「ストレイン 沈黙のエクリプス」シーズン1・第3話のネタバレ

無題

あらすじ

第3話 不吉な予兆 GONE SMOOTH

アイヒホルストの真の姿は、恐るべき異形の者だった。検視局からは死体が消え、帰宅した3名の生存者たちの体調は悪化する。一方、エフに協力するレッドファーン機長の容態も急変する。エフの部下ジムはアイヒホルストに会い手を引くと告げるが、病気の妻のためにある密約を交わす。空港でエフに警告しにやってきた老人セトラキアンに情報を求めるノーラに、彼は「753便の乗員乗客に接触した者は全員破壊しろ」と言う。その頃、離婚調停中のエフは家庭裁判所で息子ザックの親権を争っていた。

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ネタバレ

ミイラのような男が化粧を始める。(その素顔はハリポタのヴォルデモートのよう)欠損している鼻を入れ、首にはゴムの皮膚をつけ、カツラをつけて化粧をして、歯を入れ、コンタクトを入れる。
「これもあと少しだ、勝利は近い」
そこには人間として完成した姿のアイヒホルストがいる。

死体と検視官のベネットが消えたが、理由はわからない。混乱している局長、エフやノーラ。エフ曰く「解剖させたくないから」、隠したのか?局長はエフに仕事をさせないことを明言する。CDCは事態を見守ることを決めているというのだ。保健福祉省の長官にも根回しされている。軍はなぜ、生存者を野放しにしているのだろうか?
ジムは自分のした行い(棺を封鎖された空港から出したこと)に気が付く。彼はグレッグと言う男に電話をかける。

ブルックリン。 犬のガーティに起こされる生存者のひとり、アンセル。
「アンセル」
何かに呼びかけられる。歯肉から血が出ているし、目も充血している彼。息子と娘は外を見ているが、妻がそれをやめさせる。家の外にたくさんのマスコミが集まっている。アンセルはすごく具合が悪そうであり、頭痛や耳鳴りが止まらない。

駆除課のヴァシーリはまだまだネズミの駆除に追われている。お金持ちの駆除を優先しろとボスに言われて軽く反発するヴァシーリ。しかしジョークを交えつつ、指定された家へと向かう。

髄膜脳炎ではないか?それとも?一向に病気の原因がわからない機長の治療方針を考える医療チーム。エフは彼に「必ず治す、約束する」と告げる。ノーラは根拠もないのにと呆れている。

親権の審理に出かけるエフと、エイブラハムに話を聞きに行くというノーラ。
ジムはグレッグのもとへと出かけるが、そこにアイヒホルストが出てくる。グレッグに頼まれて荷物を通したというジム。謝礼を渡される。
箱の中身は?遺体はどこにある?と尋ねるジムだが
「奥さんのこと愛してるんだろ?」
「なんだって?」
面食らう彼。実はジムの妻・シルヴィアは末期がんであり、治療にお金が必要だった。最新治療を優先的に妻が受けられる権利を引き換えに、黙ることを選んだジム。
アイヒホルストは言う。

「君には上司が2人いる。CDCの上司、もうひとりは私だ」

エイブラハムの裁判。ボケた老人のふりをして、難を逃れる彼。ノーラは出てきた老人とコンタクトをとる。
「死体が消えたから会いにきたんだな」
協力を要請するノーラ。
「おそらくもう手遅れだ」
エイブラハムはノーラを見つめる。
「やるべき時にやる覚悟が必要だ」
乗客乗員の名簿、死体とその接触者を全て破壊しなければいけないという彼。
「話しても無駄だ、覚悟がない。やるべきことをやる覚悟ができるまで、君は役に立たない」と言い捨て、立ち去っていく。

親権の審理では、ザックは「パパに月1回や2回一緒に過ごせればいいなと思う」と言ってしまう。共同親権にもっていきたいザックは激昂。
「パパが一番いいように、それだけだ」と言う息子。

審理後。
「世界一大事に思っているのに、なぜ通じない?」
「口で言うだけじゃなくて、行動で示さないと」
落ち込むエフを慰める妻、ケリー。
「親権に関わらず、家にはいつ来てもいいのよ」
「それで満足か、いい気味だと思っているんだろう」
喧嘩になる。息子も妻も、彼のことを思っているのに。

バルボリの家(彼はライブハウスとして使われている劇場の上に住んでいるよう)。バンドは飛行機事故と彼の女の子への噛みつき事件で注目されており、チケットの売上も最高!しかし、ライブをやる気分になれないというバルボリだ。具合が悪そうである。

奇妙な電話をしてきたエマの父・アルノーの家を訪ねるエフ。家の中には誰もいないのか?家には何の気配もしない。ローズが女の子に渡したノベルティグッズが目に入るエフ。やはり、彼女は帰ってきたのか。
アルノーを探すエフと、それを見ている誰か。冷めた風呂には血と、抜けた髪の毛が残っている。ノーラと電話がつながったエフは「今すぐ行く」と家を飛び出す。
台所の影には、女の子らしき何かが潜んでいる。

ヴァシーリは高級マンションを訪れている。ネズミに顔を噛まれたという娘をあやし、ネズミ退治へ。さっさとネズミを捕まえる彼。実はここは、葉巻工場の跡地だからネズミが出る、ネズミは葉巻の匂いが大好き。この家の主人にネズミを持たせて説明しながら、欠陥住宅をつかまされたことをわざと伝える。

外を歩くヴァシーリのそばを、またネズミが通っていく。ネズミの駆除依頼が急激に増えたようだ。
排水溝からは、信じられないほど大量のネズミが飛び出してきている。

ジムが帰宅すると、嫁が手続き上のミスがあって臨床試験が受けられることになったと喜んでいる。
「正直に生きていればいいことがあるって言ってたわね」
そのシルヴィアの言葉が胸に刺さる彼。

アンセルの家出は、犬が彼に唸っている。冷蔵庫から肉を出す彼。
「アンセル、飲め」
そのまま肉汁を飲み干す。妻のアン=マリーはそれを目撃して絶句する。

バルボリもフラフラだ。お抱えの医師に精神薬をたっぷり処方される。彼は医者に自分の股間を見せるが、彼の下半身にはとんでもなく異常なことが起きているらしい。
通院をすすめられるが「ネットに写真が流出するかも、お前が見ろ」という彼。知り合いの泌尿器科専門医を紹介するという医師。

ハーレム。 質屋にやってくる女の子。「こんなの楽勝だよ」と飛行機の乗客リストをゲーム機と引き換えに渡す。どうするのか聞かれたエイブラハムは「遺族に会いに行くんだよ、お悔やみを言いにな」と答える。リストの一番上にあった名前は、エマ・アルノー。

病院で苦しんでいる機長。
「ドイル」
呼びかける声がする。
「あいつだ、あいつがいる」
彼は死んでしまったように動かなくなる。

ザックはこっそり、父の出ているニュースをネット動画で見ている。
ふとママを探しに行くザック。昔のアルバムを見ているケリーは、息子を抱き寄せて涙を流す。

(局長らしき男がアイヒホルストに殺されるようなシーンがあったのですが、局長は生きていました。
あれって誰だったのかな?と今更謎であります)

バルボリがカツラをとると、毛が抜け落ちて頭皮がむきだしになっている。化粧を落とそうとしてもうまく落ちないし、目が真っ赤だ。トイレに行くも、振り返った彼の股間は何もない。つるつるになってしまっている。

エフとノーラのもとへ、ジムが戻ってくる。妻の臨床試験のことを言って仲間に喜ばれるも、複雑だ。と、機長の体が消えてしまっている。しかしすぐに彼を見つけたジムはそこへ近寄る。機長は輸血パックの血を啜っていた!
機長はジムを壁に叩きつける。さらにノーラを跳ね飛ばし、襲おうとする。ドイル、口の中からホースのような触手を出して皆を襲い続ける。ドイルの頭を砕いてしまうエフ。

感想

・生存者たちが徐々に変化していくさまが実に気持ちが悪い。
・「何かトンデモナイことがおきそう」な予感がすさまじい。
・次回、アンセルが変化する!