猟奇殺人・監禁劇より接着剤で壁に磔にされるシーンがスゴイ『ポーカーナイト 監禁脱出』

ポーカーナイト

2014年のカナダ/アメリカ映画『ポーカーナイト 監禁脱出』を見ました。主演のマー・ボーショフはやたらと顔がかわいいですね。彼の上司・カラブレーゼはヘルボーイを演じたロン・パールマン。顔の圧がすごい。

刑事たちが集まって行うポーカーナイト。そして、監禁と脱出。

どう絡むの?と思ったら、監禁された主人公のスタンがポーカーナイトで得た教訓をちょこちょこ思い出すという演出。猟奇殺人アーティストからどう逃げ出すのか?という点が見どころかと思いきや、わりと構成が複雑であります。

軸となるのは、敏腕刑事しか参加できないポーカーナイトで語られる、凄惨な事件の数々。事件の回想にはそれぞれの刑事が語り部のように登場し、主人公のスタンはある時にはともに回想を振り返る立場として、ある時には刑事の若かりし頃を演じる代役として登場します。

一方で、それと比較するかのように志が低いスタンの過去が語られます。別に認められたいわけじゃないし、刑事になりたかったわけでもない。刑事になれたのは、たまたま殺人鬼を射殺することができたから。同僚の娘(10代)と交際しているというダメぶり(あっちでも成人が10代に手を出すのはあまり印象が良くないらしい)。

しかし、この回想シーンでスタンが遺体と記念撮影をしたり遺体の上にピザ置いてみんなで食べたりしているところが出てきてびびった。遺体の上に箱ピザ置くのはアカン…

そして、上記のポーカーナイトでの楽しい会話と事件の回想、そしてスタンの回想とは別に、本筋となるのが監禁されたスタンの脱出劇。

当初、娘に手を出したスタンへのお仕置き?サイコパス殺人鬼刑事が混ざっていてスタンをターゲットに?などいろいろ考えたのですが、まっったくのハズレ。殺人鬼はちゃんと別でいて、なぜかスタンと彼女のエイミーを監禁しているのです。

その理由は、スタンが昇進するきっかけになった殺人鬼が、この監禁殺人鬼の師匠だったから。彼をスタンが殺したから怒っているのです。シンプル!

このあたりのくだりはわりとフーンとしか言いようがない展開ですが、殺人アーティストくんはなかなかのやり手で、スタンを接着剤で壁にぺったり張り付けたりして苦しめます。剝がすのが痛そうでホラーらしい場面ではあるのですが、同時にマヌケ感がすごいのはなぜなのでしょうか。

殺人アーティストくんはエイミーの父・マクスウェル(スタンをめちゃくちゃ嫌っている)をスタンに殺させたり、カラブレーゼを家におびき寄せて射殺するところを見せたりと、とにかく苦しめます。

血まみれで縛られているのに、ポーカーナイトに参加している夢を見るスタン。妄想の彼らに鼓舞され、エイミーとともに脱出に成功するのですが、家の周囲には既に警察が!手に持った銃を捨てようとしたら、接着剤をつけられていてとれない!ズコー!投降できない!ということで撃たれるスタン。

持った時にニチャってしなかったのかな?手からとれなくても地面にはいつくばればよかったのでは?など、いろいろ考えつつもまだ続きがあったので見る。

スタンは逮捕されたりしたものの、釈放されてからは執念で逃亡した殺人アーティストくんを追い詰め、射殺してポーカーナイトに戻ってくる…というオチでした。このあたりのシーン、なんと体感3分くらいしかないのでめちゃくちゃ駆け足なのですが、ちなみにエイミーは昏睡状態が続いているという情報のみで再登場せず。

ひっとっつも頭脳戦がなかった(接着剤を銃につけたくらい)のが物足りないですが、雰囲気はいい映画でした。

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