「Zネーション」シーズン4・第5話のネタバレ

進み続けているロジータたちだが、道路の途中で止まっているトレーラーを見つけた。ロジータとリリーで偵察することになるが、運転席には誰もいない。罠かもしれないので、車を放置する面々。荷物をチェックもせずにそのまま立ち去ろうとすると、なぜかトレーラーが追いかけてきた。もう一度運転席を覗くと、超音波のようなものが彼らを襲い、全員が倒れる。

目を覚ましたロジータは、立ったまま木の箱の中に入れられていた。閉じ込められた彼女。
突然ブザーと共に扉が開く。木の箱は3つあり、他の2つには知らない男女も入れられていた。彼らは飛び出して、突然取っ組み合いを始める。ロジータは呆然としている。
女はバールを得るために、男を殺した。彼女はずっとここに監禁されているらしい。女は「私の邪魔はしないで」といい、次の部屋に進んでいく。

進んでいった先にあった閉じられたエレベーターをこじ開けた女だが、中にいたゾンビにそのまま食べられてしまう。ロジータはひとりだけエレベーターの中に逃げ込むが、カギを取り戻すために現場に戻り、ゾンビを皆殺しにする。エレベーターは動き出したが、また超音波がロジータを襲う。

目を覚ますとまた木の箱に戻っているロジータだが、今度は近くにドクが閉じ込められている。
ドクもロジータと同じような試練をクリアしたらしいが、ドクの箱はどこか別のところに運ばれていった。

ドクは箱を出るが、10Kと一緒になる。マスクとテープが落ちており、変なニオイが充満している。ガスのようなものが漏れ続けているのだ。今度の試練はガスを止めることなのだろうか。2人は交代でマスクを使いながら（かわいい）、進んでいく。10Kは冷静に修理をしようとするが、煙の中からゾンビが走り出してくる。10Kがそれを殺すが、定期的にゾンビはやってくる。

今度はマーフィとロジータがお互い箱の中から会話をする。リリーとルーシーも近くにいるようだ。
しかも他の者もたくさんいるらしい。私語をしすぎると殺されると警告してくる彼ら。ルーシーはゾンビもたくさんいると感じているようだ。

ガスを止められないまま、ドクは倒れてしまう。

ルーシーたちはゾンビすらこの環境を怖がっていると感じている。
マーフィは自分の腹の傷にできたかさぶたを食べている。何度も何度も、それを食べ続ける。

ドクを助けようとする10K。一方、ロジータはパニックになっていた。「私にはムリ、私にはムリ」とつぶやいている。リリーが彼女を落ち着けようといろいろ話しかける。こっそりと落ち着く方法を聞き、自分たちも試しているルーシーとマーフィ？
リリーは9日間車のトランクに閉じこめられ、ストレス障害になったことがあるらしい。

ドクは意識を取り戻す。すると突然ガスが止まってしまった。
また超音波が彼らを襲う。ロジータたちの意識もとぎれてしまう。

10Kとドクは同じ箱に入れられている。
これはゾナの実験なのだろうか？
ルーシーはゾンビにテレパシーを送り、出してほしいと願う。実際に外に出してもらえるが、そこには大量の木箱があり、出口はどこにも見えない。

誰かがリリーを引きずっている。「俺といれば安全だ」というその男は、襲ってきたゾンビを撲殺してしまうほど力持ちだ。男はリリーに言い寄ってくる。そのまま男をゾンビに投げつけるリリー。次の部屋に進むが、彼女は突然殴られてしまう。

ドクとマーフィはゾンビの群れの中を進んでいるが、その目的はまったくわからない。マーフィはロジータのせいで目的地を変え、こんなことになったとこぼしている。

10Kとある女性ははしごわたりをさせられている。下にはゾンビたちがウヨウヨしており、恐怖に負けた女性はそのまま落下して死んでしまう。

ロジータは箱から出るが、今度は屈強な男と2人だ。部屋を出ると、ゾンビの死体がごろごろ転がっている。男の頭にドライバーを突きつけ、ゾナの計画について聞き出そうとするロジータ。だが、彼は何のことだかわからないようだ。彼はここでゾナの兵士が何人も死んでいたと証言する。ゾナよりも強大な何かがここを支配している。
手の力だけで走り、襲ってくる上半身ゾンビを感電させるロジータ。臓物ごとゾンビは震えて踊る。

リリーは小鳥や日光のきらめきを感じるが（つまり出口がある）、また超音波にやられてしまう。

目が覚めたら全員が檻の中にいる。
1人の男だけが、口を開けて檻の上にあるパイプの下で待っている。ざらざらと落ちてきたのはドッグフードだ。
10Kとドクは喜んでかぶりつく。ドックフードが大好きなのだ。マーフィとルーシーは冷たい目で見ている。ロジータにゾナのしわざではないと証言した男も、檻の中にいる。檻のまわりに配置されたゾンビは食事を与えられているので襲ってこないが、外に出たら攻撃してくると教えてくれる。
昏倒していたリリーは目を覚ます。

リリーは昏倒する前に鳥の死体をつかんでいたが、ロジータはそれならばここにも出口があるのだと推測する。マーフィは彼女から死んだ鳥を受け取り、そのまま食べてしまった。
ドッグフードを並べて施設の簡単な地図を作って作戦会議をする面々。超音波に襲われるが、彼らは待ち合わせをして逃亡することを決める。

ロジータは箱の外に出たが、そこにはマーフィがいた。2人は暗い廊下を進んでいく。しかしマーフィが目を離したすきにロジータとはぐれてしまった。マーフィはゾンビに襲われるが、戻ってきてくれたロジータに助けられる。ドクと10K、リリーも階段にやってくるが、上から鳥の糞が落ちてきた。彼らはドアを開けて外に出るが、そこにはひたすら麦畑が広がっていて、6つの木箱が見える。そして超音波がまた彼らを襲う。

目を覚ましたらまた木箱の中にいた彼ら。ロジータはここで死ぬ運命ではないが、悪いことが起きるとは思っている。だがルーシーはさきほど箱を開けさせたゾンビにまた協力させ、再度脱出を試みる。出口近くまで来て扉をこじ開けようとする10Kだが、ロジータと一緒に試練をクリアした男が彼女たちを止めるためにやってくる。しかしルーシーの味方をしてくれるゾンビが助けてくれたので、親切だった男は死に、彼らは脱出できた。

だが、ルーシーを守ろうとしてマーフィは噛まれてしまった。
トレーラーのところに戻ってきた彼ら。物資を集めて、車で逃げ出す。

もう超音波は届かないが、マーフィはどんどん具合が悪くなっている。
ロジータは目を開けたままトリップしている。彼女は幻覚のなかの太陽にかかる黒い虹に向かって、車を走らせ続けているのだ。

感想

シーズン4のストーリーのキーワードが「黒い虹」なんですが、この正体はまだまだ明かされません。しかも、ゾナもそれに関わっているようで…というのはおいといて、SAWみたいな回であります。雑なダンジョンをクリアしなければ死ぬというのは、日本でも流行している（特に電子書籍でよく見る）極限サバイマルマンガっぽくていいですね。私は好きです。