「iゾンビ」シーズン4・第12話『愛しの人は隠して』のネタバレ

iゾンビシーズン4

翌日。イゾベルの検死ができないラヴィとリヴ。
遺体安置所にやってきたレヴォンは、フィルモア・グレイブス社のツイッターを2人に見せる。レネゲードが投降しなければ、カーティスを見せしめに処刑するというのだ。ラヴィとレヴォンはリヴを必死で止めるが…

メイジャーの家にホッブス大佐がやってきた。大佐はチェイスのやり方が過激すぎるといい、メイジャーが新しいリーダーになるべきだと主張する。
メイジャーの家に居候しているらしいジョーダンだが、彼女もメイジャーがリーダーになるべきだという。

しかし、それはホッブス大佐の策略だった。彼はメイジャーの受け答えの一部を録音して、まるでメイジャー自身が反逆者のように仕立て上げたのだ。チェイスはその録音にショックを受けて、考え込んでしまう。

ベッドで寝ながら話しているリヴとレヴォン。2人はイチャイチャしている。

スクラッチング・ポストでは、ドン・Eがアルバイトのコンパニオンのホワイトガールが働かないことに怒っていた。

深夜、リヴはこっそりベッドから抜け出して外出しようとしていた。しかし、家の前にはメイジャーが待っていた。彼はリヴの言うことが正しかったと謝罪する。いい関係で別れたいというメイジャーだが、リヴに麻酔薬を打ってどこかに連れ去る。

翌日、遺体安置所にいたラヴィに、レヴォンからリヴが消えたと連絡が入る。リヴは、メイジャーによって誘拐されていた。彼はリヴをオレゴンに連れて行ったようだが…?
ラヴィはそれをジョーダンから聞かされる。レヴォンはカーティスの妻との間で板挟みになっていた。

今回、殺されたのはホワイトガールことマッケンナという女性だった。彼女はスクラッチング・ポストで殺されたらしいが、犯人を見ているだろうことがわかる。クライヴはリヴに脳を食べてもらおうとするが、彼女が誘拐されたと知って驚く。ラヴィはとうとう、クライヴにリヴが二代目のレネゲードだったと白状する。
仕方がないので、ちょうどゾンビ化していたラヴィが彼女の脳を食べるしかない。

アンガスとブレインはまた食事を共にしている。ブレインは政府が脳みその配給を打ち切ろうとしているという話を父に伝えて、信者をシアトルの外に出してゾンビ感染を広げ、残りの人間を食料にしようと持ちかける。しかし、アンガスは乗り気ではない。

フィルモア・グレイブス社の所有する隠れ家で、まるでオールドムービーに出てくる夫婦のように振る舞うリヴとメイジャー。実は、2人は95歳で一緒に亡くなった老夫婦の脳みそを食べていた。リヴは、メイジャーへの思いを再燃させている。

ラヴィはナルシストのホワイトガールの脳の影響で、スケスケのブラウス&ボタンほぼ全開けという衝撃的なファッションでスクラッチング・ポストにやってきていた。一緒にいるクライヴは恥ずかしそうだ。ドン・Eに聞き込みをするクライヴだが、オネエ言葉のラヴィにブレインもドン・Eもクライヴさえもドン引きする。

ラヴィは、マッケンナの友達とキスしていたティム(以前、リヴと恋仲になりかけたアホ男)を容疑者としてクライヴに伝えていた。ティムはゾンビから大金をはらって治療薬を購入して人間に戻ったマッケンナを軽蔑していた。彼女はゾンビではないのに、それをマネていたのも気に食わなかったようだ。
しかし、ティムに影響を与えていたのはブラザー・ラブ(アンガス)だったことを知るクライヴ。アンガスのそそのかしで、マッケンナは殺されたようだ。

リヴとメイジャーはロマンチックな夫婦関係を楽しんでいた。メイジャーはずっとここに隠れるつもりになっている。
メイジャーとリヴはカクテルの材料を探すために地下室に降りるが、食料庫の中にゾンビ化した夫婦(家の本当の持ち主)がいることに気がつく。フィルモア社が脳みそチューブの配給を止めたため、彼らは人を襲うことなく自分たちだけがゾンビ化することを選んだ。

取調室に呼び出されたアンガス。クライヴとラヴィが取り調べを担当する。ローブには血がついているし、凶器のハンマーも持っている。そこにエンゾもやってくる。彼はゾンビの事件は自分のものだと主張して、アンガスの監視に来たのだ。しかし、取調べ中に信者たちがシアトル署に押しかけ、アンガスを解放するように抗議している。そして、タッカーがアンガスの罪をかぶって出頭してきた。

エンゾはタッカー(本来であれば彼は冷凍されるはず)を車に乗せてしばらく走り、そのまま釈放する。エンゾもアンガスの主張の虜になっていたのだ。

その頃、スクラッチング・ポストではメイジャーとリヴが食べた脳みそを同じように食べたフィルモア社の兵士がクレームを入れに来ていた。彼の話では、実は老夫婦の妻のほうは夫に殺意を抱いており、それを入れたスイッチが夫の歌だったことがわかる。

案の定、メイジャーはリヴの前で鼻歌を口ずさんで殺意のスイッチを入れてしまう。ゾンビ夫婦とともに食料庫に閉じ込められてしまうメイジャー。リヴは「自分のために他の人を死刑にできない」と、本来の自分を取り戻してしまう。メイジャーとの話し合いも決裂して、リヴはそのまま地下室を出ていってしまう。もう二度と会えないかもしれないのに。

カーティスの処刑の時間が迫っていた。しかし、そこにレネゲードが名乗り出にやってくる。それは他ならぬ、レヴォンであった。

地下室にいるメイジャーのもとにやってきたのは、リヴではなく逃亡中のラス・ローチだった。彼はすっかりやつれて飢えている。リヴが置いていった脳みそチューブをよこせと言うラスだが、彼は殺される。戻ってきたリヴに。だが、彼女はラスの車のキーだけ持って、また去っていく。

クライヴはリヴを心配しているし、ラヴィはすっかり元に戻っている。ラヴィはイゾベルの脳を使って実験を続けており、クライヴはミシェルとデートに出かけてしまう。だが、ラヴィはイゾベルの脳がすばらしいパワーを持っていることに驚いていた。

クライヴを呼び止めたキャヴァノー刑事。「デイルの気持ちを考えろ」と忠告されたクライヴは、デイルが自分を愛しているからこそ別れを選んだのだと彼から知らされる。驚き、ショックを受けるクライヴ。

リヴはレネゲードの仲間たちのもとに戻り、カーティスと再会して驚く。そして、レネゲードとして出頭したのはレヴォンだったと知って驚いた。

ブレインはシアトルの外に信者たちを送り出し、反乱を起こすべきだと父を説得しようとする。気乗りしないアンガスだが、そこに脳みそでできた雪が降ってきて驚く。神のお告げだと嬉しそうなアンガス。しかし、それはドン・Eたちブレインの部下が作り出した嘘の雪だった。

クライヴはデイルとよりを戻すことを決め、自分がゾンビになると主張する。デイルは彼を遠ざけようとするが、熱心に愛を囁くクライヴに面食らう。そしてクライヴはデイルにプロポーズする。それを受け入れるデイル。
(デートの約束をしていたミシェルは…?)

リヴはレネゲードとして投降する。しかしレヴォンはリヴの身代わりとして死ぬと申し出て、チェイスを人質にとって逃げようとする。しかし、チェイスのほうが上手だった。とうとう、リヴとレヴォンも処刑されることが決まってしまう。
そしてラヴィは、イゾベルの脳がゾンビ化を治す薬になることを発見する。

感想

レヴォンの死ぬフラグがビンビンに立っている…。クライヴとデイルの仲直りはいいですが、ミシェルはどうなったのでしょうか(ちなみに最終回も出てきません)。あと、昔のアメリカドラマみたいなノリのメイジャーとリヴのシーンはなんだったのでしょうか。
あと、キャヴァノー刑事がなにげにすごくいい人にキャラ変しているのが面白い。ホワイトガールのラヴィもかわいかった。ラヴィとクライブのコンビ大好きです。