「iゾンビ」シーズン3・第11話『陰謀のセオリスト』のネタバレ

iゾンビシーズン3

「ゾンビが痛みを感じる」「人間らしい感情もある」と聞いたハーリーは、躊躇するもラヴィを殴り倒す。
しかし、そこにゾンビ化したリヴとブレインが襲撃してきた。ガスをまき、視覚を奪ってからアンチゾンビ組織の者たちを襲う2人。レイチェルはリヴと鉢合わせするが、うまく逃げた。ハーリーはブレインを撃とうとするが、弾切れだ。
しかもフィルモア社の軍人たちが突入してきて、ハーリーの仲間は殺されてしまう。ドンはボーの脳みそをパクついている。

隊員のなかにいたメイジャーと遭遇して、ようやくほっとしたリヴ。
チェイスとブレインは初対面する。フィルモア社の軍人たちはGPSで彼らの居場所を特定したが、ハーリーだけは逃げてしまった。

ラヴィは逃げたレイチェルを探しているが、行方がわからない。
チェイスはハーリーが別荘に逃げていると推測し、リヴとバビノーに対して警察のデータベースから探してくれと依頼する。また、ハーリーの車からはタトル・リード事件とカラバス襲撃事件で使われたのと同じ武器が見つかった。
ボーの脳みそを食べるドンとブレインだが、そこにリヴも加わる。ハーリーの潜伏先を見つけるためだ。

ラヴィは帰宅するが、メイジャーがショーナと会ったことを告白されて驚く。しかし、レイチェルがラヴィの家に突入してきた。自分が見た光景が信じられないのだ。ラヴィに抱きつき、キスしかけるレイチェル。しかし、彼の同居人がカオス・キラーだと知って逃げ出してしまう。

ショーナはメイジャーをクラブに誘い出すつもりだが、彼は外に出たくないという。ショーナはメイジャーとの自撮りを続けるが…?

ウェクラーの事件で、リヴはウェクラーの看守がメキシコで殺されたこと、彼の娘が黙り込んでいることから陰謀論をペイトンにぶちまける。ボーの脳の影響だ。
遺体安置所でも、リヴはラヴィとバビノーに陰謀論者らしい態度を見せる。ハーリーの車から見つかった銃と別荘の居場所を調べるというバビノー。さらに手がかりを探そうとするリヴだが、ラヴィはふとあることを思いつく。
それは、ボーの脳を食べたブレインとドン・Eにも手伝ってもらうというプランだった。彼らを連れて射撃場に向かうバビノー。既にヘトヘトだ。

ウェクラーの遺品がペイトンのもとに届けられた。彼の財布には貸し金庫の鍵が入っていた。
そこにカラバスがやってきて、自分に投票してくれと話し出す。

フィルモア社はハーリーたちが配信した映像がホラー映画だと人間たちに信じ込ませた。さらにチェイスのもとに、ブレインに現場でボーの脳を分けてもらった兵士(ブレインはたまたまいた兵士に脳をちょっとだけあげた)がやってきて、ハーリーの潜伏先のビジョンを見たと報告する。
チェイスはシアトル警察署抜きで話を進めようとしているようだが…?

ペイトンはテイタムを呼び出し、父の死は自殺ではないと告げる。そして、貸し金庫を開ける時に同行させてくれと頼むが、彼女は嫌がる。しかし、鍵がどこの貸し金庫のものか知るためには、テイタムはペイトンに協力するしかないという。

貸し金庫の中には、彼女の母の宝石箱とメモリーカードが入っていた。しかし、貸し金庫の中で、突然フリーズするテイタム。彼女がビジョンを見ていること、そしてゾンビであることに気が付くペイトン。

射撃場で同時にビジョンを見るリヴとドン、ブレイン。彼らはハーリーとボーがゾンビになったジャスティンに襲撃された時のビジョンを見て興奮する。さらに、リヴはハーリーがGPSの存在に気付いており、「逆に殺してやる」と言っていたビジョンを続けて見てしまう。
リヴはメイジャーとジャスティンに「ハーリーはGPSに気付いていた、これは罠だ」と主張する。しかし、退却中の彼らの仲間は地雷で吹き飛ばされてしまった。

ラヴィは陰謀説に囚われているリヴに忠告する。
そして、ラヴィはメイジャーの新しい彼女のショーナがあまり好きではない(情事の時にうるさすぎる)から、家で眠らずに遺体安置所に入り浸っている。リヴはショーナに嫉妬しているようにも見えるが、彼女を信用していない。警察のデータベースで彼女の身元を調べるリヴ。
実はショーナは自身のブログでメイジャーとの自撮りや動画、メール内容をすべて晒していた。ショーナはメイジャーを利用して有名になろうとしていたのだ。

またまたレイチェルはラヴィのもとを訪れる。彼女はだいたいのことを把握して冷静になった。しかし、真実をすべて知りたいとラヴィに迫る。

バビノーは銃の専門家・アクセルにハーリーの銃の分析を依頼していた。アクセルは銃の専門家であり、その銃が犯行に使われたものだと証言する。つまり、ハーリーがタトル・リード事件やカラバス襲撃事件の犯人なのだろうか?

メイジャーはショーナのブログを見たと告白する。だが、ショーナは本当のメイジャーを知ってもらうためにやったことだと主張した。しかし、メイジャーは口が上手い彼女に丸め込まれそうになりつつも、彼女との交際を終わらせると決断する。だがその直後、メイジャーのことをいじった(ショーナの撮影した写真を使った)ジョークTシャツが売り出されてしまった。

ペイトンは帰宅したリヴにウェクラーの所有していたメモリーカードの映像を見せる。ウェクラーはロクサンドリアを殺した後、誰かに電話をしていた。「あんたにやらされたんだ、なんとかしろ」と口走っているウェクラー。
また、テイタムはゾンビであり、さらにウェクラーは娘がゾンビだと知っていたこともわかる。ペイトンは犯人はカラバスだと確信する。彼はSMクラブの顧客であることを隠すため、ウェクラーの娘をゾンビにして、ウェクラーに殺しをさせたのだ。しかし、カラバスは市長に当選してしまう。

その一方で、バビノーはハーリーの小屋が8週間前に改造されていたらしいという情報を入手する。

「週刊206シアトルニュース」では、特ダネをつかんだというレイチェルが編集長に交渉している。彼女は記者だったのだ。

ハーリーの別荘小屋を訪れたリヴとバビノーだが、新設された屋外トイレに目をつける。屋外トイレは秘密の隠し部屋とつながっていた。そこではハーリーが眠り込んでいる。
リヴはビジョンを見るが、ハーリーたちがタトル・リード事件の犯人ではないとそこで知る。しかし、慌てて発砲したハーリーをバビノーが射殺してしまう。無実の人を殺したという落ち込むバビノーだが、ゾンビに引っかかれていたハーリーはゾンビ化して蘇ってしまった。

カオス・キラーに対して厳しい意見が向けられているなか、仲間の通夜でまたまた盛り上がる兵士たち。メイジャーもそれに混じっている。

ラヴィは出勤しようと歩いているが、タブロイドにゾンビの記事が出ていることに驚く。しかも、その一面にはゾンビ化したリヴの顔写真まで使われていた。

感想

レイチェルもショーナもクソ女なのですが、レイチェルは今後も出てくるかは不明。
実はハーリーは犯人ではない(いかにも怪しかったし)のですが、じゃあ誰が犯人か?
いろんな事件の話が交錯するので、やや面倒くさい回。