「Zネーション」シーズン3・第10話「黙示録」のネタバレ

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第10話「黙示録」(英タイトル:HEART OF DARKNESS)のあらすじ

マーフィを倒し、ブレンド軍を止めるには、手段を選ばず戦わなければ不可能だと、ウォレンは思い知る。大義のために命を投げ出せる人物がもっと必要だとウォレンは考え、ヘクターとサン・メイの忠告も聞かずに、“有刺鉄線ゾンビ”とエンダーの縄張りを突破して、“エスコーピオン ”とレッドハンドに会いに行く。そこでついに対面したヘクターの偽物は、チームの古い友人だった。彼は、完全に正気を失っていた。一方ノーザン・ライト基地では、市民Zとカヤがスポケーンにいるマーフィと接触するが、そこではもう噛み跡作戦は行われていなかった。ドクとアディはルーシーの居場所を突き止めるが、もうルーシーは小さな赤ん坊ではなかった…。 
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第10話のネタバレ

市民Zとカヤはノーザンライト基地に留まり、通信を続けている。だが、同じ周波数にマーフィが割り込んできて、人間たちにブレンドになるためのワクチンを受けるように促しているのがわかる。
彼は拠点から放送を続けているが、より顔が人間に戻ってきている(青い部分がさらに減ってきている)。

サン博士はゾンビの血液とマーフィのワクチンを上手に組み合わせれば、免疫力だけが残るかもしれないと考えている。ロジータはトイレ(外に設置されている)に行くマーフィを目撃し、尾行するが、ゾンビもその後をついてきてしまい、襲撃に失敗する。彼女はトイレの便槽に潜る……のではなく、壁を壊して逃げる。マーフィはロジータが来たことを確信する。

人手を増やすため、レッドハンドに協力を仰ごうとするロジータ。エスコーピオンは反対するが、ロジータは命知らずで躊躇なく人が殺せるレッドハンドの協力を得たい。
だが、彼女たちはあるものを見つける。エンダーを蹴散らし、車にある一家の死体だ。彼らは他の家族を殺して車を奪った罪で、見せしめのように殺されたらしい。ゾンビに襲われるロジータたちだが、サン博士をホッパーという謎の男が助けてくれる。彼はレッドハンドにヤクを渡している売人のようだ。ロジータは彼に、エスコーピオンのところまで案内しろと迫る。

ホッパーはエスコーピオンがゾンビ神からのお告げを聞いて改心し、現在は懲悪のために生きる正義のリーダーだとロジータたちに語る。さらにサン博士に言い寄るが、手酷く断られる。

レッドハンドの拠点には、人間の生首や手足が落ちている。彼らは地下墓地に隠れているらしい。ホッパーの後をついていくと、そこにはクモのように這うゾンビの手首(壁を這っている)が見える。

10Kはマーフィに捕まっているが、彼女の計画について口を割らない。マーフィは人間に戻れるワクチンをちらつかせるが、10Kは「ロジータがあんたのお尻をぺんぺんするって」とだけ言う。

地下墓地では、人間たちが有刺鉄線で柱に括り付けられていた。ホッパーは彼らに電流を流して殺してしまう。人間たちはゾンビになり、ロジータたちに襲いかかる(もちろん撃退する)。ホッパーは改めて、エスコーピオンに紹介するという。

マーフィの居場所を突き止めたカヤ。サイモンは彼に電話をかけるが、マーフィは噛み痕作戦は中止になったし、もう電話をかけてくるなと切ってしまう。

偽エスコーピオン。その正体は、ヴァスケスだった。彼は狂い、記憶を失っている。かろうじて家族を殺した憎き天敵・ヘクターのことだけはうっすらと覚えている。彼はヘクターそっくりのタトゥーも腕に入れている。ロジータはなんとかヴァスケスに記憶を取り戻させようとするが、彼は思い出さない。だが、2人はキスをする。

3人は檻に投獄される。ロジータはヘクターと同じ檻に入るが、ヘクターは自分のせいでヴァスケスが狂ったと自責する。そして、ロジータを気絶させ、逃げてしまう。

ロジータはまたヴァスケスのところに連れ戻される。だが、ヘクターがそこに乱入する。彼らは対決することになるが、ヘクターは自分が彼の家族を殺したことを覚えていた(前は忘れたと言っていた)とカミングアウトする。妻は娘だけは助けてくれと懇願したが、彼は2人とも殺した。ヴァスケスは覚えていないのに、なぜか涙を浮かべる。2人は戦うが、ヘクターは負ける(わざと?)。そして、ヘクターを刺したヴァスケスをロジータが刺す。刺された直後、彼はロジータの名前を呼んだ。そして「慈悲を」と呟いた。

ヘクターを助けようとするサンとロジータだが、うまくいかない。彼は死ぬが、サン博士が投与した薬が効いたのか、ゾンビにはならない。
ホッパーはヴァスケスの首を切り落とし、レッドハンドたちは全員、ロジータの前にひざまずく。

彼女とレッドハンドたちは車に乗り、拠点を後にする。彼らはスポケーンを目指している。

※マーフィの放送演説
新世界が待っている
暴力や恐れ、ゾンビもいない世界だ
勇気と賢さをもって 荒廃した世界から抜け出すのだ
終末の世をワクチンが救うのだ
私の声が聞こえたら 仲間に加われ

アディとドクは、ルーシーがいる家にたどり着く。だが、ルーシーは既に大きく成長している。そして、彼女の義父が2人に銃を向ける!

死んだままになっているヘクター。だが、次の瞬間、彼が目を開く!まるでヘビのような目だ!

感想

・ヘクターが死んでしまう回。だが、彼はワクチンを投与され、敵となってしまうのか?それとも……?
・そして、前作でイケメン枠を担当していたヴァスケスが突然狂気に染まって登場。しかし、想像していたとはいえこんなヒドイ扱いがあるのでしょうか。コスプレ(ヘクターそっくりの恰好)も違和感がある。
でも、ロジータとキスをするシーンや、最後に刺されてから記憶を取り戻して「慈悲を」と頼むシーンなんかは熱を感じる演技でした。
・レッドハンドがロジータの仲間になるという、衝撃展開。こんなに都合よく話が進むなんてさすがドラマ。ウォーキング・デッドならこの仲間になる・ならないで1シーズン作るぞ。