「ウォーキング・デッド」シーズン9・第10話のネタバレ

ウォーキングデッド シーズン9

今よりも前、ゾンビパニックが起きた頃。地下室の中に、「緊急避難命令が発令されました」という無線が響いている。23日も続く非常事態にフランクという男は、ただイライラしている。小さな娘・リディアになだめられるも、助けは来ないだろう。娘に歌を聞かせる母。

それは、現在ヒルトップの檻の中にいるリディアの幼少期の思い出だった。ヘンリーと檻の中で思い出話をしているのだ。その話を、外からダリルも聞いている。
死人の皮をかぶるのは異常だと指摘するヘンリーだが、リディアはここが崩壊しないと信じているのはもっと異常だと言い返す。
リディアはダリルをヘンリーの父親だと勘違いしているが、彼はそれを否定した。キャロルの話にもなるが、彼女は2人目の母だと言うヘンリー。リディアの父は、彼女曰く「バカだった」。甘すぎたというのだ。その代わり、ずっと母親が守ってくれた。リディアも母を敵に回したくないとつぶやく。

タラたちは森を捜索している。何かを食べている死者たちを見つけたタラたち。しかし、彼女たちを見つめている何かもいる。ウォーカーたちは全員マスク人間ではなかったが、食べられていたのはルークたちが乗っていた馬だった。しかも、誰かに切り裂かれている。これは死人の仕業ではない。
仲間たちは全員手分けして探そうとするが、タラはそれを止める。戻って計画を立て直そうというのだ。

リディアに食事を分け与えようとするヘンリーに、彼女は「どうしてそんなに優しいの?」と疑念を抱く。自分も優しくされて元に戻れた経験があるからと説明するヘンリーだが、リディアの「空腹が幸せ」とはどういう意味なのかわからない。
「元には戻れない」というリディア。それは父のせいだ。

リディアの両親は、他の人間たちと閉じこもっている地下シェルターを出ていくかどうかで揉めている。外に出ていこうと言うフランクのほうが立場が強く見える。しかし、妻はがんとしてそれを聞き入れず、リディアは無邪気に振る舞っている。フランクはハサミを手に取り、当てつけのようにひげを切り始める。そのひげは妻の趣味だったから。妻は何もなかったようにリディアとボードゲームを続ける。

「優しいママだったんだね」という言葉に反応するリディア。
ヘンリーはエゼキエルのことも話す。彼はつい、王国の場所までリディアに話してしまう。その瞬間、彼は檻から連れ出されれてダリルに小突き回される。ダリルの立ち聞きを咎めるヘンリー。彼はリディアのことをかばい、ダリルの言動について怒り始めた。
しかし、リディアには何か思惑があるのだろうか…?

ダリルは檻に戻ってきた。リディアは怯える。檻の前に座って、薬を見せびらかすダリル。リディアが耳の痛みに苦しんでいることに気付き、それをとる薬を持ってきたのだ。いなくなったルークたちの行方に検討がつくか尋ねるダリル。

地下シェルターの外ではパニックが起き、追い詰められた男が外に出ようとしている。そいつを投げ飛ばし、首を絞めるリディアの母。男は苦しがるが、「ここにあんたの居場所はない、だから黙りなさい」と叫ぶ母。とうとう男は死んでしまう。それを見ていたフランクとリディアは少なからず驚く。怯えながら、父の腕に入っているリディアというタトゥーを撫でている彼女。

ダリルはその話を聞き、彼女の母親の行動を擁護する。娘の命を守ろうとしたのだ。そして、彼女に薬を投げてやった。ダリルは「だが、今は違う。ここの住人は善人だ」と説得するが、リディアの心に響いたのかはわからない。リディアに水を与えるダリルだが、すきをついてつかみかからんとするリディア。その腕には無数の傷があった。

ルークの仲間たちは、彼を探しに行きたくてたまらない。ユミコはイライラして、マグナはタラに逆らうべきではない(それをルークも望んでいる)と考えている。こっそり抜け出すべきだという他の仲間たちと、タラの言うことを聞くべきだというマグナで意見が別れてしまった。

ダリルはリディアが虐待されていることを知る。彼女の父親が叩いていたのか。しかし、それだと話の辻褄があわない。父親ではない誰に、彼女は木の枝で殴られて続けていたのか?リディアは彼女の母親が自分を殴ったと言うが、その居場所は明かさない。
「ここは安全だ」
「ここは現実じゃない」
世界が変わったのに昔のように戻ると信じているダリルたち。だが、リディアたちは死者の世界になじんでいる。そのほうが現実だ。リディアは言う。
「甘い人間は死ぬ」

地下では大人たちはこっそり話し合いをしている。リディアはそれを眠らずに聞いていた。
夜中、リディアは母に殺された男の亡骸に近付いていき、それにかぶせられた布をめくる。しばらく死に顔を眺めるリディア。それを元に戻すが、彼はタイミング悪くゾンビになって蘇る。リディアは襲われる前に悲鳴をあげる。父は彼女を守ろうと自分が犠牲になる。

リディアはその過去のことで、自分のことを責め続けていた。一方で、父親を弱いと切り捨てる。
ダリルに「あなたの場所はここじゃない」と言うリディア。
「あなたは強く、彼らは甘い」
「俺の何を知ってる」
立ち去ろうとするダリルに、引き換えに情報を教えろというリディア。

その一方で、マグナやユミコたちはルークを探しにこっそりヒルトップを抜け出す。

イライラするダリルを追いかけるヘンリー。彼も盗み聞きを仕返していたのだ。
「もしかして、あなたも虐待されていた?」
ダリルはその言葉に驚いて立ち止まる。ヘンリーはキャロルが夫に虐待されて髪の毛を短く切りそろえていたことを知っていた。そのことが、キャロルとダリルの奇妙なつながりを生んだ要因のひとつなのかもしれないと彼は推測したのだ。まだリディアをかばい、彼女は仲間と違うと主張し続けている。

ルークを探す仲間たち。昔の話で言い争いになる彼女たちだが、いつの間にか死者に囲まれていたことに気が付く。ルークを探すには暗すぎるが、彼を見捨てることなんてできない。ユミコとマグナは引き返すべきだと主張する。しかし、ケリーはひとりきりになった自分を助けてくれたのがルークだといい、見捨てられないと主張する。コナーもケリーに味方して、森に残るという。

ヘンリーはこっそり地下牢にやってきて、リディアを助けようとする。そして、檻を開けて彼女を出してやる。
だが、人影が見えて隠れるヘンリー。その隠れた場所で、リディアは突然ミミズを掘り出して食べ始める。びっくりするヘンリーだが、勧められるままにそれを食べて飲み込む。
ヘンリーは口が軽く、ヒルトップに医者がいることやその歴史について喋ってしまう。その影でこっそり放置された工具を握りしめるリディアだが、赤ん坊の鳴き声を聞いて幼い頃の記憶がフラッシュバックする。
「ママはいい人、ママはいい人」
リディアはそう唱える。自分の死者のマスクをつきつけるママの姿を思い出した彼女は、ヘンリーに「檻に戻して」と懇願する。
「ごめんね」
ヘンリーは立ち去ろうとするが、リディアが呼び止める。
「一緒にいてくれない?お願い」

翌朝、ダリルは食事を持って檻の前に戻ってくるが、ヘンリーがいることに驚く。リディアは体の不調を訴えるが、ダリルは答えない。彼女に水を飲ませるダリル。
「ママは来ないわ、誰も来ない。誰かが死んでも捕まっても前に進む。いなかったことに。そうしてきた。必要がない限り他のグループとかかわらない」
ヘンリーですら、リディアと彼女の母との関係に違和感を覚えている。だが、ルークたちが生きているかはわからない。自分たちはキャンプの場所を教えるリディアだが、もしかしたらもう移動しているかもしれない。
リディアも母との関係のいびつさには気付いていたが、それを認めるわけにはいかなかった。自分を守るために。

仲間たちを見捨てて地下から逃げようとするリディアの母。だが、フランクはリディアと残ると言い張る。その場でフランクは母に殺されてしまった。
ダリルもさすがに彼女たちに同情的になる。

ユミコとマグナはヒルトップに戻ってきたが、正面から謝るつもりのようだ。

ヘンリーはリディアの母に憤りを感じ、彼女の今後について案じている。
「ねえダリル、母さんと友達でよかったね」
急にそんなことを言い出したヘンリーの言葉にまたもや面食らうダリル。

タラのもとに報告に行くユミコ。ルークを探すために抜け出したことを謝り、自分が間違っていたと言うが、その見張り台からはコナーとケリーも連れ戻されてきたのが見える。タラは自分の決定に不満があるならまずは意見を言ってほしいと優しく言い含めた。
その一方で、コナーとケリーたちの後から死者のマスクをかぶった人間たちが近付いてくるのが見える。それは数十人はいるだろう。そしてその中には、スキンヘッドのリディアのママも混じっている。コナーだけはヒルトップに戻るのが間に合わずに畑の中に隠れる。ダリルやマグナたちも見張り台にかけつける。

リディアのママはアルファと名乗り、娘の返還を求めてきた。

感想

新しい敵?アルファの登場です。この女優さんが演技がうまくてゾクゾクしました…あと、一瞬、フランク=ニーガン?と思ったけど違う人でした。
そして、ヘンリーの甘さにイライラしつつ、意外にもダリルのことを驚かせるような発言もあったりして、面白いキャラクターだなあとしみじみ。
これからアルファたち死者マスク軍団との戦いになるのか?そして、マギーは戻ってくるのか?ってところがポイントなのかな。そういえば王国とアレクサンドリアの話は特にトラブルの種がないから放置なのでしょうか??
そしてミショーン役の女優さんもシーズン10で降板することを発表してるけど、ストーリーはどうなるんだろう。

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