マッド・ゾンビをボコっているロジータたち。大量の廃車が置かれているゾーン（イメージは車の墓場といったところか？）を徒歩で通り抜ける彼らだが、リリーはこのあたりは海兵隊の間でも知られているほど治安が悪い地帯だと言う。ロジータはどこに向かっているか自分でもわからないが、東に進み続けるという。
ルーシーはマーフィがゾンビでなくなった（テレパシーも使えないし、肌も元通りになっている）ことから、「もう父親ではない」という。ルーシーはマーフィがゾンビを『治した』と表現していることに自分が否定されたような気持ちになって傷付き、ロジータに甘える。
10Kもレッドのことがどうなったのか気になっている。でも、彼女と約束をしていた。離れ離れになった時、目印が残されていなかったらそこから移動すると。そして、レッドは目印を残さなかった。でも10Kは彼女が死んでいないと思っている。
だが、彼らの周りに何かがいる。でかいネズミゾンビだ！彼らは走って逃げる。しかし、ルーシーは逃げる途中で黒ずくめの男女に捕まり、拘束されてしまう。彼らはゾナの手下だ。
ロジータは彼女を守ろうと女のほうを殺すも、男のほうがルーシーを連れて逃げていく。
マーフィは娘を追いかけ、奪還する。男はゾンビに食べられてしまう。
マーフィはイライラして仲間にケンカをふっかけ始めるが、リリーは自分たちに足らないのは団結力だと主張する。
マーフィは自分の腹から出ている血を舐めてビクンとする（ゾンビとしての本能が戻ってきた？？）。
しかし、彼らの様子を、ゴミ山にまぎれて謎の人間が見えていた。
ロジータは珍しくマーフィを励まし、とにかくルーシーと一緒にいるべきだという。しかし、そこにはゴミを身にまとったエンダー（ゾンビではなく、狂った人間だっけ）たちがおり、彼らを襲って荷物を奪っていく。命は助かったものの、ロジータはまた幻覚に誘われるようにウロウロし始める。
ロジータを引き止めたメンバーは、東に歩いていく彼女の真意を探ろうとする。
だが、彼女は本能で進んでいるだけだと主張する。その話を聞いて不安が膨らんだ他のメンバーは、ニューメリカに向かい直したほうがいいと主張する。
そこにたまたま、武器を大量に持ったままのゾンビが通りかかる。マーフィはどれをとるか悩んでいるが、彼には手榴弾爆弾が仕掛けられていた。リリーはそれを取り外し、改めて武器の取り放題タイムが始まる。マーフィは杖を選ぶが、ゾンビを殺そうとしてルーシーに怒られる。武器を集めまくるメンバーたち。
襲ってきたゾンビを倒しまくる彼らが、またロジータが消えてしまった。彼女はゾンビに追われていた。ワイヤーを使って鉄塔に登るロジータだが、彼女は自分の手が透けて見える！？
ルーシーのテレパシーでロジータを探すが、また爆弾にくくりつけられたゾンビを発見した。ゾンビを殺した父を責めるルーシーだが、ロジータが戻ってきたことでそのまま逃げ出す。
かろうじて爆発から逃げのびた面々。マーフィはルーシーをハグするが、彼女は父を突き飛ばす。
マーフィはひとり、自分の腹の傷口をえぐってその肉を食べてみる。やはり彼はガツンと何かを感じている。
彼女がぶら下がっていた鉄塔は、実はアンテナだった。ノーザン・ライトからの放送を聞き取った彼ら。カヤがサイモンを探しているのだ。
何かの気配を感じてパチンコを打つ10Kだが、そこにはネズミのぬいぐるみを手にはめたエンダーがいた。彼は死んでしまう。
疲れきって車の墓場から抜け出すロジータ。自分だけが東に行くというが、他の者もやはり彼女についていくという。
感想
話が全く進まない回。ここでロケしたかったのかなあという感想しか出てきません。あと、ネズミゾンビを出したかったのかと思いきや、はっきり画面には出てこないので違いました。
雰囲気を楽しむ回なのかなあ？