「キャビン・フィーバー」(2016年・リブート版)

キャビンフィーバーリブート

2016年の「キャビン・フィーバー」です。こちらリブート作なので、原作と内容はほぼ同じなのですが、すごくキレイにまとまっていて、「得体が知れない感染に蝕まれていく怖さ」というのが薄れている気もします。
原作を思い出しながら見たのですが、やはり少し物足りないですね。... 続きを読む

「ノック・ノック」

knockknock

あらすじ

「ホステル」「グリーン・インフェルノ」のイーライ・ロス監督がキアヌ・リーヴスを主演に迎えて贈るサスペンス・スリラー。1977年の「メイク・アップ」を基に、社会的な成功を収め、幸せな家庭を築いた主人公が、美女2人の誘惑に負けてしまったばかりに、サディスティックな仕打ちで絶望の淵へと突き落とされていくさまを描く。共演はロレンツァ・イッツォとアナ・デ・アルマス。
愛する妻と子どもたちに囲まれ、誰もが羨む理想的な家庭を築き上げたエヴァン。ある日、家族旅行の予定が仕事の都合で一人留守番をすることに。するとその夜、玄関をノックする音が聞こえ、彼がドアを開けると、土砂降りの中にずぶ濡れの美女2人が立っていた。ジェネシスとベルと名乗った2人は、道に迷い途方に暮れていると助けを求めてきた。家族の留守中に若い女性を家の中に入れることに抵抗を覚えつつも、人助けのためと2人を招き入れるエヴァンだったが…。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=355718... 続きを読む

「サクラメント 死の楽園」

sakurament

非常に期待していた作品「サクラメント 死の楽園」を今さら見た。
・カルト教団の集団自殺事件に居合わせた取材クルーたち
・『楽園』には、恐ろしい裏があった
・信者たちは、死に飲み込まれていき……
結論から言いますと、物足りない。
タイ・ウェストとイーライ・ロスならもっとクドいくらいにキチっている映画かと思いきや、意外と助かる抜け道がちょこちょこと見えていて、カルトっていえばカルトだけど……と言いたくなるくらい、ぬるい。とはいえ、POV映画としてはよくできているし、リアルだなあという気持ちもあります。... 続きを読む

「グリーン・インフェルノ」

greeninfe

2013年のアメリカ・チリ製作映画「グリーン・インフェルノ」。
久しぶりにイーライ・ロスの監督・脚本・製作映画。製作はたびたびしてますけど、この人のプロデュース映画は好きです。
この映画に関しては、とにかく気持ち悪い。昨今のカニバリズム映画でめぼしいところを思い出すと、「肉」が思い浮かぶのですが、ああいうカルトや虐待、暴力の香りがするカニバリズムとは違い、この映画は純然たる食肉映画です。「食人族」を見た時の記憶が猛烈に蘇りますね。... 続きを読む

「クラウン」

clown2

2014年の映画「クラウン」を見ました。アメリカ/カナダ映画であり、製作はイーライ・ロス。
最近レンタルがスタートして、こちらのブログでも紹介済の「ストレンジャー」よりは、私はこちらの方が好み。
抗うことができない邪悪な存在を描いています。イーライ・ロスはこの手のオカルト映画より、直接的な暴力やスプラッター演出が持ち味という印象がありましたが、この監督たちに着目したのはさすがという気もする。素晴らしい映画だ。おぞましくて、気持ち悪くて、震えがくる。ピエロ映画といえばキング原作の「it」がおなじみですが、みんなのトラウマだよ、これは。夜中にしれっと放送して欲しいわ。... 続きを読む