連続殺人犯の正体が判明!マンションの住人たちが善悪で分裂する『happiness』第10話の感想・解説

ハン・テソク中佐はイヒョンに無線機で連絡を入れ、体の弱い少女・ソユンを外に出すことを提案。イヒョンは自身が感染したことを隠し、セボムも一緒に外に出すように申し出る(そのせいで、イヒョンの感染が中佐にはモロバレする)。

15階のキム・セフンから物資を分けてもらおうと住人たちが押しかけるが、彼は置手紙を残して失踪していた。何か罪を犯したようだが、ジムのトレーナーからネクストを入手したことと関係しているのか?それとも、彼は感染して身を隠したのか?外に出て行ったのか? 管理人のドクスンに続けて、2人目の失踪者が出てしまう。

翌日、セフンが隠れていないかマンションの中を探すセボムとイヒョンだが、以前感染したスミンが隠れていた1202で、ドクスンの遺体が発見される。セフンの部屋にあった石灰(非常時にトイレの臭い消しで使われる)がかけられた状態で… セフンがドクスンを殺したのか?

アンドリューは401のナ・ヒョンギョンに親切に振る舞う一方、清掃業者夫婦と喧嘩をして15階に移動する。

ドンヒョンは部屋に閉じこもって出てこない両親を思い、部屋の前に食料を置いていく。

ソユンは体調を崩しており、イヒョンは彼女とセボムを外に出す意志を固めていく。

翌々日。セボムとイヒョンは恐ろしい事実を知る。

セボムのもとには、「アンドリューの身元がおかしい」「彼は既に死んでいる人物だ」と連絡が入り、イヒョンは15階の隠れたスペースでセフンの遺体を発見する。彼にも石灰がかけられており、死後数日経過した状態だった。

ドクスンとセフンを襲ったのはアンドリューだった。だが時すでに遅し、弁護士を騙して協力させたアンドリューはジョングクから銃を奪い、彼を撃ってしまう。

実は棟代表、オ・ヒョンジュン、弁護士のクク・ヘソン、清掃業者の夫婦はアンドリューの側につき、セボムとイヒョンをマンションから排除しようと考えていた。

顔に傷があるという理由でマスクをつけていたアンドリューの素顔も明らかになる…!

 

なんと、犯人がすぐに判明。スピード解決ですね。アンドリューは連続殺人犯という役どころなのですが、それにしても行動に違和感があるので、途中で役柄を変更したのだろうか?

  • スーパーに物資を取りに行った時に、なぜドンヒョンを助けたのか?
  • セボムとイヒョンがマンションを追い出されそうになっていた時、なぜ彼らを助けたのか?(このエピソードでは殺意を明らかにしている)
  • 401のナ・ヒョンギョンに親切にして、好きなそぶり?をしていたのはなんだったのか?(その後、彼女を襲おうとしているエピソードは存在しない)

ただ、水不足のなか雨水をためて飲料水にしようというエピソードの時に、セボムとイヒョンの水筒から勝手に水を飲んだりしていたので、たしかに変人キャラはあったんですよね。マンションの屋上で、他の住人たちが襲われるのを眺めていたり。虫には優しい一面があったり。と、キャラ付けがよくわからないまま、急に悪役になりました。

マスクを取る瞬間もたっぷり時間を割いてシーン展開するのですが、私には「ああ、この人ね!」みたいな驚きも特になく…(韓国の俳優さんに詳しい人なら「あっ!」なのでしょうか?) ただ、この俳優さんは非常にベビーフェイスなので大学生くらいの役なのかな?と思っていたら、次の話で30代だとわかってズッコケました。韓国の本郷奏多みたいな感じの俳優さんなのかしら…(本郷奏多がいかにもやらされそうな役でもあるし…)

そしてそのアンドリューと内通して、殺人幇助していたのがオ・ヒョンジュン。アンタほんとにいい加減にしろよ!といいたいくらいのワルぶりです。棟代表は正気を失いかけており、弁護士と清掃業者夫婦はイヤイヤ巻き込まれた感じですが、彼だけは積極的に悪事に手を染めております。

なお、この騒動に関係していない人たちは基本的にセボムとイヒョンの味方かなという感じです。