「ウォーキング・デッド」シーズン10・第18話『俺を見つけてくれ』の感想(ネタバレあり)

ウォーキング・デッドS10

このエピソードについてすごく考えていたら更新するのを忘れました。

ダリルの恋愛エピソードであります。

リックが行方不明になった直後の話と、現在の時間軸の話が交互に展開します。

リックを探して探索を続けていたリックは、小屋でひとりで暮らす女性リアと出会います。最初は警戒されるものの、だんだんと心を許されて恋仲に。というよりも、リアがどんどんダリルに依存していきます。ダリルの横顔を見つめるリア!ただ、明確ないちゃつきはまっったく出てきません。

で、リックを探し続ける彼に苛立ち、それをやめろと暴言を吐いて対立。リアは仲間(甥っ子だったっけな?息子代わりの少年も)が全員死んでひとりになってしまい、それだけダリルを失うのが怖いという気持ちもあるのでしょうが、こんな痴話喧嘩見せられても…

で、ダリルが戻ってきたらリアは消えていた(生死不明)というわけ。彼女が死んだのか、それとも生きるために出て行ったのかはわからない。

そして現在の時間軸でリアの住んでいた小屋をキャロル連れで訪れ、彼女との思い出を反芻するダリル。彼の連れているドッグはリアの犬だったことも明かされます。しかしなぜか言い合いを始めるキャロルとダリル。現状に不安を感じているキャロルと、それでも生きるしかないと感じるダリルとの間で口喧嘩が発生して、キャロルがちょっと泣くという衝撃展開も。それでヌルッと終わりました。

ここで謎なのが、なぜキャロルにダリルの過去(しかも恋愛)を教えるのかということ。

思えば、不思議な関係ですね。恋愛には絶対に発展しないけれど、ものすごく心を許している。キャロルは何度もダリルを裏切るようなことをしたけれど、それでもダリルは彼女を許し続ける。ある意味、元カノ・元カレよりも始末に負えないくらい深く結びついている関係性です。

もしもリックではなく、キャロルが行方不明になったのだとしても、ダリルは同じように探し続けるのでしょうか。リアのことは嫌いじゃなかったんだろうけど、積極的に好意を表さないところがいかにもダリルっぽいですね。