「インビジブル」

hollowman

2000年の映画「インビジブル」。原題を直訳すると「透明人間」ですが、邦題のほうが好き。
アメリカ映画です。何度見ても、ケヴィン・ベーコンが頭おかしい。
・透明人間になった研究者!
・とりあえず痴漢やって、強姦やって、邪魔者を殺すよ!というマジキチ主人公
・それをどう撃退するのか??当時の最先端CGも見ごたえがある。
ヒロインがエリザベス・シュー、その相手役にジョシュ・ブローリンです。監督はポール・ヴァーホーヴェン。

あらすじ

H.G.ウェルズ原作の「透明人間」を下敷きにしたSFホラー。自らの身体を実験台に、DNA操作による人体の透明化に成功した科学者・セバスチャン。だが研究は未完成で、彼は元の姿に戻れなくなってしまう。一生自分の姿を鏡で見る事ができないという彼の絶望は、やがて研究仲間への憎悪に変わって行く。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=161376

登場人物

セバスチャン:天才科学者で傲慢。あと、スケベ。
リンダ:セバスチャンと昔交際していた。今はマットと付き合っている。
マット:リンダの彼氏。無個性。

サラ:獣医。セバスチャンを敵視している。
フランク:クルクルパーマのおとぼけ顔が特徴。
ジャニス:黒人女性。フランクと組んで仕事をしている。
カーター:大柄な体格。お調子者?

ネタバレ

・ネズミ、見えない猫に食べられてしまう。

・セバスチャンは自宅で研究を進めているが、隣人女性のヌードに見とれている。だが、次の瞬間、研究が完成する!彼はリンダに連絡をする。どうやらセバスチャンはリンダに未練があるようだが、彼女はマットと一緒だ。しかし、2人の関係は内緒にされている。

この少し後。
・透明になったチンパンジーが凶暴化している。セバスチャンは研究優先だが、それを動物好きのサラは許せない。実験は成功しているが、同時に難航もしている。
・セバスチャンは、自分を実験台にすることを提案する。
・透明になったセバスチャン。まず、当直のサラの服のボタンを外す。また、ジャニスのトイレを覗こうともする。面々はセバスチャンへの不満を漏らすが、それも聞かれている。
・リンダにも迫るセバスチャン。

・研究はうまくいかない。セバスチャンはもとに戻れない。
彼は絶望して、ラバーマスクをつけたまま外に出てしまう。家に戻るセバスチャンだが、隣人にムラムラしてレイプしてしまう。
・リンダもレイプされる。だが、それは夢だった。しかし、セバスチャンは夜な夜な徘徊しており、リンダとマットが付き合っているのも知って逆恨みしている。
・リンダとマットは担当教授に相談しに行く。彼らのプロジェクトは中止になることが決まる。だが、その教授をセバスチャンは襲い、プールに引きずり込んで溺死させる。

・研究者チームは、施設に閉じ込められる(地下にある研究室)。彼らはセバスチャンと戦わなければいけない。まず、ジャニスが絞殺される。カーターもセバスチャンを追い詰める途中で出血してしまう。サラには血をぶっかけられるが、セバスチャンは首を折ってしまう。カーターは必死の看病もむなしく、死んでしまう。さらにフランクも刺されてしまい、マットも続けてケガを負う。
・冷蔵庫に閉じ込められるリンダとマット。だが、彼らはなんとか逃げ出す。
エレベーターに潜んでいたセバスチャンを燃やすリンダ。
「本当の神に会わせてやる!」
(セバスチャンは自分を万能の神のように思っていたから)

・エレベーター脇の梯子を登って脱出しようとする2人。途中、暴走エレベーターが急上昇&急降下してきて彼らをかすめる。だが、彼らは生き残る。

感想

・ケヴィン・ベーコンの変態ぶりがスゴイ。スケベなことしか考えていない天才科学者って、コントみたいですね。
・意外と無個性な仲間たち(ビジュアルにはそれぞれわかりやすい違いがありますが)。
・それにしても、リンダは仲間内で恋愛しすぎじゃないですかね。大学生のサークルじゃあないんだからさ。