「トゥルーブラッド」シーズン1・第1話『禁断の出会い』のネタバレ

トゥルーブラッドS1

個人的に、見てハマってしまった吸血鬼ドラマ「トゥルーブラッド」。
実は「ヴァンパイア・ダイアリーズ」も見ているのですが、あちらは恋愛と中世の要素が強い!こちらはオカルト要素が強いうえ、無意識にギャグセンスが高いシーン(ってのもどうなのか)もあり、ホラードラマらしくて面白いです!

吸血鬼と恋に落ちた女の子を描くのですが、回を重ねるにつれてダークになっていきます。非常にセックスシーンが多く、かつ殺人シーンも多い。このドラマに出てくる森、死体が大量に埋まっていそう。

ちなみに、主人公カップルのスーキーとビルは現実でも夫婦だそうです。

登場人物

スーキー:主人公。吸血鬼にやたらと狙われる美人。人の心を読めるという、不思議な能力のせいで恋をしたことがない。
ビル・コンプトン:吸血鬼。かなり長生きしている部類である。スーキーと出会い、ヴァンパイアになって初めて恋をした。もともとは冷酷なヴァンパイアとして、人を殺めていた過去もあるが、現在は心を入れ替えて、人間の血を飲まないように努力している。
エリック:ビルのライバル的な存在として登場したヴァンパイア。ボン・タン(街名)のヴァンパイアの治安を守る保安官であり、ヴァンパイア専用のバーを経営している。冷酷な性格をしているが、スーキーと出会い、徐々に惹かれていくと同時に、もともとの優しい性格が戻ってくる。
サム:スーキーを雇っているダイナーの店長。情に厚いイケメンだが、何かを隠しているようにも見える…?

ジェイソン:スーキーの兄。イケメンで人気者だが、女好きのトラブルメーカーでもある。
タラ:スーキーの親友。喧嘩っ早く、仕事も恋も続けられない性格。アル中の母に幼いころから悩まされていた。ジェイソンのことが好き。
ラファイエット:タラの従兄弟であり、スーキーの働くダイナーの同僚でもある。憎まれ口を叩くが、面倒見はいい。ゲイ。ドラッグの売人でもある。
アデル:スーキーとジェイソンの祖母。親代わりになって2人を育ててきた。いつも兄妹の味方のいいおばあちゃん。

アーリーン:スーキーの同僚ウェイトレス。シングルマザーであり、リサとコービーという子供がいる。レネと交際中。
テリー:ダイナーではコックをしている。おとなしい性格。元軍人であり、戦時中に心に大きな傷を負って一時期病んでいた。
レネ:ジェイソンの親友であり、仕事仲間。明るい性格で、スーキーのことも気遣ってくれる。
ホイト:ジェイソンの親友であり、仕事仲間。さらに、彼の幼馴染でもある。過干渉の母がおり、家からの独立も進学も阻まれ、未だに母と一緒に住んでいる。
マキシーン:ホイトに依存し、家から出ることを許さないママ。おせっかいで偏見に満ちた性格をしている。

アンディ:保安官。禿げ上がったヘアスタイル?がトレードマーク。短気であり、思い込みで捜査をすることも多いが、味方になると心強い。両親はおらず、独身。テリーの従兄弟である。

パム:エリックによって吸血鬼にされたヴァンパイア。彼に忠実である。そのため、スーキーを目の敵にしていたこともあった。
ナン・フラナガン:ヴァンパイアと人間の共存を目指し、活動を続けているヴァンパイア政治家。だが、裏では人間の血を吸っているなど、悪どい面もある。立場で言えばエリックの上司のような存在。

個人的なお気に入りはアンディ(だんだんコミカルな役回りに)、テリー(吹き替え声優さんがスゴくハマってる!)、パム(シニカルだけど、優しい面が出てくると急に人間臭い。そして、洋服がオシャレ!)。ちなみに、主人公の相手役のビルより、恋敵役のエリックが人気が出てしまったせいか、どんどんおいしい役になっていくのもなんだかスゴイ。

ネタバレ

人の心の声が聞こえるスーキーは、家族や親友以外の人間に心を開けない毎日を送っていた。タラは仕事が続かず、ジェイソンへの届かぬ思いに胸をときめかせる。ジェイソンは、いろんな女と遊ぶのに夢中だ。サムはスーキーを好きだが、彼女はそれに気付かないフリを続ける。

ジェイソンは、ヴァンパイアに血を吸わせたモーデッドと関係を持っていた。

スーキーの働く店に、ボン・タンではほとんど見ないヴァンパイア・ビルが現れる。スーキーは一目で、心の声を聞くことができない彼にときめいてしまう(ヴァンパイアの心は読めない)。
だが、彼の血をドラッグにする目的で、地元の不良のマックとデニースというカップルがビルに近づいていく。
スーキーは駐車場で殺されそうになっていた彼を助けるが、心を閉ざした主人公らしくツンツンして愛想悪く振る舞う(少女漫画でよくある、皆から怖がられているイケメン男にズケズケものを言う→「こんな女、初めてだぜ」→恋愛に発展のパターン)。

タラは、サムの店でバーテンダーとして働き始める。ジェイソンに思いを寄せるものの、彼が今気になっているのは、スーキーの同僚ウェイトレスのドーンだ。

スーキーはビルとのエッチな夢を見て、目を覚ます。ジェイソンはヴァンパイアと親しくしたスーキーを怒るが、モーデッドが死体で見つかったと知り、驚く。案の定、被疑者としてジェイソンは逮捕される。
アデルは、スーキーに「ビルが南北戦争の時代を経験しているなら、講演会をしてほしいと頼んでくれ」と孫に言う。
スーキーは仕事中に兄の逮捕を知って動揺するが、ビルがまた来店して嬉しさを隠せない。スーキーは彼を家に招くことにするが、それを知ったサムは彼女を浅はかだと怒る。
そして、その夜スーキーは、マックとデニースに襲われ、リンチにあってしまう。

 

ドラマのタイトルである「リアル・ブラッド」は、ヴァンパイアたちが飲んでいる代用血液ドリンクの名前です。
導入部分なので、人物紹介ばかりなのですが、当初はビルとサムの間でスーキーが揺れるという設定でした。しかし、ビルは初登場時、ヴァンパイアらしく顔が真っ白なのにめちゃくちゃヒゲが濃いという矛盾に満ちたルックスで登場。ヒゲはもちろん、ふさふさのもみあげも気になりました。まあ、ヴァンパイアだから……もみあげ伸びててもいいのか。
あと、タラはジェイソンに片思いしている設定ですが、実はあっさりこの設定はなきものになります。
初回はホント、誰にも感情移入できない。スーキーは心を閉ざしてむっつりしていて、ジェイソンは女好きだしタラは態度が悪いし、ビルは謎の男だし。