「ウォーキング・デッド」シーズン9・第16話(最終話)のネタバレ

ウォーキングデッド シーズン9

冬。
王国では配管が壊れ、建物の腐食が進んでいた。エゼキエルとキャロルはヘンリーを失ったことで落ち込み、ギクシャクし続けている。老朽化した王国からヒルトップに避難することになった住人たち。キャロルはヘンリーの私物を箱にしまいこんでしまう。

移動を始めたアーロンやマグナ、ユミコ、ダリル、ジュリー、リディアたち。エゼキエルとキャロルも続く。マギーからは連絡がないままだ。ダリルはいじめられているリディアをかばってやる。
キャロルはリディアを見ると、どうしてもヘンリーを思い出してしまう。一方、エゼキエルはキャロルとダリルの距離感が気になって仕方がない。

アレクサンドリアもソーラーパネルが使えなくなり、暖炉を使うことになる。ニーガンも檻から出さなければ凍死するだろう。

エゼキエルはキャロルと再出発したいと願っているが、キャロルは気持ちをあらわにしない。
リディアはひとりで森の中に入り込み、地面に埋まってしまっているウォーカーを見つけて自分を噛ませようとする。だが、それをキャロルに見つかって止められてしまう。

大雪がやってきそうだ。ミショーンは聖域に仲間を誘導して避難しようとする。そして、嵐がやって来る。

アレクサンドリアでは、外に出してもらったニーガンがゲイブリエルを煽っている。ロジータとセディク(の間にできた子供)のことで彼をいじるニーガン。だが、彼は意に介さない。
ドッグの姿がないことを気にしているジュディスだが、暖炉で爆発が起きて使えなくなってしまったことで、このグループは別の家(アーロンの家)に移動せざるを得なくなる(分散して暖炉がある家に身を寄せていた)。

聖域では、キャロルがまだ落ち込んでいる。ダリルはエゼキエルに八つ当たりされ、そのことがキャロルをさらに嫌な気持ちにさせている。
だが、ダリルはリディアとグループを抜けて出ていこうとも考えている。

しかし、聖域にいる者たちは吹雪で閉じ込められたら死んでしまうだろう。その前にそこを通り抜けてヒルトップに向かわなくてはいけない。ミショーンはエゼキエルを励まし、彼らは出発する。そして、ヘンリーやタラの生首がさらされていた場所を通り抜ける面々。それぞれがいろんなことを思い出す。

アレクサンドリアでは、ジュディスがドッグの声を聞いて彼を探すために吹雪の中に消えてしまった。誰よりも早くそれを追いかけていったのは、ニーガンだった。

ミショーンとダリルは凍ったウォーカーに驚かされる。ようやく凍った川までやってきた彼らだが、リディアがまた消えてしまう。しかも、雪の下に隠れていたウォーカーたちが次々姿を現して、生きている人間たちに掴みかかる。それでもなんとか、川を渡りきる王国民たち。
追いつめられたダリルは、つららを使って死者を殺した。
逃げたリディアはまたキャロルに追いつかれていた。リディアはヒルトップに行っても事態は変わらないと考えている。自分がまずいなくなるべきだし、そのためにキャロルに自分を殺してほしいとまで懇願した。しかし、キャロルは彼女を殺さない。

ジュディスを探すニーガンはケガをするが無事に彼女を見つける。少女に自分の上着を与え、抱えてみんなのもとに戻るニーガン。

嵐はやみ、王国民たちはヒルトップに到着する。だが、キャロルはアレクサンドリアに向かうことにする。エゼキエルに別れを告げ、指輪を返す彼女。

アレクサンドリアに到着したミショーン、ダリルやキャロルだが、ジュディスは無事だった。彼らは雪合戦ではしゃぎ、久しぶりに笑顔を見せる。

ニーガンのもとにやってきたミショーンは、彼に感謝をする。ニーガンは王国の人間たちの気持ちがわかるという。誰も、自分が悪だとは思っていない。

雪解けの季節。
「もっと強くなりたい」というアルファは、ベータに自分の腕を打たせる。

無線で会話を続けていたエゼキエルとジュディス。しかし、通信が終わったところに、何者かからの無線が入る。

感想

キャロルとエゼキエルの破局(しかも、ダリルとの関係性に嫉妬しているところが急だけどリアルではある)、ニーガンのジュディスへの思い入れ、キャロルとリディアの不思議な関係などがクローズアップされていましたが、王国が突然機能しなくなってしまったのには驚きました。
あと、今までにあまり冬のシーンが登場してこなかったので、雪のなかでのウォーカーとの戦いはユニークでした。
とはいえ、アルファのグループとは領域に入ったことでケンカになるんだろうなあ。あと警備隊のグループは仲間に入ったのか、それとも王国を逆恨みしているのでしょうか。ラストの無線は新しいコミュニティが登場する伏線なのか?そういやマギーはどうなったんだ。ということで、シーズン10も楽しみですね。