「フリーキッシュ 絶望都市」シーズン1・第9話のネタバレ

フリーキッシュ絶望都市S1

前話までのあらすじ

・バレットの策略により、外に出たラショーン。だが、何かに見つかってしまった。
・ナタリーとディーゼルは恋に落ちる。
・誰かが学校にやってきた……久しぶりの大人の登場!

第9話のネタバレ

防護服に身を包んだ男は、ジョン・コリンズと名乗り、中に入ってくる。断水していたのは、消火活動のためだったと語る彼。彼は生存者の人数、無線で連絡をよこした人間は誰か(バレットが名乗り出る)、さらには名前を聞き、5分で学校を脱出すると告げる。喜ぶ生徒たち。

水を飲んで喜ぶグローヴァーやディーゼル。ゾーイはバレットにハグをして、感謝を伝える。

その一方で、ジョンの横にいるヴァイオレット。何のせいで起きたのかを探っているのだ。
(自分のせいでこの事態が起きたのかを知りたがっている)
業務上の事故のせいで毒が飛散したというジョン。密かにヴァイオレットは自分の責任ではなかったことを確認して、安堵する。そこにバレットも来て、曖昧なところもある彼の発言を疑う。

外の生存者はところどころで孤立していて、誰が生き残っているのかわからない。ワクチンを接種すれば皆は外に出られるというが、バレットはワクチンを勧める彼がずっと防護服を着ていることを怪しむ。バレットだけはジョンに当たりが強く、ディーゼルはその態度を咎める。他の者は無邪気に喜んでいるが、バレットだけはゾーイに「ダメだよ」と呟く。

ディーゼルは劇の小道具の中から見つけたというジュースを出し、グローヴァー、ヴァイオレット、ナタリーと乾杯する。

ゾーイはジョンに、ラショーンを見かけなかったか尋ねる。ジョンは彼を探すと約束するが、それは本当だろうか?

これからのこと。ヴァイオレットはこれからビールが飲みたいといい、ナタリーは母親に会いたいという。ディーゼルはライルの母親を探すと言い、ナタリーは彼にもたれかかる。気を使って、席を外すヴァイオレットとグローヴァー。

あと20分で助けが来る。体育館に寝転がり、感傷に浸るグローヴァーとヴァイオレット。呼び出しをくらった理由について突然、彼は話し始める。グローヴァーは本当は呼び出されておらず、ヴァイオレットに会いたくて無理やり学校に来たと告白したのだ。ヴァイオレットはそのせいで逃げられたかもしれないのにというが、グローヴァーはそのおかげで助かったのかも、と言う。
キスをする2人。だが、立ち去ろうとするグローヴァーに「これだけ?」と言う彼女。2人はさらに濃厚なキスを始める。

ゾーイはラショーンのロッカーを開き、ヌードルとラショーンとゾーイで撮った写真をはがす。3人はすごく仲が良かったのだ。だが、その時間はもう帰らない。ヌードルは死に、ラショーンは行方不明だ。

バレットは、こっそりとパソコンにあったファイルを削除している。ナタリーはそれを目撃して、ケラー化学に関連するファイルだと気が付く。バレットはそれを口止めしようとするが、彼女は皆に言うと言い出す。

ジョンの仲間の気配がしないと指摘するディーゼル。だが、それは「ゾンビたちに気付かれないため」とジョンは言う。本当だろうか?そこにナタリーがやってくる。

イチャイチャしながら歩いているグローヴァーとヴァイオレットだが、食堂に貼られたメアリーとの写真を見つけ、ふと静かになる。写真を剥がして持っていく彼。そこに、ディーゼルがやってきてバレットのことを知らないかと尋ねる。

ジョンはナタリーと共に、バレットが壊したパソコンを調べている。

グローヴァーはバレットを見つけるが、彼はジョンの持ってきた注射器を盗んでいた。バレットはジョンの正体を怪しんでいるが、グローヴァーは彼がケラー化学をハッキングしていたことで不信感を持っている。彼にはハッカー仲間がおり、何か目的があったようだ。

ナタリーとディーゼルは、希望と不安の間で揺れている。
「これが、始まり」
ゾーイがやってきて、集合を告げる。

モルモットにジョンの持ってきた注射器を刺すバレット。それをグローヴァーに見せるというのだ。彼はその薬が毒だと確信している。

ジョンは、バレットがFBIに追われていると告白し、1つの注射器を持って逃亡したと生徒たちに告げる。ジョンは自分がバレットを探すと言い出す。ゾーイは複雑な表情でそれを見ている。

注射を投与されたモルモットは、まったく変化しない。グローヴァーは彼を笑って部屋を出ていこうとするが、突然ゾンビが登場し、2人を襲う。ゾンビをひきつけるグローヴァー。それを銃殺したのは、ジョンだった。

ディーゼルは救援が来ないことを怪しみ、他の者はバレットとグローヴァーの居場所を案じている。
バレットのことを責めるメンバーだが、ゾーイだけは彼をかばう姿勢を見せる。

ジョンとモルモットの部屋に戻ってきたグローヴァー。ジョンはバレットを探すためにそこを去るが、薬を投与されたモルモットが死んでいることにグローヴァーは気が付く。
グローヴァーが廊下に出ると、透けガラスのドアの向こうにバレットが倒れているのが見える。驚くグローヴァーだが、振り返るとそこにはジョンがおり、なぜかグローヴァーをブン殴る。気絶するグローヴァー。

目が覚めたグローヴァーとバレットは教室で拘束されている。2人は協力して抜け出そうとする。
バレットはケラー化学のやっていることを暴くために、ハッキングをしていた。核心に迫ったところで、ケラー化学は工場ごと証拠を爆破したのだ。
バレットはジョンが『掃除屋』だと言い、彼らを全員殺すつもりのはずだと言うが、では、なぜジョンはグローヴァーをその場で殺さなかったのだろうか?

注射を始めようとしているジョン。最初の注射に、ナタリーが立候補する。そしてナタリーの肌に、注射針が突き刺さる!

感想

・いかにも怪しげなジョン。彼の目的とは何なのでしょうか?
・バレットはケラー化学の何を知っていたのでしょうか?
・ナタリーは注射を打たれてしまいました。彼女はどうなるのか??
・と、いろいろ最終話への伏線を盛り込んできたエピソードです。