強くて硬いシドニーが見られたら満足なんです。意外と図太くて面白い『スクリーム』(2022年版)

『13日の金曜日』、『ハロウィン』、『チャイルド・プレイ』…

続編、なんこ作るのよ。いい加減にしてくれよ。美しいまま終わればよかったのに。

とファンがブーブー言いたくなる気持ちはわかる!でもさぁ、俺たちにも都合があんねん!と突然泣きながらグーパンチしてくるようなこちらの映画。

そう、『スクリーム』(2022)であります。アメリカ映画。

完全なるリブートかと思いきや… オリジナルとも関連性を持たせており、続編とオリジナルをうまく融合してあるような… まぁ途中からは製作陣のメタ発言連発なのですが、まぁファンには面白いと思います。私はわりと好き(途中までナンジャコリャと思ってたけど)。

なにしろ、久しぶりにネーヴ・キャンベル(シドニー)が見られたし!デヴィット・アークエット(デューイ)、コートニー・ソックス(ゲイル)も出てきたし!って、オリキャス残ってねぇな~!!ランディ(メタ発言担当のホラーマニア役)、死んじゃったしね。

調べたら、デューイとゲイルは現実でもご夫婦だったのですが、リアルに離婚をされていて驚きました。映画のなかでも離婚してました(驚くべきことに共演シーンゼロ!!)。

しかし、スクリームも4作の続編を出してスピンオフのテレビシリーズも2シーズンやってるし、もう骨はしゃぶりつくしたのでは…??

とりあえずキャストの紹介!

サム:主人公。自分の父親がビリー・ルーミス(オリジナルの殺人犯のひとり)であることを知り、家族が崩壊。ウッズボローを出ていき、妹と疎遠になっていた。妹が襲われたと聞き、街に戻ってくる。

タラ:サムの妹。殺人鬼に襲われた美少女。喘息持ち。

リッチー:サムの彼氏。頼りない。

以下、タラの友達。

ウェス:タラのことが好き。母親は以前の映画(ただし続編)にも登場していた保安官。

アンバー:タラと仲のいい女の子。

チャド:双子の片割れ(男)。リヴと交際している。明るい性格の陽キャ。オリジナルに登場したランディは母の弟にあたる。

ミンディ:双子の片割れ(女)。同性愛者。本作におけるホラーマニア的立ち位置。

リヴ:チャドの恋人。アンバーやミンディからは「サイコ」と呼ばれるなど、突拍子のない激しい性格をしている。

以下、オリジナルキャラ。

シドニー:いわずとしれたオリジナル主人公。ウッズボローを出ていき、家庭を持って平和に暮らしていたが、殺人鬼の出現によって街に戻ってこざるを得なくなる。今作も相変わらず硬くて強いゾ!

デューイ:サムに協力を求められ、事件を調べる。以前に負ったケガのため、体が不自由。保安官を退職しており、妻とも離婚済み。

ゲイル:現在は都会で芸能活動をしている。事件が起き、ウッズボローに戻ってきた。

映画のルール

  1. 恋人を信用するな
  2. 犯人の動機は過去と関係している
  3. 犯人は友達グループのなかにいる

とは言っても、途中まで見ればわりと簡単に犯人は推測できるんですけどね… 悲しい… 続編をやりすぎたのと、この手の映画が増えすぎたからね…

殺人事件を振り返ります(すごい言葉)。

  1. タラが襲われる。ただし生存。
  2. オリジナルの犯人のひとり・スチュの甥っ子でリヴのストーカーが死亡。誰だよ感がすごい。
  3. サムが襲われる。ただし生存。
  4. ウェスが自宅で襲われる。母親の保安官も死亡。
  5. タラとサムがまた襲われる。なんと、デューイ死亡!
  6. チャド、襲われて倒れる(死亡?)
  7. ミンディ、襲われるが生存。

まとめるとあんまり襲われていないような気がするけど、基本的に「オリジナルの関係者」のみが襲われているんですね!

そして、ず~っと生き残ってきた悪運強い、愛すべきデューイが死亡!!ショックだぜぇ。と思わずスギちゃんになりましたが、物語のなかで幸せに生きててほしかったよ、わたし。

で、生き残ったなかで犯人じゃないかと思われるのはタラ、リッチー、アンバー、リヴ。まぁ、チャドが殺されてたのが茶番なら… あるいは?という感じでしょうか。

サムは妹を信じられるのか?それとも、彼氏が怪しいのか??

と、次のシーンでアンバーが自白して犯人なのは確定。リヴが殺されます。

じゃあ彼氏と妹どっちが犯人?となると、やっぱり彼氏ですよねぇ~ということでリッチーとアンバーが共犯でした。

彼らは『スタブ』のファンで、この小説がベースにしていた連続殺人事件(シドニーが巻き込まれたやつね)の関係者を殺しまくり、“高品質の続編”を作ろうとしていたことがわかります。

だが、相手が悪かったな。

覚醒したシドニーとゲイルは強すぎる。アンバーをボコボコにして銃で撃ち、上半身を焼く(勝手に自分で飛び込んだともいう)。リッチーはサムがめった刺しにして銃で射殺。まだ生きていて襲ってきたアンバーのとどめは、タラが刺す。

ということで、女性ばっかり生き残ったなぁと思ったら、チャドも生きてました。

生存者はシドニー、ゲイル。そしてサムとタラ姉妹、ミンディとチャド双子… と6人のみ。

定番のホラー映画あるあるは少なくなっていたものの、続編をなぜ作ったのかのアンサーを映画に直接入れ込んでくるスタイル、驚かされましたね。どうしてデューイを殺したのか教えてくれて、びっくりしました(ちなみに、続編のことをファンはクソだと思いがちだけど、製作側はそうだと思ってない。こんな続編で殺すなんて!と思わせるような作品じゃないとファンに示すためらしい)。

個人的には、シドニーの声優さんが好きなんですよね。あの声を聴くとシドニーだぁという気がする。だから、久しぶりにシドニーの声が聴けて(もちろんシドニー以外の役でも活躍中ですから、他の声をアテレコされているのも知らないうちに聞いているのでしょうが、このタッグが好きなんです)嬉しかったなぁ。

あと、デューイがイケオジだったね。