「スクリーム・クイーンズ」シーズン2・第7話『ブロックの受難』のネタバレ

スクリームクイーンズS2

ホルトのことを追い詰めるのは、彼の手だ。彼を眠らせないようにする、移植した手。シャネルについて家族に詮索されたうえ、あまりに呑気な彼女に対してフォークをつきつけてキレてしまうホルト。彼はフラれてしまう。

アンナという、手足がそれぞれ4本(2人分)ある女性がやってくる。ホルトは執刀医を命じられるが、睡眠不足でとても無理だ。だが、その言い訳にマンチが怒る。

3番はカスケードの手術の練習を見ている。3番がカスケードと知り合うなら、本当の死について知りたい。彼は自分が死んだと思い込む病気になっているのかもしれない。
シャネル3番は自分で作ったテストを実施し、尿を調べ、スライドテストをする。そして、カスケードは異常者で殺人鬼だと診断する。だが、彼女は通報しない道を選ぶ。

寝ていたら起こされ、やはり眠れないホルト。緑の化け物に襲われるが、逆に手が助けてくれる。

3番は自分の恋を死体に相談している。
難病のトーマスとその看病をするシェリーのカップルに刺激される3番。

シャネルは3番や5番、ヘスターに彼の手のことを教える。

カスケードは罪悪感があるが、人を殺したくてたまらない。ホッフルはシャネルを殺した医師、カスケードは3番のことを愛しているから殺さないと主張する。

ホルトは、アンナを手術するなら心臓移植するべきだと主張する。彼女の心臓には負担がかかりすぎている。

トーマスのことを、献身的に看護するシェリー。愛がわからないカスケード。3番は彼が人殺しでも愛しているが、カスケードはシャネルを殺すつもりだ。

シャネル10番は拉致され、脳死状態にされる。そして、彼女の心臓をアンナに移植することになった!

シェリーがトーマスにダイオキシンを盛り、病気にしたのかもしれない。ミュウヒハウゼン症候群だ。だが、トーマスがしつこい彼女を遠ざけるために自分で薬を飲んだことがわかり、肩すかしをくらう。

ホルトは手術ができなくなっているので、右手を縛っている。マンチの首すらしめようとするが、シャネルの機転により大好きな曲で落ち着き、手術を成功させる。

トーマスは自分の行いを後悔する。3番は殺人鬼は他にもいると教えられるが、カスケードはその正体を明かさない。

取材に来ていた記者は倫理規定違反を目撃したと編集部に報告している。医学生が手術助手だし、殺人鬼のヘスターが働いている。看護師のホッフルは依存症だし、マンチは医者の資格がない。だが、緑の化け物が彼を殺してしまう。

カスケードは、ホルトにプレゼントとして手の手術を行う。手をつけかえたホルトだが、シャネルと寄り添って眠る彼の手は、勝手にメモを書き始める。そこには、「シャネルを殺す」とメモされている。

感想

シャネル3番の恋愛回であり、ホルトが手のせいで人を殺したがっているのではなく、自身に殺人鬼の資質があっただけだったということがわかる回。シャネル10番もひっそり死にました。