「フリーキッシュ 絶望都市」シーズン1・第10話(最終話)のネタバレ

フリーキッシュ絶望都市S1

シーズン1のおさらい

・高校生たちが高校に閉じ込められる。
・9人の生存者のうち、メアリーはゾンビ化。ヌードルはそのメアリーに食べられてしまう。
・ラショーンは皆を代表して外に出るが、消息不明になる。
・残った6人のもとに現れた謎の男・ジョン。彼の正体は?

第10話のネタバレ

グローヴァーは自分を縛っているイスを倒して、拘束を解く。部屋を出て、注射を続けようとしているジョンをブン殴るグローヴァー。だが、既にナタリーは薬を投与されてしまっていた。

ジョンを拘束するバレットたち。モルモットはほんの少しの刺激や薬品でも死ぬと主張するジョンだが、ディーゼルがワクチンを彼に打とうとしたところで降参する。その態度にナタリーは絶句する。ジョンはナタリーを助けると言い出すが、「一人で死なせねえ」とディーゼルはジョンの首筋にワクチンを注射する。

ジョンを見張っているディーゼル。ジョンの手元には、小さなカミソリの刃のようなものが見える。

ゾーイとナタリーは通路をウロウロしている。ゾーイは親友を心配しているようだ。ナタリーは自分が死ぬかもしれないことに、ピンときていない。

グローヴァー、ヴァイオレット、バレットはジョンの荷物を漁っている。彼はやはり、ケラー化学の職員だった。グローヴァーは「捕獲対象」と書かれた写真を見つけ、中を確認して驚く。そしてそれを隠してしまう。

ジョンは手を縛っているテープを削りながら、それをごまかすようにしゃべり続ける。ディーゼルがナタリーを守れなかったことを挑発するジョン。ディーゼルが彼のそばに寄ったところで、ジョンはロープをほどき、ディーゼルと取っ組み合いを始める。ジョンは足を撃たれるが、ディーゼルも撃たれてしまう。

ジョンの逃げたあと、そして血痕を見つけるグローヴァーとヴァイオレット。腹を撃たれているディーゼルを見つける。

医務室にいるディーゼル。幸いにも、急所をそれていたというバレットだが、あと4発、銃の弾は残っている。ジョンが逃げられないように防護服を隠して、彼らはバラバラに隠れることにする。
だが、ヴァイオレットを人質にとられ、グローヴァーは防護服を探しに戻る。

ナタリーはまったく変化していない。逆にそわそわしてしまうゾーイ。
だが2人きりになったナタリーは涙を流し、ディーゼルと離れたくないと泣き出してしまう。

ジョンのもとに、防護服を持って戻ったグローヴァー。その後ろにはディーゼルとバレットもいる。
グローヴァーは彼女を放すように頼み、ジョンは「外に出る前に見かけたら撃つぞ」と怒鳴る。彼らは走って立ち去る。

防護服を着たジョンはシェルターの扉の鉄パイプを外してしまう。騒ぎ出す元生徒ゾンビたち。

外に出たジョン。と、グローヴァーはカウントダウンを始める。0になった瞬間、彼の防護服にこっそり取り付けられていたスマートフォンのタイマーが鳴りだし、ジョンはゾンビに襲われてそのまま絶命してしまう。

ナタリーは具合が悪そうだ。そのそばにいるディーゼル。ナタリーはディーゼルの優しさに感謝する。またウルウルする2人。

他の4人は廊下にいるが、シェルターと廊下をつなぐ扉が壊れて、隔離されていたゾンビたちがあふれ出してくる。慌てて戦うも、劣勢だ。彼らはディーゼルたちがいる医務室に逃げ込むが、扉は既に壊れそうになっている。
それを見たナタリーは自らもうひとつのドアから飛び出し、ゾンビをひきつける。ゾンビに襲われるナタリー。ディーゼルは半狂乱になってそれを止めようとしているが、グローヴァーが彼を引きずっていく。
ゾンビたちのいるエリアは封鎖される。
泣いているゾーイ、暴れているディーゼル。ジョンから盗んだターゲットの写真を見ているグローヴァーだが、その写真は、他の誰でもないグローヴァー本人だった。ターゲットは彼だったのだ。だが、ヴァイオレットにそれを言い出せない。

正面玄関のソファーで、泣いているゾーイの頭をなでているバレット。だが、その背後に誰かが現れる。ラショーンだ!ラショーンに抱き着くゾーイだが、「ついてきて、仕方なかった」と呟く彼。バレットやゾーイが振り返ると、正面玄関にはたくさんの人が集まっているように見える。

感想

残された謎を整理すると、
・グローヴァーはジョンやケラー化学に狙われている?(父親のせい?)
・ラショーンは誰を連れて戻ってきたのか?
・バレットはいったい、何をどこまで知っているのか?
というあたりでしょうか。しかし、ゾーイが残ってナタリーが退場したのにはビックリ。だけど、バレットとラショーンの間でフラフラする役が必要だからねぇ……。
グローヴァーはちょっと変わり者だけどまっすぐな青年、ディーゼルは不良だけど仲間思い、バレットは悪人だけどそうなるだけの理由があったよう、というようにとにかくテンプレ祭りなのですが、ムチャクチャ怖いわけでもない(ゾンビの描写もマイルド、襲われる描写はあるものの丁寧には描かれない)ので、ホントにティーン向けって感じであります。見やすいですね。