「アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ」

attackofthekillerdo

2016年の「アタック・オブ・ザ・キラードーナツ」を見ました。アメリカ映画です。
「アタック・オブ・ザ・キラートマト」も見ていますが、オマージュを捧げているそうですが……これはオマージュなのか?という感じの出来であります。
そもそも
C G で 再 現 さ れ て 空 飛 ぶ ド ー ナ ツ
という点で、ナンカチガウ感が増しております。ドーナツに歯を埋めて糸で動かすくらいのチープさがちょうどよかったんじゃないかしら。

ネタバレ

・主人公のジョニー、起床して仕事へ。セクシーママはベーコンのみの朝食を提供。
(この「ママが異様に若い」のはネタなのか?覚えてない)
・ジョニーのおじさんがマッドサイエンティストで、凶暴化する薬を発明している
(このおじさんにPCを貸していた主人公が回収。甥っ子にPC借りる研究者……)
・ヒロイン・ミシェルは主人公の幼なじみで、2人はドーナツ店に勤務。
ヒロインはPCに詳しいという謎スペック持ちだが、まったく話の本筋と関係なし。
・ジョニー、恋人(ヒロインとは別の人)に交際費を巻き上げられている。その様子を苦々しく見ているヒロイン。
・おじさんがPCをまた借りに来るが、その時ケンカになってドーナツ油に薬が落ちる。
・陽気なおばさんや警察がドーナツ購入。当然襲われる。
・ドーナツを食った男(警察が捕まえたショボい犯罪者)はゲ●やらオナラやらをまき散らして死亡。
・ライバル店のおじさんにもドーナツあげる。なぜかこのおっさんのシャワーシーンがあり、その最中にドーナツが来襲。
・ヤンキーに絡まれ、それを発端に店長と喧嘩をしてやめる主人公とヒロイン。

・ジョニーとミシェル、ジョニーの親友(冴えないヤツ)が帰宅中、ドーナツに汚染された男を轢く。
・ドーナツ、店長を襲う。 (整列しているドーナツはかわいい)
・ヤンキーたちもドーナツに襲われてオナラ死
・ジョニー、自分の恋人が別の男とカーセックスしているのを発見。怒って別れる。
・ドーナツ店の客のおばさんの家の様子を見に行くも、既にドーナツに殺されている。警察にホールドアップされるも、ドーナツが襲う。なぜか向かいの家の夫婦も死亡(両耳をドーナツで挟み死)。

・ドーナツ、パトカーを運転して主人公の恋人のもとへ。カーセックス中の男の頭にねじりドーナツが刺さる!
・主人公たち、おじさんのもとへ。解毒剤を手に入れる。
・ホッケースティック、テニスラケット、注射器をつけた棒、水鉄砲を武器に戦うぞ!
・ドーナツ店、大量のドーナツが飛びまわる(まあ、飛んでるだけなんスけど)。
・主人公の親友、主人公のセクシーママとセックスしたことを告白。なぜだ。
・ジョニー、店を爆発させてドーナツを粉砕。炎上するドーナツ。ジョニーとミシェルはキスをして付き合い始める。
・翌朝、同じベッドで目覚める2人。だが、窓の外にはまた生きているドーナツが……!?

感想

・飛び回るドーナツのCGのしょぼさがスゴイ。CGのほうが高くついているのか?現物を用意する手間よりは……ということなのか?しかし、そこを惜しんで「オマージュ」ってのはどうなのだ。
・話自体は特筆すべきことはなし。
・どうでもいいけど、ドーナツがまずそう。しかし、ボスのドーナツの前で整列していたり、ドーナツにも個性があったり(形がバラバラ)とかわいいところもある。でも、その個性によって殺し方が違うというわけでもない!そこがねぇ……。
・ドーナツ片手に「こっ、殺されるぅ~!」と1人芝居するバカバカしさをもっと見たかった。
・キラートマトがよっぽど好きなら見てもいいと思います。私はまあまあ満足です。