「ゾンビ・アット・ホーム」シーズン2・第2話のネタバレ

In-The-Flesh

長文なのでネタバレオンリーで。もろもろ感想は第6話でやります。

試験を受けているジェム。そのペンから、血がどんどん溢れてきます。生徒も先生もゾンビ。持っている銃からは弾が出てこない。絶望して引き裂かれるジェム。悪夢から目を覚ます彼女。

ジェムがリビングに行くと、キーレンとスーがベレー帽をかぶって座っています。パパはボーダーのシャツに赤いネッカチーフ、ベレー帽をかぶって皆に食事をサーブ。キーレンの送別会だそうです。ほっこりシーン。

墓場。埋葬される神父の棺桶の上に、鉄枠がつけられています。「蘇ってきても地上に出られないように」という本人の希望らしいです。「バカね」という人もいれば「蘇りはある」と断言する女性もいます。顔を見合わせる人たち。

エイミーは冷蔵庫に置かれている薬を注射器で吸い上げています。リビングでは、サイモンが女子高生の患者にカウンセリングをしています。彼に薬を打つエイミー。そして、エイミーはキーレンを止めに出かけるようです。

キーレンは旅立つよう。家族それぞれとハグをします。

フレディの姿を見つけて駆け寄るディーン。しかし、フレディがバイトで抜けがけをしたことをしり、失望して去っていきます。

神父がいた席に座っている議員。彼女に従うフィルや女性の委員、不満気な男性委員(前シーズンで登場したリサのパパ?)。フィルは昇進したようですが、いかにも鼻でつかわれています。

キーレンを止めに来たエイミー。彼は、議員を警戒しているから海外に行かねばと考えてもいるようです。「海外に行かなきゃ薄化粧になれないの?」という彼女を振り払うようにするキーレン。
しかし、なぜか彼は切符を売ってもらえません。そこにフィルがやってきます。「一緒に来てくれ」という彼は、患者向けのセミナーを受けるように言い出します。

ジェムは相変わらず、孤立しています。授業ではひとりぼっち……かと思いきや、彼女に片思いしている患者の男の子・ヘンリーが誘ってくれて同じ机に座ります。授業のテーマは復活について。ヘンリーは、「ジェムは義勇軍だったから、話を聞いてみたらどうか」と言い出します。嫌がりながらも、立ち上がるジェム。

その頃、村では20人ほどの患者が集められています。突然ビデオを見せられる彼ら。患者たちに奉仕活動(どぶさらいや皿洗い)をするように促す内容に怒る彼ら。奉仕活動を終えると、市民権の取得申請ができるそうですが……。しかも、「奉仕活動」と書かれたチョッキも着用しなければいけません。これは全員の義務なのだといいます。
なお、パスポートの記載も変わり、奉仕活動の修了証明がなければ海外に行くこともできないそう。復活した日を聞いてきた議員に、「わからない」と答えるキーレンです。

武勇伝を話したことで、友達ができたジェム。しかし、彼女たちはゾンビをバカにしていて嫌な感じ!発表会で組む相手を探してやってきたヘンリーを追いかけす女の子たち。実はこのヘンリーとジェムは元同級生であり、キスもした仲だということがわかります。

預言者に心酔する、患者の高校生たち。そのなかのひとりは、例の薬も手に入れているようで……!?

家に帰り、奉仕活動の内容を調べている家族。その期間は6ヵ月を要するよう!がっかりするキーレンです。ジェムは発表を一緒にすると約束した女の子と出かけます。

フィルとシャーリー。議員のやりくちに心酔するフィルに苦言を呈すシャーリー。「視野を広げろ」という彼女ですが、なんと息子の写真を出会い系サイトに登録して相手探しまでしていたよう!怒ってしまうフィル。

フィルは家を飛び出します。誰かの家を訪れるフィル。しかし、その様子を向かいの家が撮影しています。その家の中ではガンガンにクラブ音楽がかかり、怪しげなムード。なんとここは感染者の女性がいる売春宿のようです!しかもフィル、ここに来るのは初めてではないみたい。

スーパーマーケットで飲み物を選んでいるジェム。彼女は具合が悪そうです。

売春宿では患者の女性が衣装を変えて現れます。その姿は、まるでエイミーそっくり!しかも、彼女自身に「エイミー」と名乗らせています。フィルは彼女のことが好きなのでしょうか!?

いちゃいちゃしているサイモンとエイミ-。しかし、エイミーは具合が悪そうです。頭痛がするのか?頭を抑えています。手の震えも止まりません。

ジェムと女の子は一緒に部屋で発表の打ち合わせ中。キーレンが入ってきます。「家族に感染者がいるって内緒にして」というジェム。女の子は「再会できてよかったね」と言います。

キーレンは奉仕活動のチョッキを着て、出かけます。

朝。ジェムと組んだ女の子は、母のために朝食を作っています。父の写真が一瞬映ります。
抜けがらのような母のために、朝食をベッドに置く女の子の父はゾンビに殺されたのか?それとも、復活で生き返ったけれど巡り合えていないのか?

奉仕活動に遅れてくるサイモン。フィルが見張り役です。キーレンも群れの中にいます。キーレンは手首の傷を見られて隠しますが、サイモンも自分の体に残った傷を見せます。彼も「死に損ねた」と語ります。 「人生には何の意味もない」と語るサイモンは、子どもの頃からそういう考えの持ち主だったよう。ただ、今では考えが変わった、というような言い方をします。

診療所を訪れているエイミー。腕が震えることを相談しています。独自で作った薬を注射していたというエイミーは、その副作用で震えが出てきているよう。

フィルとばったり会ったエイミー。嬉しそうなフィルですが「検尿がこぼれてるわよ」(※実際にこぼれている)とつっこまれます。

サイモンは皆にチラシを配っています。今夜、農場の母屋に埋葬された時の格好で来いという彼。
「さぼるな」と言いにくるゲーリーですが、「俺が許可した」というサイモンにびびって立ち去ります。「半年後には自分たちは解放されるはず」と信じる彼らですが、「どうせ期間が延長されるだけ」だというサイモンの意見にはいかにもという印象があります。

トイレで、薬をやってしまった患者の男子高生(ヘンリーの友達)。彼は解放軍からもらった薬を吸い、そのまま狂暴化します。

ジェムと一緒に組んだ女の子が発表しようとしているなか、そこに男子高校生がゾンビに戻って登場。発表に用意されていた刀を「あなたがやって」と持たされ、ジェムはひとりで外に出されます。泣きべそをかいているような表情のジェム。彼女は刀で立ち向かおうとします。しかし恐怖のあまり尿をもらし、刀を捨てて「中に入れて」と叫びます。次の瞬間、ゾンビだった男子高生は元の患者の姿に戻っています。ジェムを見て「何が英雄よ」という女の子。

議員のもとを訪れているゲーリー。巡回の役目で自分を雇えと言います。でも他の人たちに反対されるだろうという議員は、奉仕活動者の夜間警護という名目で彼を雇用。銃の所持すら許可します。と、そこに高校をゾンビが襲ったという連絡が入ります。

荷物をまとめているジェム。そこに女の子がやってきます。彼女は自分の父・リチャードの話を始めます。しかし、父は復活した。でも、あの時にジェムに殺されたのだと明かすのです。臆病者なのが皆にバレたわね!と罵る彼女。肩を落とすジェム。

怒られている高校生患者たち。薬の出どころを言うように怒られます。預言者のウェブサイトにアクセスしてもらったという男子高生。義勇軍が解散したせいで、危険にさらされた!という先生に、視線を合わせるゲーリーと議員。

農場の母屋では、サイモンが死んだときの服を着て準備をしています。どうやら、患者たちのダンスパーティが行われてるよう。

キーレンはネットで奉仕活動のことを調べています。やはり、6ヵ月間我慢すればいいというのはでたらめなよう。キーレンは話しかけてきた父に辛辣な対応をして、席を立ちます。

外のベンチに座り、落ち込んでいるジェム。そこにゲーリーが通りかかります。彼の車に乗り込んでしまうジェム。

死んだ時に着ていた服を身に付け、出かける決意をしたキーレン。

農家の母屋を見ながら、おしゃべりをしているジェムとゲーリー。14歳だったジェムに何度も救われたというゲーリー。その勇敢さをほめたたえます。その頬にキスをするジェム。そこからまた巡回を始めたという話になり、ジェムが売った銃をゲーリーが保持していたこともわかります。

農家の母屋ではゴリゴリの音楽がかかり、患者たちが盛り上がっています。ヘンリーはキーレンに駆けより、「俺、ジェムが好きだ!」と宣言。目をぱちくりさせるキーレン。そこにエイミーがやってきます。親友だという気分を分かち合う彼ら。しかし、ハイになっているのは羊の脳みそを食べたから!というのを聞いて、少し引くキーレンです。

死んだ日のことを語り合っているサイモンや患者たち。そこにキーレンがやってきます。いろいろな患者の話を聞き出しているサイモン。2人だけで話したいとキーレンが打ち明けます。

ジェムとゲーリーは森の中を散歩していますが、そこで患者たちのバカ騒ぎを耳にします。

フラフラと母屋から出ていくヘンリー。横ではキーレンとサイモンが話をしています。明かされるサイモンの過去。
アメリカに憧れ、渡米したこと。でも、1週間でまた絶望してしまったこと。エイミーからビルやリックのことを聞いたと打ち明けるサイモン。「自分には何もない」というキーレンですが、「君には家族もエイミーもいる、僕も」と言われて手を握られます。

薪を持って歩いているエイミー。ヘンリーも森の中をフラフラ歩いています。ひとりで駆け出して行ってしまったジェムを追いかけるゲーリー。しかし、追いつきません。

ジェムはゾンビを見つけ、彼に向かって発砲します。しかし、それはヘンリーで……顔を見合わせるゲーリーとジェム。