「スクリーム・クイーンズ」シーズン1・第1話『キャンパスの女王』のネタバレ

スクリームクイーンズ

2015年のドラマ「スクリーム・クイーンズ」を見ることにした。
ある大学の女性社交クラブで殺人事件が起きるが、過去にも恐ろしい事件が起きており、被害者が続出する…という感じ。ホラー要素もありますが、コメディ色も強く、登場人物たちのファッションも楽しみのひとつらしいですよ。
主演はエマ・ロバーツ、他にも元子役のアビゲイル・ブレスリンやアリアナ・グランデ、「Glee」のリア・ミシェル、さらにジェイミー・リー・カーティスまで出ているので、キャスティングは豪華。「スクリーム」同様、誰が犯人なのかをひたすらわからないです。学園ホラーですが、かなり見やすいのでおすすめです。

登場人物

シャネル:社交クラブ・KKT(カッパカッパタウ)の会長。お金持ちで傲慢。家政婦のミス・ビーンの顔を油に突っ込んで殺した。
グレース:もうひとりの主人公。今年大学に入り、亡き母が加入していたKKTに入会する。だが、シャネルのやり方に反抗し、ピートと協力して殺人事件を調べる。
ヘスター:KKTに入会した見習い会員。服装はダサく、首ギプスをはめている。シャネルを崇拝しているが、途中からシャネルの手によって美女に変貌。彼女を裏切るような行為にも手を染める。
チャド:シャネルが思いを寄せている社交クラブ・DDSの会長。シャネルのことはなんとも思っていないが、肉体関係はある。死体に興奮する、マザコンなど、意外な一面を多く持つ。
ピート:グレースに協力する、大学新聞の編集長。シャネルを好きだったこともあったが、今はグレースに夢中。彼自身も謎が多い。
ゼイデイ:グレースの親友。KKTの新会長に立候補し、シャネルと対立する。

・シャネルの仲間
シャネル2番:シャネルの手下。かなりのおバカ。
シャネル3番:シャネルの手下。いつも耳当てをしている。シャネルに負けない金持ちの家の娘であり、シニカルなことをよく言う。シャネル派である。
シャネル5番:シャネルの手下だが、たびたび反抗して仲間から抜けたいと言い出す。反シャネル派。
※彼女たちはシャネルに服従の意を示すため、名前を名乗らせてもらえない。なお、4番は病気で死んだため欠番という説明がなされている。

ミズ・ビーン:KKTの寮の家政婦。シャネルにさまざまなことをムチャブリされている。第1話でシャネルに殺されてしまうが、死体がなくなったことから、シャネルは彼女が生きていると信じていた。

・グレースやヘスター、ゼイデイと同じ、新入り見習い会員
サム:アジア系の同性愛者。シャネル3番と仲がいいため、シャネル派である。
ジェニファー:非常に地味で太ったルックスをしている。趣味はキャンドルを集めること。
ティファニー:難聴。テイラースウィフトを崇拝している。

・その他の主要人物
マンチ学生部長:利己的で、自らの権力のためには何でもする。社交クラブを嫌っており、シャネルの天敵。かつてKKTで起きた事件にも関わっている。グレースの父親に横恋慕する。
ジジ:KKTの全国代表で弁護士。昔のカルチャーを愛しているため、グレースの父と話が合い、両思いに。だが、マンチに邪魔される。
ウェス:グレースの父。ホラー映画マニアの大学教授。グレースに、彼女の母親のことを何も語らない。
デニス:KKTの警備員になった元警官。コンプレックスから、KKTに入ったゼイデイを強く憎んでいる。

・DDSのメンバー
ブーン:チャドの子分。常にチャドを崇拝している。隠れゲイ。
アール・グレイ:DDS唯一の黒人メンバー。ゼイデイとデートする仲になる。DDSの中では、もっとも性格がいい。
コーンフィールド:チャドの子分。非常にガタイがいい。
ロジャーとドジャー:双子。2人でシャネル5番と付き合っている。

ネタバレ

1995年。パーティ中に出産した社交クラブの見習い会員を放置したメンバーたち。戻ってきたら、彼女は死んでいる。この事件がすべての発端だった。

そして2015年。
KKTのボス・シャネルはわがまま放題で、キャンパスでもいろんな意味で有名人。マンチ学生部長はKKTを潰すと宣言するが、突如現れたジジがそれを阻止する。
シャネルには、前会長のメラニーに対して、殺人未遂の疑惑がかかっている(日焼けスプレーに塩酸を入れたと思われている)。

新入生のグレースは大学にやってくる。彼女はKKTに入ろうとしているが、父はそれを阻止しようとしている。寮のルームメイト・ゼイデイを誘い、KKTに入ろうとするグレース。

グレースを、赤い悪魔(の格好をした人)が見つめている。

マンチとジジの話し合いにより、KKTは今年から誰でも入会希望者を受け入れることになってしまう。ダサくてイケてない女の子たちを受け入れなければいけないことに絶叫するシャネルたち。
DDS(デッキーダラーズカラーズ・男性の社交クラブ。ゴルフをたしなむ)の会長・チャドに、KKTの株が下がったことを理由にフラれかけるシャネルは、どうにかしてダサい見習いたちを追い出そうと考える。

コーヒーショップでバリスタにムチャクチャを言うシャネル。そのバリスタ・ピートを優しく慰めるグレース。実はピートは大学新聞の編集をしており、KKTの悪評を彼女に伝える。だが、彼自身もシャネルの信者だった時期があり、それを知ったグレースはがっかりする。

シャネルは見習いたちを驚かすため、ミス・ビーンの顔を煮えた油につける計画を立てていた(もちろん、演技で)。だが、彼女の部屋で切り裂かれた自分の顔写真などを見つけて激昂したシャネルは、本当にビーンの顔を、煮えたぎった油につっこんでしまう。
グレースは通報しようとするが、シャネルが金で証言を変えさせ、グレースに罪を着せると宣言する。仕方なしに隠ぺいを手伝う見習いたち。しかし、それをピートに目撃される。

マンチ学生部長は成績をエサにチャドを寝ていた。彼女は思ったよりも低収入であり、夫にも捨てられていた。イライラする気持ちを社交クラブを潰すことに向けている。

グレースはピートと協力し、KKTの真実を暴いてシャネルを失脚させようとする。そしてミズ・ビーンの死体を確認しに行くが、そこにシャネルとチャドがやってくる。隠れるグレースたち。だが、ミズ・ビーンの死体は隠されていた冷凍庫から消えていた。

この事態に恐れをなしたシャネル2番は、実家に戻ろうとする。だが、悪魔が彼女の部屋に押し入り、彼女を殺す。殺される寸前、わざわざパソコンでSNSに「赤い悪魔に殺される」と書き込むシャネル2番。

グレースはシャネルに宣戦布告する。シャネルは彼女を仲間に引き入れようとし、愛されなかった過去を明かす。だが、だからといって何をしてもいいわけではない。シャネルの誘いを断るグレース。

一方、他の見習いたちは根性試しのイベントのひとつとして、庭に埋められていた。だが、突然芝刈り機にのった赤い悪魔がやってきて、ティファニーの頭を潰してしまう!

感想

・ファッションは正直、そこまでおしゃれと思わなかった……まあ、2015年のファッションだからかな?キラキラ感は強いですし、皆かわいいんですけど、「セックス・アンド・ザ・シティ」のレベルでギラギラはしていないかな。お金はかかってるなーと思う。どちらかというと、インテリアのほうがステキだなと思います。
・しかし、どぎついゴア描写が続き、ホラーファンでも満足の展開。しかし、男性にはなかなかキツそうな内容ではありますが、女の子はかわいいので、男性ホラーファンもお試しでご覧になってみてもいいかももしれません。なお、オープニングムービーは5話から挿入されますが、こちらも必見です。