妻を死から回避させるには…?『リバイバル 妻は二度殺される』

リバイバル

2015年の韓国映画『リバイバル 妻は二度殺される』を見ました。

ある弁護士の妻が突然自宅で殺され、その1年後。

1年前の(まだ死んでいない)妻から電話がかかってきた夫。彼女を電話でうまく誘導できれば、死から回避させることができるかも…!?

というスリリングなSFサスペンスであります。主演のソン・ヒョンジュは『殺戮にいたる山岳』で見たことがある顔でした。

犯人が誰なのか?という謎解き要素よりも、過去がどんどん変わることで未来が変化していくSF要素を楽しむ映画なのかも。

実際に過去を変えて妻を家からは逃がすことはできたのですが、犯人のせいで現在が書き換えられ、指名手配犯にさせられてしまったり。

過去、家の中で妻が殴られて家具が壊れると未来でもその家具が消えてしまったり。

過去では妻は逃げ、現代では誰が犯人なのかを夫が追うのですが、黒幕は政治家、実行犯は刑事という韓国にありがちなオチでした。夫が受け取るはずだった封書に犯人につながる重要なヒントがあり、それを回収しようと家に押し入ったら妻と鉢合わせしたということらしい。

ただ、過去では妻が殺されそうになり、現代では娘と主人公(夫)が殺されそうになるというピンチを経て、ぎりぎりのところで未来が書き換わって妻のところに助けが入り、現代も変わって全員生きてるエンドで終わり。

この前に同じ韓国映画の『善悪の刃』を見ていたのですが、黒幕が政治家か警察って展開多いですね。そして親友が絶対裏切るっていうポジションにいるのもそう。『食われる家族』でも裏切り者は信頼していた精神科医だったし。

あと、どの映画でも韓国の豪邸はどことなく日本とは違うのってなんなんでしょうね。庭に植えている木の種類のせいか??