「ウォーキング・デッド」シーズン9・第3話のネタバレ

ウォーキングデッド シーズン9

真夜中。板を踏みながら、死者は進んでいく。死体を食べているウォーカーたちもいる。
食べられていたジャスティン(前回、誰かに襲われて死んだ聖域の男)も死者となって蘇り、ウォーカーの群れを追う。「最終警告」というスプレーの落書きが見える。

朝、目を覚ましたリック。まだ寝ている娘の顔を覗き込む。
彼らの家の可部には、カールとジュディスが掌のあとを残したテラスの一部分が飾られている。畑をチェックすると、トマトがなっていた。そのトマトを(おそらくカールの)墓に供えるリック。
部屋に戻るとミショーンが起きていて、2人は憲章の話を始める。ミショーンが憲章をまとめているのだ。リックは橋で手一杯だからだ。ジュディスの具合が悪い(咳が出ている)らしいので、リックは今日は橋に行かずに家族で過ごすつもりになる。ミショーンはマギーやダリルたちが不満を持っていることに気付いている。しかし、リックはいつか彼らも自分たちのように納得すると思っている。リックはミショーンの言動と存在そのものに感謝している。
2人はキスをして、イチャイチャし始める。

マギーたち(マギーとヒルトップのアジア人)は馬車を走らせているが、そこに聖域の者たちが現れる。橋で作業をしているはずだが、彼らは消えた仲間を探している。マギーは彼らを疑っているし、聖域の者たちはマギーたちを疑っている。聖域からもらえるはずの燃料は消え、それを運んでいた者もいなくなってしまった。
マッド(泥)と名乗る男は、図々しくマギーを挑発する。しかし、聖域の者たちが去った後、マギーたちの前にウォーカーが1体現れる。それを見て血相を変えるマギー。

ミショーンとリック、ジュディスは3人で家族らしく遊んでいる。
しかし、そこに連絡が入る。行方不明のジャスティンがウォーカーとなって見つかったが、明らかに殺された痕跡があったという連絡に驚くリック。ミショーンとそっと手をつなぐ。

橋のふもとでは、殺された者を巡って聖域の者たちが怒号を上げている。
元救世主でヒルトップに寝返った青年は「二度と起こらないようにする」というが、「お前はもう仲間じゃない」と逆に起こらせてしまう。ジャスティンを殺したのは誰なのか!?
暴れる彼らをなだめるキャロルだが、彼女は銃に手をかける。犯人はダリル?それとも、アン?
元救世主たちは武器を手に取り、ダリルはボウガンを構える。そこにリックが、馬で乱入してくる。

ゲイブリエルに、アンのアリバイについて尋ねるリック。ゲイブリエルはアンと一晩中一緒にいたと言う。アリバイを証言するゲイブリエルに、リックは彼女を守るために目を離すなと頼む。

リックは殺人犯の調査をすることにする。労働者の多くは元救世主だ。
マギーもしぶしぶリックに協力することになるが、リックはダリルを疑っているように見える。

ゲイブリエルはアンに話しかける。動揺しているアン。ゲイブリエルはアンを守るために嘘をついた。だが、アンは何も語らない。

ダリルに話をしているリック。ジャスティンが殺された時についた傷は刺し傷であり、ナイフというよりも小さくて丸いもので刺されていたことがわかる。矢で射られたのかもしれない。ボウガン使いのダリルを疑っているリック。
ダリルは救世主が許せないが、死者の世界で人間同士が殺し合いをするのはやめたほうがいいとリックは助言する。さらにリックは、ダリルに手本になれと頼み込む。兄貴を殺した男を殺さなかった時のように。

マギーとオーシャンサイドのシンディが見回りをしていると、不審な動きをしているウォーカーを見つける。大量のウォーカーは森のなかの小さな小屋のまわりに集まっていた。シンディに作業用フォークを渡して囮になるマギー。
しかし、シンディは床板の隙間に足が挟まってしまい、小屋の中にいた大量のウォーカーが彼女に襲いかかる。だが、ピンチを救ってくれたのはダリルとリック、ロジータだった。

しかし、応援にきているはずの仲間の様子を見に行ったら、シンディの仲間・ビーが倒れていた。
ビーは殴られていて、アラット(元救世主・金髪坊主の女)は行方不明になっている。

こっそりとアラットを探すことにしたリックたち。
でも、彼女を見つけたらどうする?というジュリー。グレゴリー(首吊りで殺す)?ニーガン(監禁)?どちらの方法を犯人にとる?
「誰にせよ、時が来れば報いを受ける」
信頼できる者とペアになり、捜索しろとリックは命令する。

リックとキャロルがペアになり、捜索をしている。
救世主たちに困っているリックだが、選ぶのは彼らだというキャロル。アラットが見つからなくては戦うことになるだろう。ニーガンを投獄してからも、衝動に駆られるというリック。今すぐ、やつを殺すべきだと毎朝思っている。救世主たちも皆殺しにしたい。でも失った人たちに敬意を払うべきと気付かされている。
「命を奪うべきじゃない 生きるか、死者に鳴るかだ。どんな命も尊い」

ダリルとマギーもペアを汲んでいる。
マギーもリックのように前を向きたいが、ハーシェル(父の名前を受け継いだ息子)を見ると思い出す。忘れられないのだ。ダリルは仲間の死体を見つけ、死者に刺さっている矢を見て犯人を気付いてしまう。

夜。ゴミ捨て場に来たアン。ゴミに隠していた金庫から無線機を取り出す。
「ジェイディスよ」
ヘリコプターを見た、近くにいるんでしょと話しかけるアン。無線機の向こうから、男が「AかBか」と質問する。
「収穫はないが取引は実行する。AかB、どっちだ?」
相手は「A」を求めている。アンはそれを承諾するが、一部始終をゲイブリエルに見られていた。
問い詰められるアンは開き直る。
「悪いことよ。今回は違う」
「君をかばった。大切だから。本当のことを言ってくれ。キミは人を取引したのか?」
「そうよ」
「私やリックのことを売ろうと?」
物資のため、仲間のためだというアン。最初は違ったけど、こうなってしまったと言い訳する。同時に、アンは溶け込もうとしたが、何かあったらすぐに疑われるのは自分だと嘆く。リックもそうだ。ゲイブリエル以外は、自分を常に疑っている。アンはゲイブリエルに一緒に来てほしいという。
「遠いけど2人なら行ける、いいところよ」
手を取り合う2人
「約束して、誰にも言わないと。私を信じて。少しだけ協力してくれたら、すばらしい人生を送れる」
しかし、ゲイブリエルはそれを選ばない。
「私にはできない。リックに話す」
「私を選んで。彼じゃなく」
「裏切れない」
「あなたは、Bだと思ってた」
そのまま、ゲイブリエルを殴りつけるアン。

キャロルは救世主たち(マッドとDJ)に突然襲われる。人質にとられるキャロル。
マッドは銃が欲しい、仲間から抜けるから身を守るための銃をくれと言い出す。しかしキャロルはこっそりナイフを出す。そして不意をついてキャロルが刺して彼の手から逃げるが、リックはマッドたちを殺さずに手当するという。
命は尊いからだ。

ダリルとマギーも犯人を探しているが、アラットに銃を突きつけているシンディを見つけてしまう。そこにはビーたちもいる。シンディは救世主たちに、祖母も母も弟も仲間も殺された。リックに従ったのは他に選択肢がなかったからだ。
でもグレゴリーが死に、自分もリックに従わなくていいと気付いた。マギーに倣えばいいのだ。
アラットは彼女の弟を殺した。命乞いをするアラットは「やらなきゃ殺されてた」と言う。でもアラットは笑っていた。11歳の弟を殺したことに、罪悪感などないように見えた。
マギーとダリルは彼女の変わったという言葉が信じられずに去っていく。アラットはそのまま殺されてしまう。

翌朝、救世主たちは出ていく。踏み潰されたトマトを見ているリック。
一方、シンディはマギーを支持してくれた。マギーとダリルは、自分たちのやり方に自信を持ち始める。
「リックのやり方は終わり。ニーガンのところへ」
「わかった」
2人はそのまま、どこかに歩いていく。

感想

アレクサンドリアと王国、オーシャンサイドとヒルトップ、アンと謎の組織、聖域と仲間割れすることになるのでしょうか?ヘリコプターを維持だけの力がある謎組織ってなんだろう。あと、殺されたり行方不明になっている人は、一部はオーシャンサイドに殺され、一部はアンの策略にハマったということなのでしょうか。
ゲイブリエルは死んだと思わせつつ、生きているパターン?あと、ゴミ捨て場ってモーガンが住み着いていた気がするのですが、彼はどうなったのでしょうか?

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