「ロスト・バケーション」

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2016年の映画「ロスト・バケーション」を見たぞ。アメリカ映画です。
・主演はブレイク・ライヴリー。旦那がブレイクしてよかったね。
・主演女優とサメだけ(他にもちょこっと出てくるけど)という、潔いキャスティング
・サメってこんなに暴れん坊なのか。
あまりにも真っ向からサメ映画ですが、CGがわからないくらいキレイだし、作り物らしきものも迫力満点で、ま~お金かかってるわねえと言いたい印象。それ以上に、ブレイクさんがカワイイのであります。とても出産経験があるように見えないくらいスレンダー……。

あらすじ

「フライト・ゲーム」「ラン・オールナイト」のジャウマ・コレット=セラ監督が、巨大ザメに追い詰められ、小さな岩場で絶体絶命の窮地を迎えたヒロインの決死のサバイバルの行方を描いた戦慄のサスペンス・スリラー。主演はTV「ゴシップガール」、「アデライン、100年目の恋」のブレイク・ライヴリー。
医学生のナンシーは、亡き母が教えてくれた地元のサーファーしか知らない秘密のビーチで休暇を満喫しようとしていた。美しいロケーションと理想の波に、時が経つのも忘れてサーフィンに興じるナンシー。すると突然、何かにぶつかり脚を負傷してしまう。慌てて近くの岩場に避難したものの、傷口からは大量の出血が。しかし何よりも彼女を恐怖のどん底に陥れたのは、目の前を悠然と泳ぐ巨大なサメの影だった。岸までの距離はおよそ200メートル。しかも徐々に潮が満ち始め、岩場の面積はみるみる狭まっていく。それでもラッシュガードで何とか止血し、生き残るための方策を必死で考え抜くナンシーだったが…。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=356477

ネタバレ

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・海岸に流れ着いたヘルメットを見つける子供。ヘルメットについていたカメラの動画を再生すると、そこにはサメに襲われている人の映像があった。子供は助けを呼ぶために走り出す。ビーチには、かみ砕かれたサーフボードが落ちている。
・母との思い出のビーチに来たナンシー。友達のアンナは二日酔いでビーチに来られない。彼女は1人でサーフィンを楽しむ。
同じくサーファーの地元の男性2人にナンパされるが、言葉がわからないために受け流すしかない。
・ナンシーは母親をガンで亡くし、自分の無力さから通っていた医学部も中退しかけていた。電話で父と喧嘩するナンシー。妹のクロエも単独行動をする彼女を咎める。
・地元の男たちも海から上がり、彼女はビーチでひとりきりになる。サーフボードの上にいる彼女の上をイルカが通過する(ラッセンの絵みたい)。彼女は死んだクジラを発見するが、波乗りを続けているとサメに追突され、ケガをしてしまう。男たちに助けを求めるも、彼らは聞こえない。サーフボードも見失い、彼女はクジラの死体によじ登る。男たちは彼女のピンチに気付かず、去っていく。
・クジラの死体を沖に引っ張るサメ。彼女はクジラから降り、なんとか岩によじ登る。彼女のそばには、ケガをしたカモメもよりそっている。裂けた足を、ピアスで留めるナンシー。ラッシュガードを上からかぶせ、止血もする。
・夜。今度は鬱血した足のヒモをゆるめるも、また出血する。

・朝。脚を這っているカニに気が付くが、それを叩き潰し、食べてすぐ吐き出すナンシー。
・サーフボードを発見し、泳いでそこに向かうもサメに襲われまた岩場に戻る。
・砂浜に頼れている酔っ払いを見つけ、助けを求めるナンシーだが、おじさんは酔いすぎているのか?彼女のバックパックから携帯や財布をとって、なぜか海のサーフボードを拾おうとし、そのままサメに襲われて上半身と下半身がバラバラになってしまう。

・昼。地元民の男2人がまたやってくる。彼らにナンシーの声は聞こえず、まずは1人が噛み砕かれ、もう1人もナンシーの目の前でサメにやられてしまう。
・日光に悩まされるナンシーだが、サーフボードのかけらで日陰を作る。岩場のまわりには相変わらずサメがうろついている。
・カモメの脱臼を治してやるナンシー。カモメ、懐く。
・男がつけていたカメラつきヘルメットを拾い上げるナンシー。
サメに一度は海に落とされるが、「ヤケドサンゴ」(触るとヤケドしたようにヒリヒリ痛む)につっこんだサメは帰っていく。
彼女はサメの動きのパターンを読み、より小高い岩の上に泳いでいく。
・ナンシーは家族にメッセージ動画を残す。そしてカモメをサーフボードに乗せて流し、自身はブイ(遭難用の銃が置かれている)に泳いでいく。近くの船に気付いてもらうため、信号弾を撃ち上げるが気付いてもらえなかった。

・翌朝。子供がヘルメットを拾い、ナンシーに気が付く。
しかし、ナンシーの乗るブイを執拗に攻撃するサメ。残された信号弾でサメを撃つも、海面が燃えてサメも火だるまになる(クジラの腐敗ガスのせいなのか?それとも何かのオイル漏れ?)。しかしサメは諦めない。
ナンシーはおもりを手に海中に沈んでいき、サメもそれを追いかける。しかし、すんでのところでナンシーはひらりと身をかわし、サメは彼女に隠れていて見えなかった金属片に突っ込み、そのまま死んでしまう(たぶん)。
子供は大人を連れて戻ってきて、その大人がナンシーを助けてくれる。ナンシーは生きていた!
・翌年。地元・テキサスの海で、妹と波乗りするナンシー。足にはケガの跡が残っている。彼女は父親とも和解したようだ。

感想

・サメは縄張り意識で攻撃してるのか、空腹なのか?習性を忘れてしまった。
・ブレイクさんのきている水着がとにかくかわいい。
・サメの出来がすごくいい。クジラもすごいけど。あと、カモメの演技がうまくて泣けた。このカモメよりも演技がヘタな女優っていると思う。
・サメは怖いんだけど、どことなくフィクションとしか思えないのは日本だからですかね。