「血まみれスケバンチェーンソー」

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2016年の映画「血まみれスケバンチェーンソー」。
・想像以上にスプラッター
・ストーリーはあってないようなもの
・改造死体&女子高生マッドサイエンティストとスケバンの闘い
アクションと説明セリフの連続なので、ボーッとしながら見ていた。ふんどしTバックで話題になった今作ですが、ふんどしってこういうのなの?

あらすじ

三家本礼の同名コミックを「仮面ライダードライブ」の内田理央主演で映画化したバイオレンス・アクション・ホラー。共演は山地まり、佐藤聖羅。監督は「メサイア」シリーズの山口ヒロキ。解体屋に生まれた最強スケバン、鋸村ギーコ。そんな彼女の前に、同級生でマッドサイエンティストの碧井ネロによって改造されたクラスメイトたちが襲い掛かってくる。家業で培ったチェーンソーの技を駆使して、次々と現われる刺客たちを輪切りにしていくギーコだったが…。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=354090

ネタバレ

・ギーコ、登校中に自転車で女子高生を轢く。脳みそが飛び出す。
だが、彼らはギーコのクラスメイトであり、ネロによって改造された生徒たちだった。ギーコは躊躇なく彼らを殺す。
・チアリーダーの爆谷サユリがギーコを襲う。彼女は誰とでも関係を持つチアリーダーと噂を流され、ショックからネロに改造された。
おまたからミサイルを撃つサユリ(この人、元SKEですよね……)。補充ももちろんおまたから。四つん這いでミサイルを入れる。
・ギーコは彼女を襲うが、その一方で傷の手当てを手伝う。ネロはクラスメイトの生首に機械の足をつけ、クモのようにしている(こいつがギーコにいろいろ差し入れしてくる)。
・スケバンの道理を延々演説するギーコ。

・学校に追試を受けに来たギーコだが、それどころではない。
・回想。ネロはクラスメートの猫を改造して、皆から嫌われてしまった。
・ゾンビ忍者部隊・怨憎は女から男に性転換して、ギーコを襲う。

・チェーンソーを壊したギーコは、機械工作部の部長(この人が一番演技うまい)に助けてもらう。弾が飛び出したり、遠方攻撃が可能になったチェーンソー。追ってきたクノイチのおっぱいの谷間にチェーンソーを挟ませるギーコ。説教タイム。
・ギーコは殺された機械工作部の部員たちの仇をうってくれと頼まれる。

・改造された級友たちが襲ってくる。彼らをギーコは次々殺す。
(頭がカラスの奴がいてかわいい♡)
ちなみに体が真っ二つになったり、血飛沫のシーンは合成。なぜか臓物だけは作り物(コントの小道具みたい)。

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・屋上でギーコとネロは対決する。
・ギーコは以前、ネロにキスの仕方を聞いていた。それがネロがこの騒動を引き起こすきっかけになったらしい(よくわからないけど、理解する気もないので放置した)。
・工作部の部員たちの怨念が詰まったチェーンソーを取りだすネロ。
・生きていた怨憎がギーコをかばって死亡。
・サユリも再登場。ネロに協力を申し出るが、体に仕込まれた自爆装置をオンにされ、そのまま爆発。その前に自ら屋上を飛び降りる。
・チェーンソーがネロを拒否し、ギーコのもとへ。ギーコはネロにキスをして、チェーンソーを突き刺す。

・トラックで迎えに来た解体屋の男。ギーコはこの男が好きらしい。彼女はサユリの遺した片手と、怨憎が遺した手裏剣を抱えて学校を後にする。

感想

・主人公の子がAKB48のきたりえに見えて仕方ない。でもすっごい細いのね。
・エキストラの人たちが絶妙に演技ヘタなんですけど、スタッフ??
・改造死体、チェーンソー含む武器、臓物にだけ異様に気合が入ってたな。監督が好きなのかしら?しかし、井口昇監督の影響ってすごいな。あと「キルラキル」っぽくしたかったのかなあという印象。
・原作は「ゾンビ屋れいこ」を書いていた漫画家の三家本礼さんですが、原作のほうがたぶん面白いと思う(女の子の色っぽさがすごい)。いろんなものをギュギュッと詰め込んだ結果、さっぱりストーリーがわからなくなった。キスのくだりなんだったんだ。
・あと、女優さんの顔が時々脂ぎってたのが気になりました。これは女優さんは悪くない!メイクさん……。