともある。
エリック:レネイの弟。バーの酒を盗もうとしてマークに見つかり、そのマークを殺そうとして自分を刺しちゃったドジっ子。
リーアム:治療薬を持ってきたという男。22歳以上だが、街にいても死んでいない。ワイリーは彼を信用するものの、アダムはその正体を疑う。

サンドラ:ワイリーとアダムが街を脱出した際に接触した親切なおばあさん。2人が街から来たと知っても、親切にしてくれた聖人。

ジョン:ハンナの夫。他宗派の人間とは付き合わないと公言。
ヘレン:ジョンとハンナとともに生活している。感染騒動の後に、自分の子供(赤ちゃん)を失った。

ラマー:レネイの部下。レネイの強引で冷酷なやり方に辟易している。

デクスター:ウイルスの治療薬を開発していたホレイショ製薬の社長。
ミラー:長官。騒動を隠蔽するために街の住人たちを殺そうとしていたが、報道では住人たちに充分な物資を与えているとウソの情報を流している。

デイジー:アダムのネット上の友達でスーパーハッカー。普段は自転車屋を経営しているが、アダムに協力を求められ巻き込まれてしまう。

ネタバレ

事件から4週間後。子供が街の中にいると検問を越えて敷地内に入ろうとする大人と、見張りたちの間で押し問答になっている。夫婦は、無理やり関門を突破するも、地雷で車ごと吹き飛んでしまう。
ハリソンやその友達は、フェンスの向こうの兵士たちをからかって遊んでいた。

チャックとワイリーは、ジェイソン(ワイリーの子供でチャックの弟)を巡って仲を深めていた(といっても恋愛関係ではなく、家族を失ったチャックはジェイソンがかわいくてたまらない)。しかし、ワイリーは原因不明の腹痛に苦しめられていた。

アダムは自分の髪の毛を剃り、坊主になる。ワイリーを誘い、街の周りの農家に行って本当に感染が起きるのかを確かめたいアダム。地下道を通れば、見張りに気付かれずに外に出られるはずだ。
しかし、ワイリーはその計画にのるのを渋る。

マークは酒を盗もうとしている子供を見つけて叱るが、その子供はナイフを振り回して自分の腹を刺してしまう。マークがナイフを抜いているところを目撃するステーシー。2人は子供の死を隠蔽することにする。
その荷物を身寄りのない子どもたちが住む教会に放置する2人だが、それをフランシスが拾ってしまい、新たなトラブルの種になってしまう。フランシスは食料をすぐに分け与えてしまうゴードに不満があるが、ゴードは食料を独占するべきではないと信念を持っていた。

ハリソンはファイトクラブまで運営して、賭け金で稼いでいた。そしてその金で見張りの兵士を買収し、物資を得ていた。だから不良少年たちは食料に困らない。彼らを叱るかと思いきや、チャックはハリソンに大金を渡して仲間になると言い出す。

ロニーはパットの墓参りをしながら涙を流していた。パットの幻覚が彼を慰めたり叱ったり、煽ったりする。そしてそこで初めて、レネイという女と出会うことになる。レネイを家に連れ込むロニーだが、トレーシーが帰ってきて気まずい思いをする。しかし、彼女はいつの間にかロニーの銃を盗んで消えていた。

ゴードは、子どもたちのために隠しておいた食料をごっそり盗まれてしまう。ゴードは子どもたちが飢えないように、最後の牛を潰すと言い出した。フランシスはそれを嫌がる

地下道から街を抜け出し、最寄りの農家を訪れたアダムと説得されたワイリー。親切なおばあさん・サンドラが彼らをもてなしてくれる。
軍人が彼らを追いかけてくるが、サンドラがうまくごまかしてくれた。そしてサンドラの話から、街の外の人たちは住人たちが安全に、そして何不自由なく暮らしていると思わされていることがわかる。

サマンサとチャックは付き合っているが、チャックは彼女に(弟のハリソンも含めて)見張りを出し抜いて街を脱出しようと持ちかける。

フランシスは盗んだ食料で食事を作るが、兄のゴードは妹が他の者に物資を分け与えなかったことを咎める。
怒ったゴードは農場の最後の牛を食肉にすると宣言した。フランシスはそのことに抵抗するが、ゴードは聞き入れない。フランシスはそのまま家出してしまう。

アダムとワイリーの関係は深まっていくが、具合が悪くなるワイリー。アダムにもそのことを隠し続ける。
そして翌朝、サンドラの家に泊まった2人は彼女が死んでいるのを発見した。彼らから(正確にはワイリーから)感染したのだ。慌てて街の中に戻るワイリーたちだが、地下道は爆破されてしまい、再脱出は難しくなる。

見張りを買収したハリソン。すきを突いて、チャックとサマンサ、ハリソンの友達のマカリスターとともに車で脱出に成功する。

感想

アダムが実験で親切な人を殺し、チャックは無計画に脱出。そしてマークは自分で自分を刺した少年の死をなぜか隠蔽。そのせいで、彼らは自分の首を絞めることになってしまいます。全員バカ…
前回は頑なに家族以外の人間を拒否していたゴードですが、なぜか聖人にシフトチェンジ。子どもたちを優先しすぎて、フランシスに我慢を強いてしまいます。そのせいで兄妹の仲が悪くなっていくのですが、ゴードがあまりに妹とコミュニケーションをとらなさすぎるので、フランシスがかわいそうに見えて仕方ありません。

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