シンプルに全員アホ!ドタバタ潜入コント状態に『君と世界が終わる日に』第6話の感想(ネタバレあり)

どんどん見るのが憂鬱になっていますが、頑張って見ています。シーズン2はhulu独占配信にするらしいですが、現状「誰も見なくなる」未来しか見えません。

なお、前のエピソードで来美を慕っていた少女がゴーレム化したのですが、結局彼女の兄が目を離したことも原因のひとつであることがわかります。それでも「お前のせいだ」と来美を責める兄。き、鬼畜…

首藤は自衛隊の幹部を抱き込み、ワクチンの生成に精を出します。

響たちはその頃何をしていたかといえば、漂流です。前のエピソードで船に乗っていたとはいえ、無計画に船で逃げたらしくただただ漂流中。偶然にも島に流れ着いたらそこにいたのはトラブルがあった日本刀集団という、漫画みたいな展開が続きます。彼らの仲間入りは武器がないため断られたものの、知らないおっさんのいる部屋にならという条件付きで滞在を許されます。『水曜日のダウンタウン』の島おじさん(昔気質のクレイジー)みたいなおっさんだったらどうするんだ。

横須賀の駐屯地に行きたい響は、日本刀集団を言葉巧みに誘い、武器や薬品を奪取することに。しかし、知らないおっさん(なんとなく日本兵っぽい)には「あそこに行ったら心底人間を恨むことになるぞ」とアドバイスされます。意味ありげですね。匂わせないでちゃんと意味を教えてほしいですけど。

そして響、日本刀集団(すぐ名前忘れちゃう)、佳奈恵ちゃん、ミンジュンたちで駐屯地に侵入。ちなみにミンジュン、お姉さんのことでナーバスになっています。

そして。衝撃の展開!

響は来美がかわいがっている少女(ゴーレム化している)と知らず、人間の地を求めて襲ってきた彼女を殺してしまうのです。というのも、兄がゴーレム化している妹の拘束を「苦しそうだから解く」という謎ムーブを見せたからで… コイツ何なの?サイコパス?

兄は妹を殺した響を目撃し、来美に「妹はテロリストに殺された」と訴えるわけです。いや、でもこれは仕方ない気が… 仲間を守ろうとしたんだし…

一方、首藤は響たちが駐屯地に潜入していることについてとっくのとうに知っており、監視中。しかし、別で囚われていた等々力くんも脱走、来美を助けるために勝手に奔走。

日本刀集団は「なんだかおかしい」と撤退(かしこい)、来美を目撃して追いかける響(かしこくない)。来美は人体実験の副作用でせん妄状態にあり、等々力に運ばれているのです。

しかし、等々力は首藤に反対意見を述べていた自衛隊幹部がゴーレム化させられているのを目撃して再び確保され、来美と響はようやく再会できたもののこちらも確保。そして響は自分の母が死んでおらず、ゴーレム化して首藤の実験体になっていたことを知るのであった… そんなこと可能なのか!?お葬式どうしたの…??

この母親役が山口紗弥加なんですが、メイクが濃すぎて全然わからない。

来美は曲解された事実を告げられ、かつ首藤を妄信し、「ゴーレム化した少女を殺したテロリストは自分が殺す」と明言するのですが… という展開。

ラストは子供時代の響のエピソードなのですが、子役の少年の口元にいちいち黒子かいたのかなあと考えるとなんだか面白い。『テセウスの船』の時もそうだったかなあ。

そんなことはいいんだ。来美は本当にアホすぎて、本当に医者?と思い始めている。衝動的に自殺しようとするし…もともと精神不安定なのかな?「信じない」という選択肢が一切ない。あと、ゴーレム少女のお兄ちゃんも怖い。全部人のせいだし。

そういえば、響のグループにいる女の子も前のエピソードでお父さん殺してたんだった… このドラマに出てくる子供、業が深すぎるよ…