高校生たちに愛車のデルタを盗まれ、悔しがるアッシュ。高校生たちはデルタを乗り回していたが、その中には保安官の娘・レイシーもいた。だが、彼女の仲間がデルタの中にあった死者の書の呪文を唱えてしまい、悪魔を呼び出してしまう(ガールフレンドのアンバーに股間をくいちぎられる男の子も出てくる)。
車は勝手に動き、指を切り落としたりタイヤホイールで体を撃ち抜いたりと禍々しい行動を繰り返す。
レイシーはブレーキを踏むも、車の中で火が噴き出しシートベルトで縛られる。また仲間のひとりがタイヤで顔を削られて死んでしまう。
アッシュは友達のチェットが作ってくれたケタミン入りのドリンクを飲んで元気を出そうとするが、高校生たちをドラッグパーティで釣り、捕まえることを思いつく。しかし、アッシュの父がそのパーティに顔を出し、また険悪な雰囲気になる。しかし、パーティに悪魔憑きのアンバーが登場した。アッシュはアンバーにデレデレし、その父はルビーにちょっかいを出して鼻フックされる。父と喧嘩になったアッシュは、妹の死が自分のせいだと言われガックリする。
パブロは予知能力を得たことに怯えているが、大好きなケリーが励ましてくれたので元気を取り戻す。
ルビーとケリーはアッシュに任せておけないと別行動を始める。ケリーはルビーを疑っているが、頼られてまんざらでもない。
アンバーはアッシュの父をナンパしてトイレに連れ込む。アンバーの正体を知ったアッシュは父を見捨てようとするが、パブロの説得でアンバーと戦うことを選ぶ。アンバーは小便器で殴りつけてくるが、逆にトイレに顔をつっこませて生首を切断するアッシュ。この騒動でドラッグパーティはお開きとなり、若者たちは切り裂きアッシュにおびえて逃げ出す。
だが、父はようやくアッシュを認め「隠していたことがある。お前の生命の始まりは…」となにかを告白しようとするが、次の瞬間にひき殺される。
「ザ・カー」あたりを彷彿とさせる、暴走する車がとにかくクールな回。このエピソードは怖いというよりもただただグロイという印象ですが、見た目が派手なだけに『死霊のはらわた』らしいエピソードとも言えると思います。そうかな?まあ、そういうことにしておきたい。