「ウォーキング・デッド」シーズン9・第13話のネタバレ

ウォーキングデッド シーズン9

ヘンリーとリディアを助け出したダリルたちは森の中を彷徨う。ヒルトップには戻れない。ヘンリーは自分たちだけで逃げると言い出すが、それも許されない。彼らはひたすら走り続ける。
一方、リディアに逃げられたベータは、噛まれた仲間を見守りながら怒りに燃えていた。

会議の準備をしている王国民たち。だが、ジェリーの様子がおかしいことにキャロルは気が付く。彼は誰かに殴られたようだ。実は、ジェリーは「ハイウェイマン」を名乗るグループに襲撃され、剣を奪われていた。彼らは会議の参加者の通行料として物資や食料を求めている。
エゼキエルとジュリーは、会議の参加者の安全を守るために、ハイウェイマンに立ち向かうことを決める。

タラたちは王国に向かう途中だったが、嵐のせいで道が封鎖されていることに気が付く。木の枝を片付けようとする者たちの中には、マグナ、ユミコ、ケリー、赤ん坊を連れたアールとタミーも見える。

逃亡中のダリルとコナーは、高い建物の中に逃げ込むことを決める。ウォーカーは高いところに登れないが、追っ手は登ることができるだろう。しかし、リディアはベータが有能といい、計画が成功するかを疑う。ダリルはベータを最初に殺してやると意気込んでいる。

ハイウェイマンたちの拠点を観察しているエゼキエルやキャロルたち。だが、キャロルは話し合いを持つべきではないかと考え続けている。

コナーが戦う場所として選んだ建物は、彼らが放浪中に物資を隠してある場所でもあった。床下収納に隠してあった水をダリルに差し出すコナー。2人は計画を立てるが、コナーはリディアを一緒に連れて戻るといって聞かない。ダリルは仲間を危険に晒す行為だと反対する。

ハイウェイマンたちの本拠地に侵入するエゼキエルやキャロルたちだが、倉庫のマネキンに混じり、ハイウェイマンたちが話しかけてくる。一触即発の雰囲気となるが、王国の戦闘部隊たちが乗り込んできて彼らに武器を突きつける。だが、キャロルは警備をしてくれれば物資を渡すと平和的な取引を結ぼうとする。ハイウェイマンはそれを鼻で笑うが、キャロルが「会議の日に自由に王国内に出入りしていい」「王国内では映画を見ることができる」と持ちかけると、彼らの表情は一変する。キャロルのやり方に思わず微笑むエゼキエル。

リディアのために武器を作るも、彼女はヘンリーがどうして自分のためにここまでしてくれるのかわからない。それでもヘンリーは彼女を守ろうと考えている。リディアは混乱しつつも、ヘンリーとキスをする。仲間である追っ手を殺さないと約束するヘンリー。その話を立ち聞きしているダリル。

タラたちは突然死者の群れに襲われる。アールは組み伏せられ、赤ん坊を箱の中に隠したタミーが夫を救う。窮地に陥ったタラたちを救いに来たのは、ハイウェイマンたちだった。事情がわからぬまま、タラたちは彼らに助けられる。

ダリルたちのもとに、追っ手が追いついてきた。ベランダから死者の1人の頭を射抜くダリル。ベータはそれを忌々しげに見上げる。死者たちはどんどんと建物の中になだれ込んでくるが、ダリルたちの思惑通りに侵入するしかない。
リディアをドッグとともに部屋に隠すダリル。リディアは追っ手と戦えないだろう。その気遣いに、リディアも感謝する。
追ってと戦うダリル、ヘンリー、コナー。リディアはヘンリーのことを考えるといてもたってもいられず、工具で部屋の鍵をこじあけて外に出てしまう。ヘンリーは追っ手を殺してしまいそれを悔いているが、リディアはそれを責めない。ヘンリーは足にケガを負ってしまった。ダリルはベータと戦っていたが、壁を突き破り、ナイフを刺されても平気なベータは非常に強い。しかし、コナーが物資を隠していた床下に隠れたダリルは、ベータを階下に突き落としてしまった。

タラたちは王国に到着する。ハイウェイマンたちを受け入れるジェリーたち。ハイウェイマンのリーダーはキャロルに笑顔を向ける。アールとタミーは赤ん坊を養子に出すつもりだったが、やはり手放せなくなった。キャロルとタラは久しぶりの再会を喜ぶが、ヘンリーやダリルがいないことに気付いてしまう。

ダリルはヘンリーの言葉で考え方を変え、リディアを連れてアレクサンドリアに逃げることを決める。しかし、ベータは数階分の高さから落下したのにまだ生きており、彼らを追うためにフラフラと立ち上がった。

感想

不気味なベータという男の異常な強さがあらわになった回でしたが、ダリルとコナーが仲良くなるとなんだか嬉しい。微笑ましいですね。ですが、このままアレクサンドリアに逃げて、アルファたちが襲撃してきて…という流れが目に浮かびますね。
そしてハイウェイマンというグループも味方になりましたが、この人達はどう関わってくるのかなあ??新キャラが相変わらず増えていきますね。