アレクサンドリアではフラッシュバックに苦しむセディクが、ヒルトップでは孤独に押し潰されそうなエゼキエルが眠れぬ夜を過ごしていた。しかしヒルトップの敷地に大木が倒れこみ、王国民が下敷きになり脱出できなくなる。壁もウォーカーの猛撃にいつまで耐えられるのか…?
相変わらずキャロルは部屋に閉じこもり、リディアは囁く者たちに親しい人を殺された住人たちにいじめられていた。彼女が心を開くのはダリルと、はみ出し者のニーガンだけ。だか、ニーガンと親しくなることに反対するダリル。
ひとり森に入っていくエゼキエルを目撃したミショーンは、たまたま彼の自殺を止める。だが、弾みでキスしてしまうふたり(何この展開…)。
エゼキエルもミショーンも、かつて孤独のなかで他の性格になりきり、「仮面」をかぶって生き抜いてきた。しかし、また仮面をかぶるべきではないとミショーンは助言する。
リディアは自分をいじめた者たちを挑発してダリルに叱られる。意に介さないリディアだったが、深夜に彼らに襲撃を受ける。リンチを受ける彼女を救ったのは、やはりニーガンだった。しかし彼は揉み合いの末、マーゴという女性を突き飛ばして殺してしまう。
ニーガンをかばうリディア。彼女は母が殺した父に逢いたい、すべては自分のせいと涙を流す。ダリルはニーガンをどうすべきかわからない。
ヒルトップでは下敷きになった者たちの救出と壁の補強が突貫工事で進んでいた。マグナたち5人組は壁の外のウォーカーたちと戦っていたが、退却すべきというユミコの意見にみんなが従ったことに、マグナは強い不満を残す。
結局、壁を倒して侵入したウォーカーと戦うことになるも、加勢しにきていたミショーンやジュディスが日本刀で参戦してこと無きを得る。
無線でミショーンにリディアとニーガンの件を相談するダリル。ミショーンは、アルファとの今後の交渉を有利に進めるためにはリディアを守らなくてはダメだ、街に引き止めろと話す。
夜、ニーガンの進退を決める会議が開かれていた。ダリルは死刑に反対、アーロンは賛成して意見が割れる。ゲイブリエルは翌朝結論を出すというが、ニーガンは姿を消してしまった。
リディアは自分が彼を逃したと嘘をつく。ダリルはそれをたしなめるが、彼女はアレクサンドリアの住人の親切な顔は「マスク」だと言う。
ヒルトップに留まることになったユージーンとは別に、ミショーンとジュディス、ルークはオーシャンサイドに向かう。
アレクサンドリアでは、リディアへの反感が高まり、「囁く者たちは静かに」という落書きで溢れている。
ニーガンはどこに消えたのか?そしてエゼキエルとミショーンのキスはみんなの関係を変えるのか?ルークが去り際にやたらと尺を使ってたのはフラグなのかな?しかし、男性ひとりで女性4人と行動して円満な関係性を築いているのはすごいですね。コミュ力たかーい!