「iゾンビ」シーズン2・第13話『ビッグ・フィッシュの虚言癖』のネタバレ

iゾンビシーズン2

13話の事件

ボス氏の子分が遺体で見つかった。犯人を捜すうちに、リヴはドレイクが一度死んだ原因が何だったのかを知ることとなるが…!

13話の登場人物

コーリー:今回の被害者。荒れ地に埋められていた。あだ名は「ビッグ・フィッシュ」。大うそつきと言われている。ボス氏の子分。
テレル:ポパイを殺した殺し屋。身を隠している。
ポパイ:ボスに不利な証言をする予定だったチンピラ。すでに殺されている。
ヴィクとロニー:リヴたちが探している、不純物入りユートピアムの持ち主。国外でユートピアムを売りさばこうとして、コンドーム入りの麻薬を飲み込んだまま殺されていた。

フリーダ:ブレインのシッター兼家政婦。意地の悪い性格。
キャンディ:人間に戻ったブレインのゾンビメイクを担当していたメイクアップスタイリスト。

ネタバレ

メイジャーとラヴィはまだユートピアムの捜索を続けている。ようやく遺体を発見したメイジャーだが、それは彼らが探していたものとは違う。まだ殺されてから時間が浅いからだ。

ラヴィとメイジャーは宝探しゲームに参加していたフリをして、バビノーに通報した。コースターに書かれた電話番号のメモを見つけたリヴ。
バビノーはミート・キュート精肉店の事件のことをメイジャーから聞き出そうとしているが、メイジャーは精神病のせいで幻覚を見ていただけだとごまかした。リヴはラヴィに、ボス氏の麻薬市場を乗っ取ろうとしているバカはブレインだと教える。

バラカスの件でブレインに協力したゾンビ記者・ジェレミーはナタリー(ゾンビ売春婦。メイジャーに襲われそうになるも2人はお互いの事情を知り、メイジャーは彼女を説得して冷凍保存している。そのため、表向きは失踪状態)を派遣しろと迫るが、彼女はいない。ブレインに女をよこせ、でないと記事にお前のことを書くと脅される。

コースターに書かれた電話番号の持ち主の美女が、遺体の身元確認にやってくる。遺体はコーリーという男性のものだとわかるが、彼と寝ていたその女性はコーリーがFBIの潜入捜査官のはずだと証言する。
脳みそでハンバーガーを作るリヴ。

だが、コーリーはFBI捜査官ではなかった。彼の脳を食べたリヴはなぜか嘘をつきまくってしまう。コーリーのあだ名は「ビッグ・フィッシュ」。大うそつきだからだ。バビノーはその場で、コーリーがボス氏の部下だったと突き止める。

葬儀場のブレインのもとにやってきた弁護士と召使いのフリーダ。ブレインの父の遺産について話し合いに来たのだ。フリーダはブレインと異常に仲が悪い。彼の食事を抜いたり、犬を追い出したり(フリーダは犬を殺したことが彼女の口から明かされる)したせいだ。フリーダには大金と別荘が送られる。残りの資産はブレインのもとになるはずだったが、父親の死が犯罪に起因するものならば全財産をフリーダに譲られると聞き、ブレインは表情を変える。

イライラするブレインだが、ドン・Eとチーフが彼を地下室に呼んで、プレゼントを持ってきたという。死体袋に入っていたのはメイジャーだった。メイジャーはブレインの顧客のゾンビを襲ったところを反撃され、カオス・キラーとして葬儀場に連行されてきたのだ。

目を覚ましたメイジャーは、ドン・Eとの初対面に驚く(仲の良かったスコットの双子だったから)。ブレインは自分の商売の妨げをしてきたメイジャーに恨みがたまっている。彼を殺すつもりのブレイン。
メイジャーはリストを渡されて、リヴの命と引き換えに脅されてゾンビをさらっていたということは告白するが、誰の命令かは口にしない。ブレインはまた彼を閉じ込める。

ラヴィはネズミのニューホープのクローンを作り、治療薬作りに役立てようとしている。

監視カメラに向かって中指を突き立てるポーズを使っているブレイン。デイルとバビノーは舐められていると感じている。そこにリヴがやってきた。バビノーはコーリーが不釣り合いな高級車に乗っていて、さらにはボス氏のお金を持ち逃げしたかもしれないと話す。

メイジャーは顧客が生きていると白状し、ブレインは父親が死んでいなかったことを知った。
ブレインはメイジャーを脅し、父を返せと迫る。そして、ゾンビを殺していく順番はブレインが決めるとも明言する。

バビノーはラヴィに、「リヴには事件の被害者の人格が乗り移る」と相談している。
(それは被害者の脳みそを食べているせいだとは言えないラヴィ)
ボス氏に不利な証言をするはずだった部下・ポパイは、プロの殺人犯のテレルに殺されたようだ。
テレルは失踪していたが、バビノーは彼の行方を見つけたという。

コーリーのことでテレルのもとに聞き込みに行くリヴとバビノー。だが、彼は弁護士同伴じゃないと証言しないとドアを閉めてしまう。

ボス氏にコーリーの件を警察が調べていること、テレルが警察に見つかったことが伝わり、彼はドレイクを使おうと呼び出しをかける。

ドレイクはリヴの家にいたが、ノイローゼの人の脳を食べたせいで自分が病気かもと怯えている。ブレインは上質な脳はいい客にしかまわさないせいで、末端の人間はとんでもない脳を食べさせられている。
そこにメイジャーが訪ねてくる。ブレインとリヴの関係について問いただすメイジャー。
メイジャーは彼女にもっと安全なアパートに引っ越せと頼むが、そんなことをしても無駄だろうとリヴは思っている。ドレイクとの交際をメイジャーに隠すリヴ。

ボス氏はドレイクに大事な仕事を任せるという。その仕事こそ、テレルの暗殺だ。

リヴはドレイクの正体を知らないことに不安を感じているが、外を通ったパトカーのせいでリヴはビジョンを見る。襲われたポパイのそばにいるテレル、そしてその場にやってきたコーリー。外にはパトカーがいた。
テレルはコーリーの殺害現場を目撃したらしい。

テレルの家に行ったドレイク。だが、コーヒーをかけられて逆に襲われてしまう。
バビノーたちは後からやってきたが、テレルはまた行方がわからなくなってしまった。

ブレインの葬儀場に凍った彼の父を持ってきたメイジャー。さらに記者のジェレミーを呼び出したブレインは、メイジャーに彼を始末(冷凍)させる。

ドレイクと連絡がとれなくなったリヴは、彼を心配している。
しかし、リヴはビジョンを通じて、コーリーがドレイクを撃って始末しようとしていたが、反対にドン・Eに殺された事を知ってしまう。そこから彼は死にかけ、リヴが彼をゾンビにしたのだ。

ドンがコーリーを殺し、コーリーがユートピアムの売人(ヴィクとロニー)2人を殺したことがわかり、それをラヴィに報告するリヴ。リヴとバビノーが探していた事件の犯人はドン・Eというわけだ。だが、彼はゾンビについて知りすぎているし、ドレイクも彼の共犯なのだ。リヴはドレイクと一緒にヴィクの家に行って、彼らの遺体の在り処を探そうとしている。

バビノーはテレルが逃げたことを上司に報告するが、「じゃあ次の出番までコーヒー当番でもしてて」と言われてしまう。デイルは監視カメラの別写真を入手しているが、そこにはブレインと一緒にメイジャーが(顔の一部だけ)映っている。

ヴィクの家に行くつもりのリヴだが、ドレイクが体調を崩しているせいでヴィクの実家に単独で乗り込む羽目になる。
母は2年間行方不明になっていたヴィクのことを案じているが、ロニーと一緒にいた時の写真を見て、ビジョンを見るリヴ。彼らが殺されたところをはっきり見てしまう。2人はコーリーに殺されたのだ。
ヴィクは帰還兵であり、足を失ってすらいる。涙を浮かべている彼の母を慰めるリヴだが、こっそりラヴィに遺体の場所を連絡する。ラヴィはニューホープが死んだことをリヴに告げ、ブレインとメイジャーももうすぐゾンビに戻り、死んでしまうのではないかと話す。

解凍されたブレインの父を地下室から連れ出すブレインだが、老人のメイクをして50年経ったフリをしている。
父は息子に助けを求めるが、その場でネタばらしをするブレイン。フリーダにひどい虐待を受けていたブレインは、その話をしながら父を責めようとする。しかし、ニヤニヤ笑い出すアンガス。自分には先見の明があったと言う。
しかしブレインは父を使って遺言のビデオを撮り直させようと考えていた。彼の側近に頭を撃たれたチーフと、指を切られたキャンディー(ブレインのメイクアップアーティスト)が拷問器具を持って部屋に入ってくる。

リヴとメイジャー、ラヴィはヴィクとロニーの遺体を掘り出すことに成功した。ヴィクの義足を見つけたメイジャーに大喜びの2人。

感想

ラストがなぜか爽やかですが、いろんな真実がわかっていく回。
コーリーは不純物入りユートピアムを体内に入れていたヴィクとロニーを殺して埋めた。ドレイクも殺そうとするが、ドンが彼を助けた。だが、そのせいでドレイクは死にかけ、リヴによってゾンビにされた…という流れです。
ブレインのお父さんはシーズン3にも出てきますが、本当に悪い人です。
ブレインのされていた虐待もかわいそうすぎる。そりゃあ歪むわ。
嘘つきになったわりに小さいウソしかつかないところがリヴらしいのかも???

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