「ストレイン 沈黙のエクプリス」シーズン1・第4話のネタバレ

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あらすじ

第4話 試される覚悟 IT’S NOT FOR EVERYONE

正当防衛で殺したレッドファーン機長の解剖を行うエフらは、長いトゲ状の新たな器官を目の当たりにし衝撃を受ける。ジムは、重病の妻の治療のために空港から大きな棺を運び出すことに加担したことを告白し、エフの怒りを買う。大富豪パーマーはハッカーのダッチを雇い、ある目的のために街の全通信システムを無効にするよう依頼する。一方、生存者のアンセルは血液への渇望が始まり、エフとノーラは死亡したはずの娘が戻ってきたと主張するアルノーの家を訪れる。

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ネタバレ

「老人は死体を焼けと言っていた」。
しかし、解剖するしかない!ジムは本部に連絡するべきだと言うが、エフとノーラは暴走。ドイルの死体を移動させる。

死体の解剖をするエフたち。エフはノーラを気遣う。

具合が悪くなった生存者のひとり・アンセルは自分の妹に子どもを預けるように指示する。妻も外出する。

目を覚ますガス。そこには兄が盗んできた時計と、報酬の金があった。
リビングに行くと、車泥棒の話を持ちかけてきた親友のフェリックスがいる。
フィリックスも家族同然の付き合いだ。
「母さん、愛してるよ」「私もだよ」
と、ガスはまた母を抱きしめる。

アイヒホルストはまたパーマーのところへやってくる。
若い女性ヴァリ・ヴェルダーを連れてきた。彼女はハッカーだ。自分がネット回線を遅くして、情報を遅延させるようにハッキングをする。写真もメッセージも送れないようにするという。満足げなパーマーは情報操作をしようとしているようだ。

解剖中のエフ。
機長の体からは性器が消え、捕食も排泄も触手から出すシステムに体が変わっている。肺や心臓もしなびている。機長の口から触手を引き抜くと、アンモニア臭が漂う。
「こいつは人の体を書き換えてる、繁殖のために」

ガスの家に集金に来た男が、資源ゴミを廊下に置いていることでガスの母をネチネチ怒る。男に「母親にあんな口聞くな」というガス。「忘れモンだ」とすごみ、ゴミを持っていかせる。
ガスとフィリックスは、クリームという盗難車を買ってくれる男に会いに行くことにする。

アンセルの妻、アン=マリーが帰宅すると、愛犬の姿が消えている。夫の抜けた毛がベッドに、血まみれの犬の首輪が庭に落ちている。

嫁、何かを察知しておそるおそる庭の隅の小屋へ進んでいく。扉を開けると、夫が飛び出してくる。自分の首を鎖でつないでいるアンセルは2つの人格の間で揺れる。
「逃げろ、忘れるんだ」「君の血が飲みたい」と交互に囁く。

ハーレム。質屋を訪れたガスは、時計を抱えている。出かけようとしているエイブラハム。時計を見て、「自分の店の盗品を買い戻すことはしとらん」と言うが「返しに来た」というガスに驚く。
「今日初めての朗報だ」

ジムは耐えきれず、エフとノーラに自分がやったことを告白する。
妻のガン治療のために破産したことから、学会でグレッグ・ネルソンという男が話しかけてきたこと。
借金やシルヴィアの話も知っていたこと。
治療法が膨れ上がって破産したことを告白する。
そして自分が封鎖された空港から棺を出してしまったことをエフに告げる。
この病気は意図的に広められているのか?棺の行先はわからない。
黒幕は気味の悪いドイツ人だったと、アイヒホルストのことを語るジム。
激昂するエフに
「あなたにはわからないだろうけど、僕は妻のために何でもやる」
この言葉を言った瞬間、殴られるジム
「お前とはこれまでだ」

ガスはフィリックスと車を盗む。手慣れている。

犬を庭に埋めるアン=マリー。
「何かがあの人を歪めてしまった」
信仰心が深い嫁は、涙を流しながら神に祈り続ける。
「あの飛行機はミサイルみたいに何もかも破壊した」
そこに隣人が文句を言いに来る。犬の声がうるさい、マスコミを何とかしろと怒鳴る。ここで、犬に暴力を振るったのは隣人だったことがわかる。アン=マリーのなかで、何かが外れてしまう。
「もし犬をしつけたいなら小屋の中へ。私にはどうすることもできない」
ズボンからベルトを抜き、犬を殴ろうとする隣人。小屋の中ににやつきながら入っていく。隣人を小屋に押し込める妻。自分の愛する夫が隣人を殺す音を聞いている。

クリームという黒人のチンピラに盗難車を渡すが、車を安く買い叩かれそうになるので怒るガス。しかし、なんとか商談をまとめようとするフィリックス。
ガスはクリームを脅そうとするが、車のキーはクリームの手の中にある。2倍の値段である、800ドルに報酬を釣り上げるクリーム。「次に来た時には1000ドル払う」と約束する。

パーマーはつらそうに過ごしている。執事に「寝てはいない、目を開けるのがつらいんだ」とこぼす。そこに保健福祉局のピアソン長官がやってくる。パーマーは彼女にマギーと呼ばれているようだ。エルドリッジと彼を呼びかえす長官。旧知の仲らしい。
安置所からアメリカ軍が荷物を運び出した、生物兵器のせいで乗客が死んだということにするパーマー。
何も知らない長官はそれを聞き入れるしかない。

と、パーマーは倒れてしまう。肝臓移植をするしかない!彼はアイヒホルストからのコンタクトを待っているが、まったく連絡がつかない

クイーンズ。アルノーの家へ行くエフとノーラ。物音がした子ども部屋へ行くと、変わりはてたエマがいる。髪は抜け、目は濁り、白い肌が光る。血まみれの彼女は、口から触手を出して襲いかかる!
そこにエイブラハムが突然現れて首を切り落とす。ノーラは悲鳴を上げる。
後ろから現れた父親の首も切り落とすエイブラハム。父も既に感染していた。死体から離れろ、虫には触るなという助言に従う彼ら。「こんなのおかしい」というノーラを説得するエフ。

エフはエイブラハムと共に、名簿の人を全員殺すつもりのようだ。
子どもの死を目の当たりにしたノーラはこの件から降りると断言する。
「無事でいてくれ、お願いだから」
「他に方法があるはずよ」
ノーラは去っていく。

感想

・アン=マリー、信心深いのに隣人を夫に食べさせちゃう!ってどういう展開でしょうか。
・ちびっこ吸血鬼がとにかく怖い。ただ、口から出る触手が小さいのかわいい。
・もしかして、乗客ひとりひとりを殺していくの!?そういう旅??……と思ったら違いました。