「Zネーション」シーズン2・第5話のネタバレ

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5話はなんと、出産回です!
・マーフィの子どもが出産される。果たして、どんな子供が生まれるのか!?
・また新たなコミュニティを訪れるロベルタたち。過酷な選択を迫られることになる!
・でっかいチーズ回でもあります

第5話のあらすじ

「緊迫の中で/ZOMBABY! 」
マーフィに過去の行いのツケが回る。マーフィを追ってきたセレナが妊娠していて、赤ん坊の父親は彼だと言うのだ。一方チームは、ひっそりと暮らすメノナイト教徒たちの農場にたどり着き、彼らが、ゾンビだけでなく炭疽病とも闘っていることを知る。だが、アディと10Kも炭疽病に感染し事態は緊迫する。果たして限られた時間内に治療薬は手に入るのか? そんな中、セレナが産気づき、マーフィが父親に!
http://wwws.warnerbros.co.jp/kaidora/znation/ep.php

※公式HPでは「セレナ」と表記されていますが、吹き替えでは「セリーナ」となっているはず。そちらで表記統一しています。

ネタバレ

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ロベルタたちは走っている!
ウィスコンシン州のチーズパレードの最中にゾンビになった人たちが、コスプレ姿で彼らを追いかけてくる。数が多すぎて、マーフィでも操れないらしい。

路上に展示された世界最大の大きなチーズを見つけて、切り取って食べるドク。
臨月のセリーナの具合も悪く、もう移動できないというアディ。
ロベルタは世界最大のチーズを利用しようと思いつく。チーズを転がして、ゾンビたちを砕こうというのだ。坂道で押し出され、ゾンビたちを押しつぶしながら、巨大チーズは転がり続けていく。

再度、車に乗っている彼ら。セリーナがまた吐いているので、停車している。
マーフィはセリーナに冷たい。だが、懇願されて彼女と話しに行く。急に元気になるセリーナだが、突然吐き戻しまくったりと安定しない。

また、銃撃される車。ゼロの車を盗んで来たことが関係しているのかもしれない。
ロベルタたちは彼らに立ち向かおうとするが、セリーナが「こっちには妊婦がいるんだよ!」と怒鳴りながら銃乱射をしまくり、なんと敵が全滅する。
「いい子じゃないか、好きになってきた」とドクは呟く。

車を乗り替えるグループ。ヴァスケスはこっそり、無線をカバンに入れている。
移動した車の中では、セリーナは「4年間腐っていない」ハンバーガー(マクドナルド?)を食べている。

巨大チーズはまだ、転がり続けている。

ロベルタたちはヴァスケスが知っているメノー派のコミュニティに移動することにする。彼らはそれぞれ偵察に出かけていく。
ヴァスケスは物陰で、こっそりメキシコの無線を聞いている。

10Kはコミュニティの人間と遭遇するが、ゾンビも現れる。農夫ゾンビや羊ゾンビも現れ、それを10Kが殺す。だが、彼はゾンビから出てきた粉を思いっきり浴びてしまう。コミュニティの人間たちは逃げるように建物に閉じこもり、出てこない。

車の中では、セリーナだけが楽しそうにしている(マーフィはウンザリ)。そんななか、皆が次々と戻ってくる。ヴァスケスは羊のハムの燻製と、イチゴジャムを見つけてきた。だが、彼がゾンビの粉にまみれていないことを、不審に思うロベルタ。
だが、そこにまた農夫ゾンビたちが登場する。彼らを退治するロベルタたちだが(ドクは、羊のハムでゾンビの足元を攻撃して転ばせる)、コミュニティには受け入れてはもらえない。実は、白い粉の正体は炭疽菌だという。
それを思いっきり浴びた10Kが菌のせいで倒れてしまい、さらにセリーナは破水してしまう。

10Kは、同じ症状で苦しむ人たちがいる部屋に運び込まれる。特効薬である「シプロ」が足らないので、死ぬのが遅れているだけという状況だ。
出産間近のセリーナはハイテンションで叫びまくっている。かなりの難産だ。

このままでは10Kが死ぬ。アディとヴァスケスは、車で近くの薬局まで行くことにする。コミュニティのリーダーも一緒についてくることになる。彼とアディは打ち解ける。
ロベルタは残って「キリスト生誕を見守る」と皮肉る。

難産すぎて、セリーナは暴れまくる。ドクにもどうにもできない。ロベルタはそれを慰めるが、マーフィもセリーナと一緒に唸りまくり、ハチャメチャな状況になりつつある。

薬局に着いたヴァスケスとアディ。具合が悪そうな男を見つけるも、「殺してくれ、死にたい」と懇願される。彼は残っていた薬を全部飲んでしまっている。
男は殺されるために、注射を片手にとびかかってくる。彼を撃つヴァスケスとアディ。だが、リーダーはそれを非難する。自分が死ぬより、殺すほうを選ぶ精神が信じられないのだ。

セリーナは相変わらずだ。マーフィとは「マーくん」「リナリナ」と呼び合っている(どういうこっちゃ?今シーズンは吹き替えでも、こういう余計な遊びが多いです)。
マーフィはおかしくなりそうだとドクに懇願すると、ガムを渡される。
「ニコチン入りガムだ」
最初はガムなんてとバカにしていたが、喜んで噛み始めるマーフィ。

アディたちが戻ってくるが、その浮かない表情ですべてを察するロベルタ。しかも、アディも倒れてしまう。10Kも命が危ない。

畑のほうでは、ゾンビたちがゾンビラクダをひきつれてこちらに歩いてくる。

ロベルタやヴァスケス、ドクは軍隊にいた頃に、炭疽菌の予防接種を受けていた。だから、彼らは無事だったのだ。
ドクは、マーフィにアディと10Kを噛ませたらどうかと提案する。しかしロベルタはそれを拒否し、村人たちからシプロを奪うことを提案する。任務を遂行するためだから仕方がない。ヴァスケスは元気な村人たちの数や、武器の数を把握している。ロベルタとヴァスケスは、シプロを盗むことを選ぶ。

セリーナの腹の中で、赤ちゃんが蠢いているのが見える。その異様な光景に、ドクはどうしたらいいのかわからない。とりあえず、ナタを隠し持つ。

ロベルタとヴァスケスは銃を準備している。そして村人たちが集まっている、病人の施設に侵入する。ロベルタはシプロを奪い、10Kとアディを運び出す。
メノー派の人たちは、全てを受け入れる。
「本当にごめんなさい」
「あなたに神のご加護を」
彼らは決して怒らない。ロベルタはやはり、後悔している。

子どもは全然生まれてこない。ロベルタたちは納屋に10Kたちを運び込み、薬を飲ませる。
そこに、とうとう子どもが出てくる。しかし、その光景は異様だ。
「この子は押し出されてきているんじゃない、自分たちで出てきているんだ」
母の太ももに手を突き、赤ん坊は自ら体を引き抜く。

ゾンビラクダを連れたゾンビ、馬ゾンビ、ロバゾンビ、ヤギゾンビが納屋に集まってくる。本当にキリスト生誕のようだ。中から赤ちゃんの声がする。
ゾンビが中に入ってきていることに気が付くアディ。だが、病み上がりで動けない。ゾンビは次々増えてきている。赤ん坊はブルーがかった肌をしていて、とても元気だ。
「どっちなんだ」
「女の子だ」
ドクが聞きたいのはゾンビか人間か、だ。ロベルタは彼の持っていた包丁を見咎めるが、「へその緒を切るため」と彼は誤魔化す。だが、赤子は自分のへその緒を自分で噛み切った。
マーフィは赤ちゃんを大切に抱きしめる。

そしてここで、ロベルタがゾンビに気が付き、襲撃が始まる。マーフィはゾンビを操れない。むしろ、ゾンビたちは赤子を狙ってきている。
追い詰められるグループだが、セリーナは自分の子どもを守るために戦う。素手でゾンビの体を引きちぎり、臓物を引きずり出す。そして、ゾンビに囲まれて噛まれ、絶命する。次の瞬間、彼女もゾンビになっている。マーフィの懇願で、ロベルタはセリーナを撃つ。
「慈悲を与える」

マーフィは赤ちゃんをあやしながら、ひどく落ち込んでいる。
10Kが目覚めたようだ。子どもは元気になっている。ロベルタはセリーヌが考えていた子供の名前のリストを渡すが、「こんな世の中にはマジメすぎる」とマーフィは反対する。

アディは10Kにコンドームを渡す。「童貞のまま死なないで、でもやる時はちゃんとつけて」ということらしい。ニヤニヤしているドクやアディ。

娘には母の名前の「ルシンダ」からとって、「ルーシー」と名付けるマーフィ。もう、娘にメロメロになっている。

チーズはまだ転がっていて、今度は牛を巻き込んで転がり続ける。

感想

・仲間を助けるために他の人を犠牲にできるか?という回。
ただし、今回登場した宗派を全然知らないという無知のため、彼らの絶望が理解しがたい感じ。
・なかなか面白いブチギレキャラだったセリーナも、今回で死亡。
急激に老け込んでいたのは気になりましたけど……前シーズン、もっとぴちぴち美女だったような?
・マーフィとセリーナの出産シーンはドタバタギャグっぽくて面白かったです。
・今シーズンはコスプレゾンビが非常に多いですが、チーズのかぶりものをしたゾンビだけでなく、動物ゾンビも多く登場します。かわいいような気持ち悪いような……。
・マーフィの娘・ルーシー初登場。彼女は今後、物語のキーパーソンになりそうです!