「ストレイン」ファイナルシーズン・第6話『愛の形』のネタバレ

ストレインs4

第6話 「愛の形」のあらすじ

核弾頭を手に入れたフェットたちは飛行機でニューヨークへ運ぼうと空港に向かうが、クインランはフェットとシャーロットの関係が気になっていた。そして彼らのもくろみを察知したアイヒホルストが姿を現わす。一方、アビーに思いを寄せるザックはマスターの助言を受けて彼女に告白しようとするが、思わぬ場面を見てしまう。
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第6話のネタバレ

サウスダコタ州
ブラックヒルズ国有林

ヴァシリーたちの元仲間(男3人)がキャンプをしているなか、突然アイヒホルストが現れる。ヴァシリーとクインランの情報を探しているというアイヒホルストだが、空港に向かっているとわかる。
そして彼らに車をもらうと告げ、さらに運転手は「1人だけでいい」ことを告げる。彼がストリゴイだと分かり、襲い掛かる男たちを殺すアイヒホルスト。生き残った男に「おめでとう」と微笑む。

ノースダコタ州
郡道26号線の近く

クインランたちは出発の準備をしている。空港に本当に飛行機があるのだろうか?
彼らは飛行機を保管しているはずだが、空港を占拠しているらしい元特殊部隊のドゥーリーという男は、かなり気難しいようだ。クインランはローマンがどうしてついてくるのが尋ねるが、ローマンはその方が安全だからとカラッと答える。
(冗談で「どうしてついてくるんだ、マジで?」と尋ねるクインランがオチャメでかわいい)
つい、車から降りてきたシャーロットに目を奪われるクインラン。ローマンの「いいチームだろう?」という言葉に「ああ、いいチームだ」と回答する。

だが、クインランはヴァシリーを呼び出し、シャーロットを置いていくべきだと言い出す。ヴァシリーはシャーロットの覚悟を疑っているのかと怒るが、クインランが疑っているのはヴァシリーの覚悟だ。

1988年 ロンドン
チャンスリー・レーン
フィールドストーン邸

リディアとクインランは鬼ごっこをして遊んでいる。眠る時間だと窘める母に従うリディア。クインランの頬にキスをして去っていく。クインランはルイーザと劇場に出かける。デートだ。クインランはリディアをかわいがっている。だが、彼の父親は不明らしい。

と、倒れている女性から吸血しているストリゴイを見つけたクインラン。彼はストリゴイを倒すが、彼らの目を通して、その存在がマスターに見つかってしまう。

ヴァシリーはシャーロットに、クインランに言われたことを告げる。ヴァシリーはモジモジしながら、シャーロットの気持ちを確認しようとする。ニューヨークに来るかと聞かれたシャーロットだが、あっさりとこの任務が終わったら親がもっていたモンタナの山小屋に行き、暮らす予定だったと話す。がっくりするヴァシリーだが、「待てよ、俺は今フラれたのか!?」とビックリする。

マンハッタン
グリニッチビレッジ
西4丁目

ザックとアビーが散歩をしている。アビーは自分が住んでいた家を彼に見せる。親が死んだ原因の核爆発を振り返るアビー。
「ごめんね」
「いいのよ。あなたのせいじゃない」
ザックの謝罪を受け流すアビー(真実を知らないからだ)。

アビーは彼から両親のことを聞き出す。ザックは、まだ父のことを恨んでいることがわかる。彼女を家まで送り、プラムをあげるザック。アビーは彼の頬にキスをする。

マンハッタン
5番街350
エンパイアステートビル

白い血を飲んでいるザック。そのまま何も言わず、立ち去ろうとする。悩んでいる様子のザックに、マスターが話しかける。彼はまるで父親のように、ザックの恋の相談に乗る。そして「気持ちを確認しろ」とけしかける。

ノースダコタ州
ルート36

アイヒホルストを乗せたまま、車を走らせる男・ベン。先住民出身のベンと、元ナチスのアイヒホルストは全く話が合わない。先住民の歴史を引き合いに出しながら、誇り高き死を選ばず、敵に協力したと彼を罵るアイヒホルスト。しかし、それを聞いたベンは彼を裏切ることを決意する。

車を走らせるヴァシリーたちのもとに、無線が入る。ベンとアイヒホルストの声だと気が付くヴァシリーとクインラン。彼らに追われていることに気が付く!

クインランはマスターを倒すために、ルイーザの家を出ていくことを決める。彼に守ってほしいというルイーザだが、クインランは戦わなくてはいけない。ルイーザはクインランがなぜ戻ってくるつもりがないのかを尋ねるが、クインランはマスターが死んだら自分も死ぬという事実を告げる。リディアは彼を止めるが、クインランは出ていく。

ザックは身だしなみを整えてアビーを待つ。だが、彼女は来ない。
彼はアビーの住んでいる家まで押しかける。そこにはたくさん子供たちが住んでおり、すさんだ顔つきをしている。アビーを探して奥に入っていくザックだが、彼女には恋人がいた!ザックにもらったプラムを食べながら、「(キスが)プラムの味がする。なんでも手に入るってラッキー」と笑っているカップル。
ザックは外に飛び出していく。

ヴァシリーたちは車を飛ばしている。ベンのしたことにアイヒホルストは気が付くが、車を止めろと命じられたベンは猛スピードの車の運転席から飛び降りてしまう。逃げようとする彼だが、あっけなく追いつかれ、血を吸われてしまう。

ノースダコタ州
ビューラードフィールド
地方空港

空港に着いたヴァシリーたち。不穏な感じだ。嫌な予感がするというヴァシリーだが、次の瞬間、ミラーが狙撃される。だが、ローマンが無線で話しかけたら、ドゥーリーは応対してくれる。中に招き入れられた彼らだが、ドゥーリーはクインランを見て驚く。「協力者め!」と怒るドゥーリー(この世界では、ストリゴイ以上に彼らに協力し、私利私欲をむさぼっている人間たちが嫌われているようだ)だが、クインランは圧倒的なスピードで彼を追い詰め、「味方でなかったらお前は死んでいる」と示す。

飛行機を無事に譲り受けたヴァシリーは、シャーロットに立ち去るように勧める。だが、シャーロットはヴァシリーに一緒に山小屋に行こうと言い出す。だが、それは無理だ。2人は泣き笑いをしながら、別れのキスをする。

シャーロットはバイクに乗り、去っていく。
「これでいい」
「あんたのためじゃない。連れて行ってもうまくいっていた。あいつのためさ。俺はあいつのために身を引いたんだ」
クインランは、「あんたほどの男を見つけるのは大変だろう」と、珍しく誉め言葉を口にする。
ヴァシリーは驚くが、「100年に1度ならかまわんだろう」とクインランは言う。

1888年
イングランド ロンドン
イースト・エンド

吸血しているマスターのもとへ現れるクインラン。「インヴィクトゥス」とクインランを呼ぶマスター。彼らはは戦い始めるが、明らかにクインランが不利なように見える。マスターを刺したクインランだが、ためらって逆に刺されてしまう。彼は、ルイーザとリディアともう会えなくなることを考えて躊躇してしまった。
マスターはルイーザとリディアのもとに挨拶に行くと言って姿を消してしまう。

片付けにきたアビーに、恋人のことを尋ねるザック。
「君の彼氏は僕のはずだ!」(ええっ!?)とアビーに怒りをぶつける。当たり前だが、アビーにあっさりフラれるザック。「まだ子供だ」と言われたザックは、怒りを爆発させる。彼女はそれ以上に起こり、帰ろうとする。途端にしおらしくなり、すがるザックに、アビーは「触らないで!」と激高する。しかし、感知者の子供がアビーを追い詰め、血を吸ってしまう。アビーが懇願したのに、ザックは彼女を見殺しにしたのだ。

ルイーザとリディアは、既に殺されていた。クインランは自分のメイクを落とし(どうでもいいけど、どんだけ落ちないんだこのメイク)、戦いに戻ることを誓う。そして、蠢いているリディアにとどめをさす。

ネズミをヘビのケージに入れるザック。そこにケリーが姿を現し、人間がいかに残酷な生き物かを説く。 ケリーの姿をしたものは、ザックの行動を正当化し、「アビーはマスターの仲間になった。決してもう裏切ったりしない」という。そこにストリゴイと化したアビーが現れ、彼のために働き始める。
「愛してるよ」
ケリーに抱き着くザックだが、それを抱きしめ返しているのはマスターにほかならない。

空港では、単独で追いついたアイヒホルスト(スゲーごつい車をブイブイ乗り回してます)が、飛行機を追いかけてくる。ドゥーリーは車のタイヤを狙撃してヴァシリーたちを手助けするが、車に搭載されていたマシンガンを使ったアイヒホルストに、逆に殺されてしまう。
狙撃を続けるアイヒホルストだが、もうひとり、彼を狙撃する影があった。それはシャーロットだ。
飛行機は無事に飛び立つ。
「足手まといになるかと思われたら、救われた」
「いや、君(の決断)がみんなを救ったんだ」
思わぬクインランの言葉に、ヴァシリーは思わず黙ってしまう。

その飛んでいく飛行機を見つめるシャーロット。

感想

すごくいいエピソードなんだけど、この後シャーロットは殺されなかったのでしょうか……??大丈夫?
そして、アビーの本性がわかり、ザックがまた闇覚醒。彼女を見殺しにしてしまうという罪を重ねます。
ただ、アビーが性悪すぎたから別にいいかという感じがすごい。

そして、シャーロットにルイーザを重ねていたクインランですが、彼女の有能さに救われて終了。
ストリゴイのせいで死んで退場する人が多いなか、生き残った人は珍しいのかも。