「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」シーズン3・第7話『明かされたこと』のネタバレ

フィアーザウォーキングデッドシーズン3

荒野を走り続けているジェイク。だが、後を誰かが追いかけてくる。アリシアだった。
彼女はバーノンが殺されたことを告げ、牧場がちょっとした騒ぎになっていると告げに来たのだ。ジェイクを止めようとしても言うことを聞かないので、自分も行くとアリシアは言い出す。彼女も頑固で、自分の言葉を曲げない。

部族の基地にやってきた2人。広大な敷地に、沢山の人がいるのが見える。
銃をとられ、中に入るが、「和解には200年遅い」と言われてしまう。ジェイクの足元に何かが投げ落とされる。血まみれのブタの首だ。

牧場では、マディソンが娘がいなくなったことに気が付いていた。ニックは「ほっておけ」というが、そこにオットーがジェイクが銃を持ち出したと告げに来る。
オットーを挑発したニックはトロイの隊に入ることになってしまった。

ウォーカー(部族の男)とダイナーで話をしているジェイクだが、彼は攻撃的だ。アリシアはバーノンの家族まで殺したのは部族の仕業か尋ねるが、彼らも以前3人の仲間を殺されていた。それがオットーの仕業だと彼らは信じている。彼らはずっと我慢してきた。中傷に耐えてきた。
「判決は我々が下す、今すぐ出て行け」」と言われるジェイクだが、取引を持ちかける。
だが、とりあえず、食事の時間がやってくる。アリシアの前には、彼女と同世代の女の子が配膳にやってきた。それはオフェリアだった!

トロイのもとに入隊をしたいと言いに行ったニック。母親の許可をとったかと聞かれ、笑ってしまう。
ニックは、入隊の理由は自責の念だという。それにトラヴィスも死に、妹も行方不明だから何かをやりたいと告げる。そして「バーノンを殺した奴らを殺したい」とも言う。驚くトロイ。
ニックは入隊を許された。

アリシアはオフェリアの行動を怒っている。彼女のせいで死にかけたからだ。
オフェリアは謝罪するが、アリシアはまだ怒っている。彼女は部族に助けられたのだ。オフェリアはウォーカーのアリバイを証言する。

ジェイクは自分が人質になるといい、代わりに部族側の人質を連れて帰れという。しかし、アリシアは彼女が人質になると言い出した。

ニックは自分の髪の毛を切り揃えている。彼は「前方で戦いたい」と言っているが、マディソンは彼の本心がよくわからなくなっている。

ジェイクたちは戻ってきた。だが、連れて帰ってきたのはアリシアではなくオフェリアだ。マディソンは怒りまくってジェイクに掴みかかる。オフェリアは部族の肩をもち、マディソンは怒り続けている。

ウォーカーに敷地内を案内されているアリシア。
「我々は騎馬隊だ。車にも乗るが、いずれ空軍を作る」
という彼は、ヘリコプターを修繕している。それはアリシアが乗っていたヘリだ(回収して修繕しているらしい)。そして、トラヴィスが殺されたヘリでもあった。アリシアは彼を人殺しと罵るが、ウォーカーはそれなら私の憎しみがわかるだろう、私の憎しみのほうがもっと強いと言い放つ。が、アリシアは彼を偽善者だといい、強く批判する。

部族は水を欲しがっている。
ジェイクは水を分けて和解しようと考えているが、オットーは嫌がる。マディソンはオットーに対して娘の処遇を直訴に行くが、親子で厄介者扱いされる。ジェイクからはよそ者扱いされてしまうマディソン。オットーは結局、いったんはジェイクに任せるようだが、交渉は無駄になると考えている。

アリシアは部屋に案内される。動物の剥製、毛皮、骨などが飾られている部屋。人間の骨もあるが、偽物だという。ウォーカーはあるものをアリシアに見せる。曽祖父の骨だ。一度は洞窟に埋めたが、奪われる前に掘り起こし、多くの祖先の骨を隠したという。頭蓋骨を差し出すウォーカー。それを受け取るアリシアは「死後の世界は本当にあるのか」と言い出す。
「すべては計画のうちだ、前の世界から始まっていた」
というウォーカー。洞窟で予言を見つけて、持ってきていた。この世界によって、穢れが一掃されるのだ。そして先住民たちは、すべてを取り戻すだろう。

トロイはオフェリアをバカにするが、マディソンはかばう。彼女が先住民側についていることに批判的なトロイ。マディソンはアリシアを助け出そうと、トロイを煽る。兵士たちを連れて、アリシアを取り戻せというのだ。トロイは渋るが、マディソンは借りを返せと迫る。

夜、敷地内を歩いているアリシア。

オフェリアは倉庫にいるが、オットーがやってくる。会話を試みようとするが、つれなくされるオットー。
過去の話を蒸し返すのは忘れようと言い出す。

ブタに餌を与えているアリシアだが、突然口を塞がれて驚く。トロイだ。
彼はトロイがとった人質の男を殺すなら、アリシアは行かないと言い出す。だが、トロイは彼を殺してしまった。ニックは殺されそうになるが、トロイが助ける。彼らは見つかり、激しい銃撃戦になった。
逃げ出すことはできたが、ジェイクのやったことは台無しにされてしまった。

アリシアを取り戻すために4~5人が殺された。マディソンは取引なんて成立しないと信じているが、ジェイクは激怒している。オットーはマディソンがトロイを操り、今回の騒ぎを引き起こしたとわかっている。

翌朝。ジェイクは大量の水をトラックに積んでいる。怒っている兄に、トロイは悪びれない。ジェイクがこの状況で保留地に戻るのは自殺行為だろう。ジェイクはオフェリアを返し、水を渡すという。
「戻ってこられないぞ」という警告に「嬉しいだろう?」と強烈な皮肉を返すジェイク。

オフェリアは牧場を出ていくつもりだ。彼女は、牧場の人間たちを全く信用しておらず、アリシアについてくるように誘う。彼女は何かを知っているのかもしれない。

ジェイクは先住民たちに殴られ、ウォーカーに責められる。ジェイクは額を切られ、頭皮をはぎとられそうになるが、それを止めたのはオフェリアだった。
ウォーカーはトロイを強く恨み、オットーにも同じような憎しみをあらわにする。ジェイクは命は助かったが、ボロボロになってしまった。

牧場にバイクがやってきた。ボコボコに殴られたオフェリアが転がされる。オフェリアはアリシアの件に協力したと思われているのだ。そのことにショックを受けている彼女。

オットーは静かに怒っている。ウォーカーたちは攻撃してくるだろう。オフェリアは牧場に置くしかない。

トロイたちは警戒を強めている。ニックは特攻に志願するが(というよりも、待ち伏せに近い)、トロイに牧場に残れと言われてしまう。

マディソンを責めるような言い方をするアリシア。彼女はバーノン一家をウォーカーが殺したとマディソンが広めたことを知ってしまっていた。

見張りをしているトロイのの仲間たちだが、突然ジョーが吐きまくって痙攣を始める。クープもだ。それはおそらく、オフェリアの仕業に違いない。

兵士はどんどん死んでいる。ジミーも死人になった。ニックは慌てて駆けつけるも、そこはトロイの兵士たちが仲間を食べまくっていた。マディソンとアリシアはウォーカーたちを殺して回る。
ニックは家から出てきたオフェリアを見かけて名前を呼ぶが、その挙動から彼女が犯人だと気が付く。そしてニック自身も具合が悪くなり、倒れてしまう。
逃げるオフェリアのあとを追いかけるマディソン!

感想

えっ、こんなクソ女だったっけ…?と言いたくなるようなオフェリア。
かつての仲間の命を危険にさらすようなやり方はよくありませんね。おそらく次回にはニックは瀕死、肩がついたけれど牧場はボロボロって感じかな?ダニエルとオフェリアの再会も、おそらく彼女の所業がバレて父がショックを受ける、というところまでは想像できます。
ストランドはどうなったのかも気になりますね。
とはいいつつも、オフェリアよりも断然悪いのがマディソン。ホテルではわざわざ照明をつけてニックに合図を送ろうとするも、そのせいでホテルに難民が殺到して、結局ホテルに残った人間は全滅。
今回はアリシアを救うためにムチャをやらかして、騒動の種をまき続けています。
「ウォーキング・デッド」とは『こんな死の世界でも、結局人間同士で争い殺し合う。人間が一番怖いんだ』みたいな(こんなことを書くのも恥ずかしいが)テーマは共通しているのですが、こちらのほうがもっと全員ダメ感というか、全員悪人感があるといいますか。やっぱり好きになれないですね。

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