「ウォーキング・デッド」シーズン7・第15話「余地なき選択」のネタバレ

wds71

さて、もう15話まできました!次回でシーズン7は最終話かな?にしても、シーズン8まできたのか。
今回はまたまたタラが中心のエピソード、そしてサシャも出てきます。
グレンやエイブラハムのエピがなくなったぶん、タラやユージーンが繰り上げられた感じ。にしても、マギーやキャロルといった旧レギュラー女性陣のエピが減りましたね。
タラにユージーン、ゲイブリエル、ジーザスがいい演技を見せてくれているので、このドラマに関しては新キャラクターを毎回楽しみにしています。

第15話 余地なき選択(Something They Need )

タラからオーシャンサイドの存在を打ち明けられたリックは武器を借り、できれば協力を取り付け共に戦うために皆でそこへ向かう。タラがひとりでナターニャたちに説明する計画だが、もし受け入れられなければ力づくでも武器を奪う覚悟だ。一方、1人で救世主の基地に乗り込んだサシャは生け捕りにされていた。サシャの能力を見込んだニーガンは仲間になるよう彼女を誘い、ユージーンも申し出を受け入れるようサシャを説得する。
http://tv.foxjapan.com/fox/program/episode/index/prgm_id/20608

ネタバレ

オーシャンサイドに向かうリックたち。タラは秘密を洩らした自分を責め続けている。
海からは、ゾンビが少しずつオーシャンサイドに向かっているように見える。

マギーはヒルトップで畑作りの指示をしている。農場育ちの彼女はすっかりまわりから頼られている。

オーシャンサイド。ミショーンは木の上に潜み、ジーザスもダリルを手伝う。アーロンの彼氏のエリックも彼と共に来ている。アーロンがリックの考え方に傾倒するのを嫌っていたエリックだが、「君と一緒にいれば、恐怖にも耐えられる」と彼に微笑む。
ダリルたちはサシャとロジータがどうなったのかを案じている。つまり、14話終わりにロジータの前に現れたボウガンの男は、ダリルではない!では……?

サシャは捕まっている。独房に来たデイヴィットという男は、いつもロープを持ち歩いているとサディストぶりをちらつかせる。水を要求するサシャに、持って来たら体を許すかと尋ねる彼。服を破かれるサシャだが、彼に頭突きをする。
そこにニーガンがやってきて、強姦はルールに反すると厳しく言い渡す。そして、デイヴィットの喉に横からナイフを差し込み、殺してしまう。
サシャを褒めるという珍しい態度に出るニーガンだが、この一連の騒動がリックの差し金か尋ねる。
もちろんサシャは否定する。
「これが始まりかもしれない」と言い出すニーガン。デヴィットを殺したナイフをサシャに渡すという。
ニーガンを殺すのにつかってもいいが、ただサシャはそのまま殺されるだろう。
自殺をするのに使ってもいい。
もしくは、蘇ってきたデヴィットを殺すのに使ってもいい。そうして生き延びたら、自分の仲間になれ。サシャは驚く。デヴィットが減ったから、サシャを仲間に入れようというのだ。
「理解してくれ、俺達は怪物じゃない」

しばらくしてから、サシャに枕や水、ランプを差し入れるユージーンの姿があった。
「何されたの?」
「……守られてる」
ユージーンは、ニーガンにも仲間になれと持ち掛ける。彼はエイブラハムのように勇敢になれると思っていた。マギーが倒れ、彼女を医者に運ぶまでユージーンが囮として森の中で車を走らせた。あの37分間が、一番幸せだった。だがそれは幻想だった。その後、あの森で起きたことが一番の恐怖だ。でも、ニーガンの拠点なら守られている。
サシャはそれを上の空で聞いているようにも見える。
そして、デヴィットが蘇ってきているのがわかる。

外で作業しているマギー。グレゴリーがやってきて、彼女に話しかける。グレゴリーはマギーと和解しようとしているようなそぶりを見せるが、隙を見て彼女を殺そうとする。だが、ウォーカーがやってくる。
グレゴリーはそれを殺そうとするが、実は彼は殺したことがない。マギーがそれを倒すが、グレゴリーは別のウォーカーに襲われてしまう。それすら、マギーに殺してもらうグレゴリー(意外と姫ポジでドジッ子のグレゴリーである)。しかも、マギーはそれを目撃した住民たちに「彼も殺す訓練をしている」と言い、自分が助けたことを隠す。

オーシャンサイド。リーダーのナターニャは家に入ると、待ち受けていたタラに驚かされる。そこに来たシンディも彼女に驚き、失望する。タラは銃を欲しいとナターニャに持ちかける。
救世主と戦うつもりだと語り、タラはナターニャに一緒に一緒に戦おうという。
「世界は善人のもの。勇気を出すのよ」
シンディは彼女に同調するが、時間切れだ。リック達はオーシャンサイドをあっという間に占拠する。
だが、住人たちに「頼む」と口走るジーザス。彼女たちも、即座に殺されるわけではないと理解したようだ。

ナターニャとシンディはタラを倒すが、彼女の銃に弾が入っていなかったことに驚かされる。
住人たちを前にしているリック達だが、そこに人質となったタラが現れる。
ナターニャはリック達を全否定する。だが、オーシャンサイドの住人たちは彼らに協力してもいいのではないかと言い出す。ナターニャだけは態度を変えない。だが、そこに大量のウォーカーが押し寄せてくる!リックたちと住人たちは協力して、ウォーカーをてきぱき倒していく(このシーンはカッコイイ!)。
だが、ナターニャだけはずっと怒っている。

ニーガンがサシャのもとを訪れると、彼女はデヴィットを殺している。「あなたの勝ち」
彼女はニーガンに屈した。だが、彼女はまだ信用されていない。
「リックやその仲間が、何か企んでいるようだが?」
ニーガンはサシャに何かを手伝わせようとしている。

グレゴリーは酒を飲みながら、地図を見ている。
アジア系のカルという男を連れて、彼はどこかに向かおうとしている(おそらくニーガンの拠点へ)。

ユージーンはサシャの部屋に行き、ドア越しに話しかける。彼は彼女が正しいことをしたという。
だが、サシャは「ここに座っている間、仲間が傷つけられているかもしれない」と嘆く。
「殺せなかったら終わり、だからこれで終わり」
ニーガンはサシャを利用して、リックたちを傷つけようとしている。迷惑をかけたくないから、彼女は自殺するしかないという。そして、ユージーンに自殺するために何かを渡してくれと頼む。泣いているような声を聞いた彼はおろおろしながらも了承し、サシャは部屋の中でほくそ笑む(ユージーンの持って来た武器を使って、ニーガンを殺すきっかけを狙おうとしている?)。

オーシャンサイドから銃を持ち出すリック達。タラは謝りつつ、お礼も述べる。シンディも行きたいが、ここを離れられない。「ありがとう、戦ってくれて」
リックはタラを気遣うが、彼女は胸を張って「自分を責めないわ」と言う。

サシャのもとにユージーンが再度やってくるが、彼は自分が作った毒薬を差し入れる。絶望するサシャ。これでは武器にならないからだ。
「君の望む『出口』を作るよ。本当は行ってほしくない。だが、君の心はここにはない」

リック達はアレクサンドリアに戻るが、そこにロジータがいる。
「客が来ている」という彼女。
独房に案内されるリックやダリルたちだが、そこで待ち受けていたのはドワイトだった。ダリルは怒りまくり、彼につかみかかろうとして止められる。
協力したいと申し出るドワイト。リックは「OK、跪け」と命令する。

感想

・前回のシルエットはダリルではなく、ドワイトだった!というオチ(そのため、14話の感想を修正しました)。嫁に去られ、ドワイトもニーガンに反旗を翻す気になったのでしょうか?それにしても、それすらもニーガンの掌の上、でないといいのですが……
・サシャはどうなってしまうのか(このままだと死にそうだけど……)?そして、ユージーンは仲間に戻ってくるのか?
・今後、シンディも物語に関わってくるのだろうか?
・カールとイーニッドも会話していたのですが(カールが殺した人間たちについて)そのあたりはメモしそこねました。
・グレゴリーがホントにダメな人間すぎて面白いのですが、彼はもしかしてマギーを裏切るのか?
・ニーガンのもとにいった医師は今後リックたちを助けてくれるのでしょうか?何らかのキーパーソンになりそうな気がする。