「ウォーキング・デッド」シーズン11・第8話『血を求めて』の感想・解説(ネタバレあり)

緊迫感があるような、ないような…の8話!

物語はダリルとアレクサンドリアのメンバーを中心に進行します。

まず、ダリル。教祖のグループの拠点を取り囲むようにウォーカーが現れ、死者を誘導して別の場所に連れて行こうとした者は捕食されてしまう。すべてはマギー(やニーガン、ゲイブリエル)たちの思惑通りだった。

しかし、教祖は殺されるとわかっていて仲間を外に出したことがわかり、だんだんと彼の自己中心的な面が露わになっていく。マギーと因縁があるらしい教祖は彼女の仕業だと断言、ダリルは忠誠心を試されるような言葉を投げかけられる。

教祖たちの拠点(どうやら、マギーたちの元拠点??)のまわりには地雷が埋め込まれており、死者たちはなかなか近付けない。だが、ダリルはマギーとゲイブリエルが中に入るための手助けをする。

しかしながら、教祖グループは「火車」(ロケット花火を大量に括り付けてあるだけ?)で、死者もろとも侵略者たちを殺そうと企む。

侵入したマギーは扉を車でぶち破り、死者たちが拠点の中になだれ込んでくる。

ダリルはリア(元カノ)に真実を話し、自分たちの仲間に入るように説得するが、彼女が選んだのは教祖を殺し、自分がグループを率いることだった。ダリルはショックの表情を浮かべる。

そして大量のロケット花火を向けられ、凍り付くマギー。

一方、アレクサンドリア。

マギーたちが苦しめられた嵐がアレクサンドリアにやってくる。壁が崩れ、ウォーカーたちが中に雪崩れ込んでくる。侵入を食い止めるチーム、壁を修理するチーム、家に残るチームに分かれて働く大人たち。

負傷しているバージルはジュディスに「君は母親(ミショーン)そっくりだ」と伝える。

アーロンの娘・グレイシーがウォーカーに窓越しにつかまれたり、ロジータが集まってきたウォーカーを一掃したり、落雷した水車が燃え上がったりとトラブルが続く。とうとうウォーカーが家の中に侵入してきて、全員階上に避難するが、ジュディスとグレイシーだけは浸水している地下に閉じこもる羽目になってしまう。

まさかの教祖、1シーズンももたずに退場。そしてダリルが元恋人と戦う羽目になるという… ただ、元仲間ならまだしも、元カノかぁ… リアってあんまりキャラクターが魅力的ではないような… 強い女なんですけど、同時にすごく女っぽいんですよね。ダリルが仲間を選ぶなら私だって仲間を選ぶわ、みたいなノリもねぇ、なんなんでしょうか。湿っぽい。合流するって考えはゼロなんですね。

なお、地雷のせいで誰かがケガしていたような描写があったのですが、誰なんだかよくわからない。マギー、ニーガン、ゲイブリエル以外っていうと、たった一人残ったマギーの部下?

そしてアレクサンドリアもボロボロで大変だという話。これはアレクサンドリアを捨てるフラグ?でも、連邦だっていいところではないフラグを立てているし、もしかして新天地を目指していくのか??グレイシーちゃんはかわいいけど、ヒロイン属性が強すぎてトラブルを招きすぎだと思います。

ミショーンの話が出てきたから、わりと早いうちに再登場するのかな?(最終話にちょろっと、ではなく)それは楽しみですね。

全然追えていない『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』のほうで活躍中らしいモーガンが再登場する可能性があるのかしら。