珍しいイスラエルのゾンビ映画「ワールド・オブZ」。たまたまHuluで見たんだけど、まさに苦行でしたね。俊足ゾンビばかりのせいかカメラがブレブレで揺れるので、カメラ酔いがひどかった。
元軍人(ハゲ)と元科学者(クドイ)という男コンビが、ゾンビがウヨウヨの世界でサバイバル。しかし、元科学者の男の要望で病院に突入し、医師を確保することになります。この時点でよくわからない。人がほとんど生き残っていないのに、律儀に医師が病院に残っているものだろうか?とか、病院なんてもっともゾンビが多そうなところになんで行くの?とか気になるところは多いものの、行ってみたら姉が医師・妹はセクシーという姉妹と出会い、行動をともにすることに。
厳しい元軍人に「パパみたい」と反発する妹。ですが、導入部分がすぎると後はひたすら会話劇です。ずーっとダラダラ喋ってる。
「この世界ってのはサ…(したり顔)」とか「俺の研究なんだけど…」と、科学者がやたらとベラベラ話すのがしんどい。会社の飲み会のワンシーンを見ているようです。
まあ、結局はゾンビは軍の研究のせいで生まれたものであり、その研究の発案者こそ軍人ハゲのおじさんなのですが、途中でゾンビの犠牲になった姉も実は研究に関わっていたという事実が明かされます。軍人ハゲのおじさんは感染しつつも「あのねーちゃんも研究に関わってたんだ、純な顔してナ」とべらべら話すのですが、ここも3回くらい会話がループするのでしんどい。おじいちゃんさっき同じことしゃべりましたよ!
危篤状態なのにめっちゃしつこく喋るやん!というツッコミ待ちなのかってぐらい、だらだら話します。
ラストは妹の提案で、亡くなった軍人ハゲの遺体に軍服を着せて勲章をつけてボートに乗せて流して弔うのですが、なぜボートだったんだろうか。鳥葬にするの…?