「ウォーキング・デッド」シーズン10・第5話『変わらぬ姿、変わりゆく心』のネタバレ

ウォーキング・デッドS10

1人森を彷徨うコニー。イノシシを仕留めるも、ウォーカーの襲撃から逃げるしかない。目の前が歪み、うまく走ることもできないコニーだが…

ヒルトップでは建物や配管の整備が続いていたが、なぜか食料品や医薬品の盗難が相次いでいた。喧嘩をしたマグナとユミコは距離を埋められておらず、エゼキエルは心を閉ざし続けている。コニーを心配したケリー、マグナ、そしてダリルが森に捜索に出ることとなる。

その頃、アレクサンドリアから逃げ出したニーガンはブランドンという青年に追いつかれていた。彼は元聖域の出身であり、当時は子供ということでアレクサンドリアに引き取られ育てられていた。しかし、大人たち(親も?)をリックたちに殺されたことを今でも恨んでおり、ニーガンに心酔し続けていたのだ。
ニーガンに鉄条網バットとライダースジャケットを渡そうとするブランドンだが、ニーガンはそれを拒否する。

その後、母と息子(マイロという少年)を助けたニーガン。しかし、強盗をほのめかすブランドンをニーガンはとうとう追っ払ってしまう。ブランドンのなかのニーガン像はあまりにも冷酷で残忍だった(だが、かつては確実にそういう人間だった)。
しかし、マイロに親切にするニーガン。親子をアレクサンドリアの近くまで連れて行くと約束し、仲を深めていく。

ニーガンを捜索していたアーロンは、たまたまガンマが小川にウォーカーの遺体を投げ捨てているのを見つける。そうすることで、水をせき止める(もしくは汚染??)して兵糧攻めにしようとしているのだ。木を倒したのも、もちろんアルファたちの仕業だった。
アルファは自分の意見に反対する者は容赦なく殺していく。その様子に、殺された自分の妹のことを思い出し、その怒りをウォーカーにぶつけるガンマ。そのせいでケガをするが、たまたまそれを見ていたアーロンに包帯をもらい、面食らいながら逃げていく。

ケガをした王国民の往診に来たセディクだったが、エゼキエルの調子が悪いことに気が付く。実は彼は甲状腺がんを患っており、芳しくない状況が続いていた。セディクは彼を励まし、キャロルに病気のことを伝えるように手配するも、エゼキエルは無線を勝手に切ってしまう。

コニーを発見したダリルたちだが、マグナがヒルトップから物資を盗んで森に隠していたことがわかり、驚かされる。ケリーの頼みでマグナの盗みの件を黙っていることになるも、そのことはユミコにも知られてしまう。ウォーカーが出てくる前、弁護士と依頼人という関係だった2人。マグナは幼いいとこの少女の復讐のため、彼女を殺した男を殺していた。マグナの無罪を信じていたユミコはショックを受け、2人の関係に亀裂が走る。

薪拾いに出ていたニーガンが戻ってきたら、そこには親子を殺めていたブランドンの姿があった。ブランドンは勝手にニーガンの言葉をテストだと思い込み、「戻って親子を殺したら合格のはず」と勘違いしていたのだ。マイロの遺体の前で笑うブランドンの頭を石でかち割るニーガン。彼はバットとジャケットだけをつかみ、どこかへフラフラと消えていく。

ガンマはアーロンと接触したことをアルファに報告するが、彼女はアーロンを利用するようにガンマに命じる。

そしてニーガンは境界線を超えて、囁く者たちと接触していた。ベータと出会ったニーガン。彼は一体何を考えているのか…??

エゼキエルがシーズン10でいなくなりそうで悲しい…。ニーガンは囁く者たちに寝返った??のですが、どう考えてもユージーンのパターンと一緒で囁く者たちを中から壊すために行動したのかなあという印象。このエピソードはニーガンが自分のやってきたこと、してしまったことの罪の大きさや影響力をまざまざと知る回でもあります。とはいえ、グレンとエイブラハムを殺した時とキャラがブレすぎてやしないかとは思いますが…ニーガンにはそれなりに美学やルールがあるっていう設定なんでしょうけど。

あと、アーロンを利用してやれというアルファなのですが、ガンマが囁く者たちを裏切る展開もありそう。しかし、どうやって利用するんだ。

ケリーとダリルがいい感じなのでドキドキしながら見ていますが、ケリーを励ますためにジョークを手話で伝えたり、手をつないだりするシーンがかわいい。ほっこりしました。

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