終末世界でサバイバル×青春ドラマ!Netflix「デイブレイク」ネタバレ・考察

デイブレイク

Netflixで配信された終末世界×高校生たちのサバイバルドラマ「デイブレイク」を見た。
ヒューマンドラマものではなく、恋愛と友情要素がふんだんに詰め込まれた青春コメディドラマであります。

特徴は「メタ演出」。主人公が画面のこちら側に語りかけてきたり、ナレーションとキャラクターが会話をしたりという要素がとにかく濃い。また、終末世界で生き抜く彼らの姿を描くだけではなく、「どうして彼らはそういう人間になったのか」という回想シーンにかなりの時間を割いています。

対モンスターというよりも、生存者の子どもたち同士のいざこざがメインになっています。そのため、ごりごりのゾンビドラマみたいなノリを期待するとがっくりするかもしれません。

登場人物。

主人公のジョシュはごくごく目立たない転校生で、成績も運動神経もオールC(ギリギリ及第点)。終末世界をひとりで淡々と生き抜いている青年です。ちなみに演じるはコリン・フォード。「アンダー・ザ・ドーム」でジョー役だった男の子です。

その彼女がサム。美人で優しくて人望もあって優等生で、パーフェクトな女の子なのですが、なぜかジョシュと付き合っています。しかし、世界が滅んだきっかけとなった爆発の日、ジョシュとサムははぐれてしまい、それ以来ジョシュは彼女を探す日々。

ジョシュの仲間(主要キャラ)は3人。

まずはウェスリー。アメフト部のスター選手のひとりで、ジョシュをいじめていたひとり。しかし、現在はその態度を改め、単独行動をしながら“浪人”として生きる日々。ちなみに彼は黒澤明監督マニアという設定であり、侍大好きキャラのため、武器は日本刀です。もともとは体育会系のグループに所属していたものの、なぜかそこから抜けて単独行動をしている謎多き人物。

もうひとりがアンジェリカ。彼女は天才少女でこの物語に出てくる唯一の子供なのですが、自宅学習を強いられていたうえにネグレクト気味の生活をしていたため、性格がねじくれてしまったという設定。ジョシュは彼女のベビーシッターをしていたこともあるそうですが、放火癖があるため散々な目に遭っていたというエピソードもあります(荷物に放火されたり)。ジョシュたちが通うグレンデール高校に出入りし、自作の薬物を売りさばいていた売人でもあります。専門はプログラミング。実はジョシュのことが大好きというかわいい一面も。

そして問題の3人目の仲間がイーライ。ダサくてウザいオバカキャラであり、ジョシュたちが立ち寄ったショッピングモールにひとりで籠城していたという設定。

この物語には大人は出てこないのですが、唯一登場するのが2人。
(他の大人はすべて「グーリー」と化しており、知能はほぼない状態。生きた人間を見つけると血を吸うという吸血鬼スタイルの生態を持つ。ただし感染性はない。運動能力は高く、走ることも可能)

まずはバー校長。この人も謎多き人物であり、子供を何よりも愛しているという設定ながら、裏ではいろいろ…というおじさま。この校長の設定がマジですさまじいのですが、それはおいおい判明します。

もうひとりの大人がクランブル。ジョシュの担任の生物教師ですが、本当は「クランブル」(泣き虫)という名前ではなかったものの、誰かのイタズラによってハッキングで名義をすべて書き換えられてしまい、改名せざるを得なかったというかわいそうな人。もともとは押しは弱いながらも優しい教師でしたが、爆発後にグーリー化。ただし、他の大人とは違い、コミュニケーションを取ることが可能で、子供の味方。意外にもアンジェリカとの友情を深めていくこととなります。

ジョシュたちと対立する体育会系グループ「ジョックス」の生徒たちのリーダーは、ターボです。
ターボはウェスリーの元親友。しかし爆発で顔に大きな傷を負い、口がきけなくなるという後遺症を負っています。非常に短気であり、残忍な拷問も好むという性格。

「ジョックス」は人数は多いのですが、名前が出てくるのはターボの右腕となる気の強い女戦士、モナ・リザと、コメディリリーフとしての役割の強い弱小体育会系部・ゴルフ部の5人組ぐらいです。また、ウェスリーとターボの元チームメイトで、クズのボンボン・ホイルズも物語を引っ掻き回す役として登場します。

最後に、悪役として出てくるバロン・トライアンフにも触れておきましょう。
バロン・トライアンフはガスマスクにロングコートをまとい、バイクにまたがって登場。子供を捕まえてはどこかに連れ去り、食べている(!?)という謎人物であります。

 

1話「ジョシュVS終末世界:パート1」

終末世界でも、サムを探し続けているジョシュ。高校生(小学生や中学生はもう死んでいる?)たちはそれぞれ派閥を作り、そのテリトリーの中で生活を続けています。ジョシュはそのどこにも属さず、単独行動を続けていました。

しかし、ゴルフ部の生徒たちがサムを誘拐している現場を目撃したジョシュ。1人で5人組の彼らに立ち向かうはずが、なぜかサムとの馴れ初めを説明するはめに(設定を説明するシチュエーション)。
途中で喧嘩になるジョシュとゴルフ部ですが、そもそも彼らが誘拐してきたのはサムではなく、超問題児の女の子・アンジェリカだったことが発覚。今更助けないとも言えず、アンジェリカと行動をともにすることになったジョシュ。そこにたまたま通りかかったウェスリーも合流し、まったく仲良くない3人で逃げる羽目に。

ゴルフ部は「ジョックス」に助けを求め、ジョシュたちの隠れている彼の家を襲撃することに。しかし、ジョシュの機転によりジョックスはボコボコにされ、負けるのが大嫌いなターボはジョシュを恨むという展開になってしまいます。

実家から逃げてショッピングモールにたどり着いたジョシュたち3人。しかし、そこにトライアンフが現れ…??

 

2話「姑息なやり方」

トライアンフと遭遇したジョシュですが、その正体はトライアンフになりすましていたお調子者の同級生・イーライ。彼は単独でモールにこもっていたのですが、そこにサムがいると聞き、侵入したジョジュ。しかしその正体は担任・クランブルでした。

クランブルはホイルズにいじめられるジョシュをかばってくれるなどいい人ではあったのですが、見た目はボロボロになっていてまさにグーリー。しかし、コミュニケーションを取ることができるうえ、子供を食べようとしないなど、他の大人とは違う存在だということがわかります。

しかし、その頃にモールには本物のトライアンフが侵入!応戦しようとする子供たち4人ですが、そこで助けてくれたのはクランブルでした。トライアンフを撃退し、イーライと和解するも、モールを分断して生活することに。
モールを乗っ取られて不満のイーライはウェスリーの秘密を知っていると彼に警告します。

モールに侵入したグーリーに噛まれ、自ら指を切断することにしたジョシュ。しかし、切断した後にアンジェリカから「グーリーは感染しない」と聞かされ、倒れてしまいました。

 

3話「グレンデールのスライム女王」

この回はアンジェリカ回。天才少女としてもてはやされながらも孤独だった彼女は、放火癖に目覚めてしまいます。カウンセリングで得た薬を高校で売りさばき、売人となったアンジェリカ(スライムに混ぜて売っていたから「スライム女王」と呼ばれていた)。

チアのリーダーのデミに可愛がられていたアンジェリカですが、ふとしたタイミングで彼女からバカにされ、デミの顔に傷がつくまでブン殴ってしまいます。そんな彼女に対等に、かつ優しく接してくれた唯一の人物がジョシュ。ジョシュのことが好きになったアンジェリカは、その恋人とのサムにも憧れるようになっていました。

で、そのジョシュのために抗生剤を探しに街に出たアンジェリカ。ウェスリーの助けを借りつつサバイバルする彼女ですが、そこで出会ったのが因縁のデミ。しかし、デミからチアマゾンズに来るようにスカウトされます。
それを断ってジョシュのもとに戻ったアンジェリカですが、彼を諦めさせるためにサムの遺体を偽装してしまいます。それに協力してしまったウェスリーは後ろめたさに苦しみますが…

一方、ジョシュを助けてくれたのはやはりクランブル。彼女が自分を食べるかもと怯えていたジョシュでしたが、やはり彼女は子供を食べないということが証明されます。

 

4話「クソガキのたわ言」

ホイルズとバー校長の因縁回。ナレーションはバー校長が担当。

アメフト部のホイルズはゴブリン・フレークというシリアル会社の御曹司で、何度も留年している問題児。彼の成績を操作し、悪行を見逃す代わりに寄付金をもらうという親からの依頼を飲んだバー校長ですが、実は彼の悪行の証拠(未成年の女子生徒との淫行)を掴み、退学にしようとしていました。

そして、そのホイルズがトライアンフだという噂が子供たちの間で囁かれています。
(ホイルズは留年しすぎているため、本来は成人男子という設定)

アンジェリカはクランブルを元に戻そうと、まずは外見から変えることに。おばさんのサロンを手伝っていたイーライの助けを借りて、自身も綺麗に生まれ変わります。しかしそれを拒否するクランブル。「一緒に怪物のままでいよう」とクランブルに言われたアンジェリカは、ありのままを受け入れてくれる彼女の言葉に心を動かされます。

トライアンフを探すジョシュと、アンジェリカの命令でそれを邪魔するつもりのウェスリー。しかし、ターボ率いるジョックスと鉢合わせたジョシュたちは、一触即発の事態に。
しかし、突然現れたトライアンフによって彼らは全員捕獲されてしまいます。

ジョシュたちはゴブリン・フレークの工場に監禁されてしまいました。食べられる予定の子どもたち以外に、フレークを作らされている子どもたちもいます(ほぼアジア系)。ジョシュはピッキングで檻から抜け出し、トライアンフのもとへ向かいますが、そこには裸で捕らえられたホイルズもおり…

そう、トライアンフの正体はバー校長!彼は終末世界で人喰いにジョブチェンジし、子供をさらっては食べていました。とはいえ、サムは殺していないと明言する校長。彼を監禁し返して、子どもたちを解放してモールに連れて行くジョシュです。

一方、気落ちして動かないターボの前に現れたのはウェスリー。睨み合う2人ですが、次の瞬間にキス。そう、彼らは実は恋人同士だったんですね!
ウェスリーがグループを抜けたのも、実は嫉妬深く独占欲が強いターボが原因でした。

 

5話「ホームカミングと秘密の扉」

ウェスリー回。この回はラッパーのレザがナレーションを担当(途中でナレーションの立場ながらウェスリーと喧嘩するというメタ演出)。浮世絵っぽいイラストや日本語字幕も出てきます。

ホームカミングパーティを企画するウェスリーとジョシュ。
その裏でターボと逢引していたウェスリーですが、その関係をイーライに知られてしまいます。しかも、ターボはジョシュに嫉妬しており、ウェスリーに「ジョシュを殺すか、全員殺されるのがいいか選べ」と迫るヤンデレぶり。

ターボはモナ・リザにはすべてを見抜かれて怒られたりもしているのですが、性格のキツいモナでもターボのことをコントロールすることはできません。

実は爆発前の試合で、いとこのエメットと対戦することになったウェスリー。エメットからは「試合に負けてくれ」と八百長を頼まれ、ターボからは「エメットをボコボコにしてやれ」と命令され、まさに板挟み状態。
どちらも選べなかったウェスリーですが、ターボが手をまわし、エメットは足を折る大怪我をしてしまいました。
(その直後に爆発があった)

ちなみにエメットは校長に食べられてしまったそうですが、意外とこの設定はウェスリーがスルーしています。

ターボに命令されたうえ、モールのリーダーとなったジョシュを妬むイーライも計画に加わり、ジョシュを殺すしかなくなったウェスリー。ジョシュがパーティのキングに選ばれると想像したウェスリーは、キングの冠に毒を塗りつけますが、なんとキングに選ばれたのはウェスリー本人!ジョシュが感謝の気持ちを込めて彼をキングに選んだと知り、猛省したウェスリーはジョシュにすべてを告白します。

ターボはジョックスを引き連れてモールに奇襲をかけますが、弓でうたれて撤退。
ウェスリーは愛するターボと敵対することを選びます。

ターボはウェスリーがジョシュのことを好きなんじゃないか?と疑っています。そして、ウェスリーももしかしたら…?という感じ。意外にもジョシュ、モテキャラなんですね。

 

6話「ユーザー名“5318008”」

ターボ回。
ざっくり説明すると、ターボは有能な父に愛されていたのものの、ほったらかしにされ続けていたため性格が歪んでしまったことが説明される回。父のことを誤解したウェスと喧嘩したものの、仲直りした描写もあります。
(「東京コミックとギフト」という日本土産をもらうターボ。すごい名前の店だ)

ターボは自分を傷つけた裏切り者がジョックスの中にいると考え、犯人探しを始めます。
ゴルフ部のひとりが内通者「5318008」(この数字はゲームID)だと特定され殺されることになりますが、ターボの怪我自体が彼本人によるでっちあげだと気付いたモナ・リザは、ターボの残虐性に改めて震えます。

一方、ジョシュは裏切り者のウェスリーとイーライを隔離することを選びます。ショックを受けているジョシュですが、工場から助け出したこどもたちのひとり・KJに誘われ、ケガしているターボに奇襲をかける計画を立てます。

アンジェリカはクランブルとバー校長の様子を見に行きますが、初潮がきてしまったため、血の匂いを嗅いで凶暴化した彼女に襲われてしまいました。しかし、落ち着いたクランブルの様子がおかしいことに気が付きます。
(ちなみにクランブルの荒れた背中が蓮コラみたいで気持ちが悪い)

終末世界でもFPSゲームに没頭し、サバイバルゲームが得意なゲーム・オーバーズに協力してもらうジョシュ。
しかし、ターボにはその計画を見抜かれていました。失敗に気落ちするジョシュはKJと関係を持ってしまいますが(はっきりとは描かれないけど)、ゲーム・オーバーズがジョックスの拠点である学校に侵入した時の動画の中に、サムの姿を発見してしまいました。

 

7話「ラテン版シング・ユア・ライフ」

クランブル回。
クランブルの脳内で、彼女が人喰い教師としてコメディドラマに主演しているという設定で過去を振り返ります。監督役はアンジェリカ。このドラマの中で教師役を演じながら、爆発の前に何が起きたのかが少しずつわかっていきます。

脳内ドラマでも人間を食べることを嫌がり、正しい人間であろうとするクランブル。
ですが自分のことを認めてくれたバー校長と関係を持ち、彼に言い含められて生徒の成績を操作。助成金のためと聞いていたものの、校長が私腹を肥やしていたことが判明して喧嘩となり、校長に階段から突き落とされたことがわかるのです。

現実世界では、サムが死んだというアンジェリカの嘘がジョシュにバレて、アンジェリカ、ウェスラー、イーライがモールから追い出されます。追い出されたアンジェリカを追いかけるクランブル。

クランブルはチアマゾンズの入団試験に潜り込み、アンジェリカを助けることに。
しかし、素手でグーリーと戦うという試験中に正体がバレ、殺されそうになってしまうのです。でも、階段から突き落とされたことを思い出したクランブルは、自分がおかしくなったのは外傷性の脳挫傷だと主張するのです。

ひとりだけ、クランブルを処分することに反対してチアマゾンズを出ていくことを選ぶアンジェリカ。しかし、その根性と度胸が買われ、2人はチアマゾンズに入団することになりました。

そのサムはジョックスのもとでキッチンスタッフとして働いていたものの、ターボが手をつけられないほど荒れ狂っていることに悩むモナ・リザの相談に乗り、バー校長を檻から出して自分たちを監督してもらうことを思いつきます。いやいや、相手は人喰いなんですけど…

ラストには衝撃の事実。なんと、ジョシュはサムと別れていたということが判明するのです。

 

8話「フードデリバリー」

サムと別れていたジョシュ。その経緯が語られます。

爆発が起きた日、授業をサボって家でイチャついていたジョシュとサム。
しかし2人はとことん噛み合わない日。デリバリーで何を頼むかで喧嘩したり(ジョシュは好き嫌いが多すぎる)、初めて関係を持とうとするもうまくいかなかったり、サムが初めてではないと知ってジョシュがショックを受けたり。

でも、最大のすれちがいポイントは、サムの抱える「自分はそんなにいい子じゃない!」というコンプレックス。周囲からいい人扱いされることに疲れきっていたサムですが、ジョシュの理解を得て、ようやくちゃんと関係を持ちます。

しかし、ジョシュがそういうことをしていた最中、父が死んだという知らせを無視していたことが判明。落ち込むジョシュを慰めるサムですが、ジョシュは彼女をビッチ扱いして遠ざけます。

すぐに反省したジョシュですが、仲直りをする前に爆発が起きてしまい、離れ離れになってしまったのでした。

 

9話「ジョシュVS終末世界:パート2」

ジョシュと父親の関係を振り返る回。
カナダ人のジョシュ。父に狩りを教わるはずが、両親の離婚をきっかけに距離ができてしまい、傷つきたくなくて自分から父親を遠ざけていたことが明かされます。
そのせいで父と疎遠になったものの、父から教わった(らしい)多少のサバイバル術のおかげで生き延びてきていたこともようやく明かされます。このあたりから、ジョシュが急に有能化していくのがアメリカドラマって感じ。

一方、檻から出たバー校長はターボに大怪我をさせ、リーダーの座から引きずり落とします。
死体置き場に捨てられたターボですが、ウェスリーの助けによりジョシュの家に隠れることに。チアマゾンズに合流したアンジェリカとクランブルの助けにより、一命をとりとめたターボ。

しかし、2人はケジメをつけるために命をかけて決闘をすることにします。

ジョシュはサムに会うためにジョックスの拠点である学校に潜り込むことに。ですが、その計画を手伝ってもらうためにイーライに「マジック・ザ・ギャザリングのカードを取りに行こう」と頼み込みます(彼はゲームのファンで、カードを学校に置いてきてしまった)。

イーライの過去(移民で貧しかった)ことを知り、だんだんと彼のことを知り始めるジョシュ。脳内ポケモンバトルで仲を深めたものの、トライアンフの扮装をしていたところをまだ生きていたホイルズに刺され(ホイルズはイーライとバー校長を間違えた)、イーライはあっけなく死亡。しかもホイルズも巨大化&凶暴化したパグに種付けされて終了(死亡したかはわからない)。
ジョシュは単独で学校に潜入することに。

権力を取り戻したバー校長は、子どもたちが生き延びたのはHPVワクチン接種のおかげだと主張。ワクチンの効き目を継続させるための特別なスライムを開発し、子どもたちに食べさせるようサムから呼びかけさせますが、そのスライムを食べた生徒たちは次々昏倒。

ゴルフ部5人組の最後の生き残り・バリーをこっそり食べ続けていた校長。やはり人喰いがやめられず、一度世界を滅ぼして、その後に自分の理想の世界を作ろうとしているとやはり倒れたサムに明かします。

ようやく再会したジョシュとサム。しかし次の瞬間、またもや大爆発が起こり…

 

10話(最終話)「ドッカーン!」

バー校長はチアマゾンズの拠点・YMCAを爆破して、アンジェリカを誘拐。核ミサイルのプログラミングをさせることにします。

そしてバー校長に誘拐されていたクランブル。バー校長とクランブルはなぜ特別なのか?の理由は判明しないままですが、モナ・リザをクランブルに食べさせようとするバー校長。まだ彼女が好きなのかな?

サムとジョシュはモールに戻るものの、KJ率いるはみ出し者仲間は逃げるべきだと主張。戦うべきだというサムと対立します。

とりあえずチアマゾンズのもとに向かいますが、デミが行方不明になり、グループはパニック状態。協力は断られました。

次にウェスリーとターボのもとに向かうジョシュとサム。しかし2人は決闘の真っ最中。
しかしウェスとターボの決闘に使われていた銃はフェイクで、結局どちらも死ななかったというオチ。4人はアンジェリカを助け出すため、そしてバー校長を止めるために計画を練ることにします。

結局リーダーに就任したジョシュのもとに、KJたちも戻ってきて、チアマゾンズも合流。
彼らはブラスバンドクラブ専用のトラック(荷台で演奏できるようになっている)に乗り、グーリーをひきつけながらバー校長のところに向かいます。

バー校長の子分と化したジョックスとグーリーが戦っている間、ジョシュとサムはアンジェリカのもとへ。しかし、ミサイルを止めるにはクランブルの知識が必要だということがわかり、彼女を救うことに。

校長と戦うはめになったのはサム。ですが、ピンチのサムを救ったのはジョシュでした。
校長がナッツアレルギーだと見抜いていた彼は、刃にナッツを塗っておき、彼がアレルギーを起こすように仕向けたのです。不死身の校長もこれにはかなわず、なんと腹から1本腕を生やしたまま活動停止。

ジョックスをなだめ、ミサイルを止めることに尽力するジョシュたち。
ですが、ミサイルは発射するしかなく、そのボタンを押すのにクランブルが犠牲になるという展開に。アンジェリカとの涙の別れがありますが、なんだかんだでクランブルは華麗に回避して、死なずに戻ってきます。

子どもたちの勝利が確定したものの、ジョシュとヨリを戻さず、自分がリーダーになることを選んだサム。その彼女の右腕になるのがモナ・リザ、そして従うジョックスたち。一気に最大派閥のリーダーに登りつめたサムと、それを複雑そうに見つめるジョシュたち。

と、次のシーズンに続くのかな???というところで終わります。

ターボは自分の派閥を奪われて複雑そうだし、チアマゾンズのデミはどこに行ってしまったのかも謎。

また、サムはジョシュを振ったわりには、KJの存在には嫉妬丸出しだったので、三角関係になるのかも??

さらにバー校長も死んだわけではなく、弱っているだけなのかも。また復活するのかもしれません。バー校長とクランブル以外にも、生存者の大人が出てくる可能性もあります。それプラス、実はアンジェリカのママは潜水艦にいるので、まだ被爆していない=グーリー化していない可能性があるんですね。もしかしたら今後登場するのかもしれません。

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