「ウォーキング・デッド」シーズン5・第1話のネタバレ

walkingdeads5

さて、ウォーキング・デッドのシーズン5がとうとうレンタル開始!
なのですが、TSUTAYAがレンタル開始日なのにいつまでも店頭に並べてくれないので(遅延があったのか??)もう待ちきれずにHuluに加入してしまった人間のクズ……。
ディスカスにも入ってて、Huluにも入ったらもうわけがわからないよ!
TSUTAYA店頭→新作
ディスカス→店頭にないコアなやつ
Hulu→今更借りるまでもない旧作とかドラマとか
と住み分けようか。ホント、自分でもバカじゃないのと思います。
HuluはPCで見るのが一番スムーズだから(テレビにつなぐのめんどい)、その間、PCに重い作業ができなくなるのがイヤーね。

いや~それにしても、シーズン5の1話だけいま視聴しておるのですが、やっぱり面白いね!
「Zネーション」に比べると、主人公のリックのマジキチ具合がすさまじい。
終末世界でも奥さんに不倫されて先立たて仲間も死んだらこういう思考になるのでしょうか。

ざっくりと登場人物

リック:みんなのリーダー的存在。元警官。奥さんの不倫が原因で親友を殺害したり、錯乱したり、落ち込んだりと忙しい人。
ダリル:みんなの心のオアシスだよ!暴れん坊キャラのはずが、いつの間にかリックのいい相棒に。ボウガンが武器。シーズン4ではベスといちゃこいてたが、キャロルともフラグが立っている。背中に羽の模様が入った袖なしGジャンなんてこの人にしか着こなせないと思う。
カール:リックの息子。最近では映画出演も果たしているね。ゾンビを殺しまくり少年から脱皮して、そろそろ反抗期も終わりか?
ミショーン:日本刀を操る黒人美女。旦那と子どもを亡くした過去を持つ。無口なキャラかと思いきや、カールの前では意外とおちゃめ。
グレン:マギーとカップル。頭もいい、度胸もある、運動神経もいいという、意外とスペックの高いキャラ。
マギー:グレンとカップル。美人ですね。とにかく気が強い姉ちゃんという感じで、ミショーンとは違ったかっこよさがあります。
ベス:前作でどこかに連れ去られてしまったマギーの妹。病院に監禁されているような描写が前シーズンのラスト(か、今シーズンの予告編)で明らかに。
キャロル:監禁したタイリースの恋人を殺したせいで、前アジトの刑務所を出ていくことになった人。母性の塊みたいなキャラです。ここ一番の度胸と強さは男性キャラを凌ぐ!
タイリース:妹のサシャと刑務所に迷い込み、リックたちの仲間となったキャラ。
まっすぐで優しい性格。大柄な体格に繊細な性格という感じの人です。

その他、サシャとその恋人・ボブ、このパニックを止める手段を知っているという博士・ユージーンとその護衛をしている軍曹?エイブラハム、その部下の女性が仲間だぜ!
あと、前シーズンのボス・総督の恋人となった女性の妹(なげえ)も仲間にいます。
多いぜ!

※なお、ネタバレは文章オンリーになります。ご了承ください。

1話のあらすじ

食うか食われるか (原題:No Sanctuary)

安息の地と思っていた“終着駅”で囚われの身となったリックたち。閉じ込められた貨物車の中で再会した仲間と共に脱出のすべを探るが、リック、ダリル、グレン、ボブが引きずり出される。手足を縛られシンクらしき物の前で1列にひざまずかされた4人のそばにはナイフを研ぐ男たちがいた。その頃、終着駅の柵の外から、彼らが連れ出されるのを見ていたのは、タイリース、ジュディスと共に終着駅を目指していたキャロルだった。
http://tv.foxjapan.com/fox/program/episode/index/prgm_id/2069

第1話「食うか食われるか」 ネタバレ

少し前の話。
「看板を建てるなんて愚かだ!」と責められているギャレス(前エピソードの「終着駅」にて、リックたちを受け入れたリーダー的存在の男)。
「よかれと思って」
「で、結果は?」
暗がりでしくしくしているような人たちが背後に映ります。ブルブルするギャレス。

そして現在。
拘束されているリックたち。
タイリース、キャロル、リックの娘以外は主要キャラは捕まっています。
貨車の中に閉じ込められている彼らですが、なんとか逃げ出そうと画策。しかし、貨車の上から煙幕を投げ込まれ、そのまま連れ出されます。

倉庫のような場所に連れてこられるリック、ダリル、グレンたち。
目の前では解体されているらしい人間も見えます(何かの作戦の時の餌にするのだろうか?)。
関係のない人たちも連れてこられ(前シーズンでポカした人かな?覚えてないっす、すみません)、金属バッドで殴られて首を掻っ切られ、次々死んでいきます。
血抜きもされるんですけど、これはなぜなんでしょうかね~?

チャンスをくれ!と命乞いする仲間(全シーズンで登場したサシャの恋人で元アル中キャラ)。
しかし、現れたギャレスはリックと交渉。
武器をどこかに隠してきたんだろう、その場所を吐け!と迫ります。自分たちをその場所まで連れて行け(逃げるつもり)というリック。しかし、リックを脅しまくりのギャレス。リックのほうが明らかに不利。
しかし殺されそうになる瞬間、突然発砲音が聞こえて地面が揺れます!

さて、キャロルとタイリースの仲悪コンビはどうしているのか?
彼らも線路をたどって、終着駅を目指している様子。
ただ、キャロルは終着駅の存在を懐疑的に見ています。
一方、前シーズンで、この世界のせいで歪んでしまった姉妹に訪れた悲惨な結末を忘れられないタイリース。ウォーカーが殺せません。
キャロルがウォーカーを殺したものの、その背後から大量のウォーカーが出現。
彼らは隠れてやり過ごしますが、その大群は終着駅に向かって進んでいきます。

そして、森の中でウォーカーの大群を攪乱しようと罠を張っていた男。終着駅の仲間に無線で「刀の女危なすぎ」とか「子どもが死んだら、あの帽子俺にくれ」とか話しています。
その会話中に、この男に銃を突きつけたのがキャロル!カッコイイ~!

キャロルは単身、終着駅に乗り込むためにゾンビの血肉を塗り塗り。
タイリースはリックの娘と共に男を見張りますが、その心の迷いを見抜かれ「外に置いてある車でその子と逃げろ。じゃなきゃ、お前は(俺たちに)殺される」と煽られます。
「車にその子を乗せていっちまえ、今日は誰も殺したくないんだ」というこの男。
イラッとしながらも、揺れるタイリースであります。

ウォーカーに紛れたキャロルは終着駅を発見。
フェンスに大量のウォーカーたちが押し寄せるなか、リックが拘束されているのも見つけます。
ここからがすごい。
ガスタンクに銃で穴をあけて、そこにロケット花火を打ち込んで引火させ、汚い花火をあげるわけ。にしても、元主婦なのにキャロル強すぎですね。

爆発の音と振動を聞くタイリースと、仲間の男。相変わらず男は「誰も死ぬべきじゃない」というタイリースの優しさにつけこみ、「その考え方なら~、お前とその子が死ぬんじゃね」と煽りまくり。

終着駅では、炎上ゾンビがどんどん入り込んできます。血まみれゾンビに鼻から食べられる人間たち。
ぐちょぐちょでいいね!このシリーズでは久々のはっきりした食肉シーンかもしれない。

さて、リックは隠し持っていた木片でロープを切り(そんなことが可能なのか!?)、ダリルたちの拘束を解きます。
貨車では残された仲間たちがリックを信じて待っております。しかし、大量のゾンビが敷地内に侵入してきており、貨車も囲まれて絶望が強まって……!

終着駅に忍び込んだキャロル。人間たちが泣きながら食べられています。
ウォーカーを殺す人間を狙撃していくキャロルですが、そのせいでウォーカーに気付かれて追われるはめになります。

逃げたリックたちは武器を調達。この調達場所には、人肉がぶら下げられているんですね。
カニバリズム……??終着駅では、人肉を食べているのか?(だから血抜きしていたのか?)
貨車のなかにいる人間を助けてあげることにしますが、閉じ込められていたのは狂人だったのでびっくりします。
優しい心を見せると世紀末では危険な目に遭うというわかりやすい例であります。しかし相変わらずノーマン(の顔)はかっけぇな。

終われたキャロルが迷い込んだのは、終着駅の人間たちが奪ってきた武器や戦利品の倉庫。
彼女は仲間の大事なもの(時計とボウガン)を見つけ、それを持ち去ります。

リックたちは逃げようとしていますが、とにかくウォーカーが多い!それを駆逐しようとする人間たちもいるので、もう大変!ステルスゲームみたい!
人間同士でガンガン殺し合っているさまはやっぱり切ないですね。
さらに今回は食肉シーンがまだまだふんだんにあり、やたらと女性が食べられます。

神殿のようにろうそくが置かれ、さまざまな文字が綴られた場所で、終着駅のリーダー的存在の女性と出会って対決するキャロル。
かつてここは本当に聖域だったが、ある男たちのせいで(看板を見て侵入してきた)レイプや暴力が蔓延し、彼女たちは戦って終着駅を取り戻したということがわかります。
そして彼女は啓示を得て、人間たちを駅におびき寄せ、物を奪い、殺すやり方で生きていくことを選んだのです。まさに「食うか、食われるか」。
リックの行方を聞き出そうとしても啓示のことしか話さない女。
キャロルは黙ってドアを開け、ウォーカーたちを入れます。食べ放題タイムに突入し、ばくばく食べられる女。

そしてタイリースもピンチに。
男が拘束を解いてしまい、リックの娘を人質にするのです。しかし、この娘がホントーにかわいいので癒やしです。兄ちゃんのほうはすっかり大きくなったもんね。
男はタイリースに外に出るように命令し、無線で仲間と連絡しようとしますが、うまくいきません(当たり前だ、もう死んでる)。
そして外のウォーカーが静かになった!タイリース死んでしもうたん?と思っていたら、なんとタイリースが飛び込んできて、娘を殺そうとしていた男にタックルしてビンタ!
小屋の外にはウォーカーの死体がこんもりしています。タイリース覚醒!覚醒するの早いね!

貨車のなかでは「これからどうしよう」話が着々と進行中。
そして博士がようやく口を開きます。
病原微生物の研究者だったらしい博士。てっきりこの現象の原因を知っているのかと思いきや、起き上がる死体を全滅させることができる病原微生物を作れるという話のようです。
そこにリックがやってきて、脱出することに!ざっくざくウォーカーを殺しつつ、進んでいくことになります。

さっきまで人間だったウォーカーも襲ってきて、とにかく逃げまくる彼ら。(リックたちを処刑しようとしていた男たちもウォーカーに!)
しかし脱出して、武器のあるところまで戻ってきたら、リックが「戻って皆殺しにするぞ!」とまたまたマジキチ発言。皆ドン引きです。
そこにふらっと現れるキャロル。
キャロルの姿を見て、真っ先に抱きつくダリル。かわいい~。でも恋人同士というよりお母さんと息子みたいに見える。別にキャロルがおばあちゃんだって言ってるんじゃなくて、このドラマにおいては「母性」の象徴だからでしょうかね。そしてタイリースも合流。
娘が生きていたことを知り、号泣するリック。涙の再会です。
その光景を見て、兄ちゃんを思い出しているのか顔をしかめるダリル。
「なんだこのやりとり」という感じでぼんやりする博士たち(まあ、彼らはこの事情を知らないからね)。

タイリースは終着駅の煽り男を殺したようです。しかし「殺した方がよかったんだ」とは、なんともアンモラルな発言ですね。

とにかく、てくてく歩きだす彼ら。
博士を守るエイブラハムは「彼(リック?)には話す。そのうちな」と仲間に話しています。何かまだ秘密があるようですね。

リックは終着駅への看板を「聖域はない」と書き換えます。

そして時間はまき戻り、冒頭の「あの時」に戻ります。
聖域では女性たちが乱暴され続けています。
「大丈夫だ、大丈夫だ」とパニックの女性に話しかける男たち。乱暴している側の男は「大丈夫じゃねえよ」とニヤニヤ話しかけます。
そして聖域を奪い返すと決める被害者たち。「食うか、食われるかだ」と呟いて。

そしてエンディング後。
ニューキャラらしい男性が登場。彼は木に刻まれた印を辿って、森の中を歩き出します…!?!?

第1話の主要なできごと

・「聖域なんてなかった」
・人は食うか食われるかよ!という終着駅メンバーたちと、そうではない!信頼しあえば、人は共存できる!(でも終着駅の仲間は危ないから殺すよ!)というリックたちの意見の相違
・旅の目的が明らかになりつつある。
果たして、ウォーカーたちを静かにさせる手段を見つけることはできるのか?
・タイリースの意識の変化
大切な人を守るためには、そういう選択をしなければいけない時もあると改めて気付く。
・炎上ゾンビが人間たちを食べまくる!
・新キャラは誰なんでしょうか?