「ウォーキング・デッド」シーズン5・第2話のネタバレ

walkingdeads5

2話のあらすじ
第2話 暗闇からの視線 (原題:Strangers)

キャロルのおかげで終着駅から全員無事に脱出できたリックたち。再会を喜び安堵するが、ダリルは自分たちの様子をうかがう怪しい影を感じていた。そんな折、ウォーカーに囲まれ助けを求める神父と出会う。彼はリックの質問に、ウォーカーも人間も殺したことがないと答えるが、リックは神父が何かを隠していると確信する。とりあえず一行は彼の教会へ行き休息を取ろうとするが、エイブラハムはすぐにDCへ向かうべきだと主張する。
http://tv.foxjapan.com/fox/program/episode/index/prgm_id/2069

第2話「暗闇からの視線」 ネタバレ

歩き続けているリックたち。

そういや、前回のラスボス・総督の恋人の妹(レズで元警察官)もいつの間にか仲間になっていたのでした。リックは彼女を仲間に入れた理由を「あの中で戸惑っているように思えたから」「グレンを助けてくれたから」と語ります。
いつの間にか、すっかり仲間になっているこの子。名前は忘れちゃったんですけど、どう話に絡んでくるのでしょうか?

タイリースはキャロルと2人きりになった時、数人は既にキャロルのしたことを知っており、それを受け入れてくれた、だから仲間に戻れたんだと伝えます。
しかし全員にキャロルのしたことを話すべきだというタイリースと、話したくないキャロル。しかし、タイリースは前シーズンで死んだ女の子姉妹たちのことは「忘れたい」と言っています。タイリースにとって相当なトラウマのようです。

道すがら、ウォーカーを殺すミショーン。
この人、だんだんとパイレーツ・オブ・カリビアンみたいな見た目になってます。

夜。
キャロルにお礼を言うリック。
キャロルは「お礼ならタイリースに」と言いますが、それでもリックは彼女に礼を言います。
ここで終着駅で見つけた時計をリックに帰すキャロル。

追い出したリックと、追い出されたキャロル。因縁の関係です。
しかしリックは感謝の意と共に「戻ってきてくれ」という意思をきちんと伝え、それをキャロルは受け入れます。

見張りをするキャロルとダリル。「話したくない」とダリルの視線を拒み、「忘れたい」と言うキャロル(女の子たちのことか?それとも感染したタイリースの恋人を殺したことか?)。
しかし、何かの気配を感じて立ち上がるダリルです。
そこには誰かがいるようで……??

翌朝。
ダリルは森の痕跡を調べたようですが、何もなし。
とりあえず彼らは道路に出て、車を探すことにします。
サシャとボブは「不幸の中の幸い」を言い合うゲームで遊んでいます。
やたらとキスしまくる2人。

森の奥で神父に出会ったリックたち。
彼らはウォーカーに襲われていたこの男を助けますが、助けた瞬間に吐き戻している、いかにも気の弱そうなこの男。ゲイブルエルと名乗った神父は博愛主義者らしく、武器を持たずに森の中を歩き回っていたようです。食べ物まで求めてくる図々しさもありますが、なんだか憎めなさそうな感じもあります。彼はカールにもらったナッツをもぐもぐしながら「近くに教会がある」とリックたちを誘います。

「今までに殺したウォーカーの数は」と聞かれて「ゼロだ」と答えるこの神父。
「神は暴力を許さない」という神父のその答えを、リックは信じることができません。ウォーカーを殺さずに、どうして生き延びてきたのかというのか?
神父は彼らを案内しますが「ほんとは教会なんてないかもね」と余計なジョークを言って、リックやダリルに睨まれます。

教会の中を調べるリックたち。
そこには何もありません。誰もいないし、武器もない。神父が食べたらしき缶詰だけが置かれています。キャロルは彼の書いたらしき日記を見つけますが、そこには「創世記」と書かれています。

軍曹は周囲を調べている途中でバスを見つけ、修理をすることに。その修理中に食料や水、物資を探すことにする彼ら。
ここに滞在するのは危険だと主張するエイブラハムですが、リックに従って休憩することになります。

事件が起きたころに「缶詰寄付週間」だったため、その備蓄で神父は生き延びてきたものの、既に食料は尽きています。いろんな家を物色したものの、残りは一軒(というか、ひとつの施設しか残っていない)。しかしそこにはウォーカーが10人はいるという話!

サシャとボブが資源を探しに行く仲間として名乗り出ます。ちなみにタイリースはリックの娘にぞっこんですから、彼女のためなら何でもする!(今回は彼女を守る)と言う彼に、感謝するリック。
しかし、言い出しっぺのくせに絶対についてこようとしない神父。
リックはどうしても、神父を信用することができません。

リックは教会に残るカールに「お前は安全ではない。そばに仲間がいて、視界が開けていても」とこんこんと語り、気を抜くな!と気合を入れます。
カールも大人の顔になったなあ。
前エピソードに比べると急成長しているから、それは気になりますけど…。

神父は何かを隠しているのでしょうか?
そしてその秘密とは……??

探索に出かけたのは神父、リック、サシャ、ボブ、ミショーン。
ボブはリックに、ユージーンやエイブラハムたちとワシントンに行くべきだと主張します。

水を運んでいるダリルとキャロル。ダリルはキャロルに「話さなくていい、最初からみんなとやり直そう」と伝えます。しかしそれでも戸惑うキャロル。
「やり直せる」というダリルの主張になかなか頷けないキャロルですが、ダリルの優しさに少しずつ心がほぐれます。

一方、ガンショップを漁り、冷蔵庫からサイレンサーを見つけるグレンたち。
「意外なところに意外なものが隠されているものさ」
というグレンですが、この言葉は何かの伏線なのか?

さて、フードバンクに到着したリックたち。この施設は一部床が抜け落ちており、そこにウォーカーたちが落っこちています。すごく臭い模様。しかし、この落ちた床の部分に物資があるようです。
下に降りて、水の中で棚越しにウォーカーとやり合うリックたち。
しかし、あるウォーカーを見つけて、泣きべそをかきながら逃げようとする神父。
彼に迫るウォーカーを撃退すべく、リックたちもアクティブに戦い始めます。

そして、水中にいたぐちょぐちょウォーカーに、水の中に引っ張り込まれるボブ。すんでのところで大丈夫だったようです。

神父はどうやら知り合いのウォーカーを見つけてビックリしたようです。
女性のウォーカーは、彼のかつての友人だったのか?

そういえばミショーンは日本刀を終着駅で奪われたままのようですが、もう刀には執着していません。しかしアンドレアやハーシェルを恋しく思うと言うミショーン。人間らしい面が今回のエピソードから見え始めています。
でも、もう日本刀ミショーンが見られないのか……。残念ですね。

教会に戻ったリックですが、カールの発見に驚かされます。
外の窓枠部分に残されたナイフの傷跡。そして同じように壁に刻まれた「地獄の業火で焼かれろ」という文字。どうやら、この教会ではやはり何かが起きていたようです。

さて、夜は教会で缶詰パーティです。
リックの娘が、リックにあーんで何かを食べさせようとしている場面がかわいい。ひげをもぎもぎしようとするのもかわいい。ああ、かわいい。
「生存者に」と乾杯する彼ら。
しかし、エイブラハムは「ユージーンをワシントンに連れていく」話をやめません。
ワシントンが安全な場所であると強調するエイブラハム。

リックはワシントンに行くことを決めます。
キスをするサシャとボブ。キスしたら「もう一度」とおねだりするのが彼らのイチャイチャルールですが、さきほどウォーカーに水中へ引きずり込まれたボブですから、すごくフラグくさいですね。

レズっ子はマギーに、総督の仲間だったことを話します。
しかし、彼に騙されていたことも告げ、マギーに「隠したままでいたくなかった」と話すのです。それを受け入れるマギー。父を殺した人間の仲間だった彼女を、許すのです。そういえばじいさんキャラが今シーズンからいなくなったんだなあ。さびしい。

神父と話すリックですが、だんだんと神父がやさぐれてきています。酒をがぶ飲みしてるし。
過去が重く、抱えきれなくなってきたのでしょうか。
「もし自分たちの仲間に何かをしたら殺す」というリック。その顔を静かに見つめ返す神父。

夜中、ひとりで車のところに来ているキャロル。なぜそこに来ているのかはわかりませんが、何かをしていないと落ち着かない様子です。
それを追いかけてきたダリルですが、そこにたまたま?前シーズンでベスをさらった車が出現。その車を(放置されていた車に乗り込んで)キャロルとダリルで追いかけることに!

ひとりで外に出て教会を見つめながら、涙を流すボブ。もしかして、彼は感染しているのでしょうか?しかし、ボブは突然誰かに殴られて昏倒してしまいます。

目が覚めると……そこにいるのは聖域「終着駅」にいたギャレスたち。
死んだかと思いきや、生きていたのです!
ここで唐突に「彼らが人肉を食べていた」事実が語られます。
それを匂わせる描写はあったものの、断言されるのはここが初めてかな?

神父はその頃、昼間のウォーカー(メガネの女性、本体は美人)との思い出の写真を見つめています。彼女はどうやら熱心な信徒だったようですが……?

聖域からリックたちを追いかけてきたらしいギャレスですが、
「残酷だけど仕方ない。腹は減るんだ」
と言います。
そしてボブが自分の体を見下ろすと、なんと自分の左足がない!
「君が考えている以上に、君はうまいよ」
と言われ、絶叫するボブ。
ボブの足をもぐもぐと咀嚼するギャレスやその仲間たち。
網の上では、ボブの足首がジュージューしています。

どうやらギャレスたちは、リックたちも狩ろうとしているようですが……?
「Zネーション」の狂人人肉パーティもさることながら、「ウォーキング・デッド」の人肉パーティもなかなか気持ち悪いですね。でも男の足って食べるとこなさそうだけどなーとかいろいろ考えていたら気持ち悪くなりました。天罰。

第2話の主要なできごと

・まさかのカニバリズム宣言!
このシリーズってほとんどカニバリズム要素がなかったので、急展開とも言える。
・新キャラらしい神父はこの後、物語にどう絡むのか?
・フラグを立てまくっていたサシャとボブ、やはりボブの退場が予想される展開
でもおいしい展開だよな。ボブ、面白い役ですね。
・リックを中心にまとまっているチームが、今後どう分散するのか?
・ダリルとキャロルは、ベスのところまでたどり着けるのか?