2021年に見たクソ映画ナンバーワンかもしれない『ダークライト』

ダークライト

2019年のアメリカ映画『ダークライト』を見ました。

先に言っときますが、今年見た中でも最もクソ映画かもしれない。というのも現在の話と過去の話が交錯するのですが、たいして絵面に違いがないので今どこで何を見せられているんだ?と頭がごちゃつくわけです。

シングルマザーの主人公は娘を連れて実家(という名の廃屋)に引っ越してくるのですが、その家に潜む化け物と娘を巡ってバトル。しかも虐待を疑われてしまい逮捕されてしまうわ、娘は消えちゃうわで大変!

と書くと非常にスリリングな気もしますが、そんなこともありません。

そもそもオープニングは化け物との対決中に元夫を撃つところから始まるのですが、説明がないので、見ている人を引き付ける演出というよりも「ポカーン…」という感じ。

化け物は発行するらしいけど仕組みは不明。もしかして交尾をする相手を探している…?? だったら「このクソ人間、繁殖の邪魔だよ」か、「妊娠するから人間をエサにするわよ」という原理なのか?? でも頭部を光らせる意味は?脳が光ってるの?

で、娘がさらわれてから、よくわからないうちに回復した元夫(こいつの生命力はなんなんだ)とともに共闘して、夫を犠牲にして家は燃え、娘を助け、脱出したけど化け物はまだまだ潜んでいる的な終わり方。こういう映画って家燃えるんだろうな~と思ったら、やっぱり燃えた。

そういや意味ありげに鼻血を吹いたりしていたのですが、まっったく意味なかったようです。鼻の粘膜が弱いだけだった模様。ちびまる子ちゃんの鼻血に憧れるエピソードを思い出した。

化け物のビジュアルも記憶にないほど薄い(あまり心に来るものはなかった、『エイリアン』に近い見た目かもしれない)し、ネタになるほど飛んでる展開もないし、何よりしょっちゅう「あれ?今は過去?現在??」と首をひねりながら暗い画面とにらめっこするストレスはおすすめできないですね。

申し訳ないですけど、ホント、何にも覚えてないです。