リーアムには裏がありそうだが、それに気付いているのはアダムだけだ。
ロニーはレネイのもとに行き、回収した弟の遺体を引き渡す。幻覚のなかのパットは、ロニーの言動にずっと呆れている。怒り狂うレネイは、犯人探しをスタートさせる。なぜか八つ当たりされるロニー。
リーアムに、父を殺したことを話すアダム(リーアムはアダムの父の研究の手伝いをしていた)。そしてリーアムに対する疑念を拭いきれなかったアダムは、彼を手錠で拘束する。そして、アダムとチャックは示し合わせてアート・ケリーの仲間だっただろう刑務所の女看守エレン(彼女も22歳以上なのに発症しなかった)のことを詳しく調べることにする。
具合の悪いワイリーを心配するゴード。粉ミルクがなくなったため、ワイリーはメノナイトのヘレンを頼るしかない。彼女は子供を失ったが、まだ母乳が出ているのだ。彼女は単身メノナイトのもとに向かうが、途中で車がエンストしてしまった。ジェイソンは具合が悪そうだ。
ゴードは野菜作りを始める。希望のために。そして、子どもたちにもその世話をさせて気を紛らわせる。
一方、家出したままのフランシスは、エリックのカバンを持っているところを写真に撮影されてしまう。
落ち込んでいるハリソンを追いかけて慰めるフランシス。2人は流れでキスしてしまう。ハリソンは姉を失ったことで後悔していた。
女看守のエレンの痕跡をたどろうと、指紋認証を通過するために彼女の死体を引きずってくるアダム。
レネイはロニーに自分の拠点を案内する。彼女は自給自足のコミュニティ「サバイバリスト」のリーダーだ。ロニーは彼らの仲間になって工場で働くことになるが、荒くれ者たちに囲まれる。しかし、ロニーはまったく意に介さない。
一方、ステーシーはマークと、ロニーのことで喧嘩になる。
マークはステーシーに監禁される。殺人犯として捕まらないように匿うつもりなのだ。
赤ちゃんのことでハンナに助けを求めるワイリー。ヘレンは母乳をジェイソンに飲ませてくれる。しかし、つらそうなヘレンを見て、ジョンはワイリーに出ていくように命じる。そして、赤ちゃんは命の危険があるから置いていけという彼。母乳が出ないワイリーは、その言葉を受け入れるしかない。
エレンのオフィスには何もない。アダムとチャックは喧嘩になり、チャックは先に帰ってしまう。しかし、アダムはひとりで調べ続ける。そしてエレンのスマートフォンに、リーアムの連絡先が登録されていたのを突き止めた。
トレーシーはゴードのことをいいと思っているようだ。
ロニーに助言するラマー。レネイには裏があると忠告する。
しかし反抗的なロニーはレネイのもとに連れて行かれる。それでも平気なフリを続けるロニーだが、サバイバリストの階級社会を思い知る。幹部と比べると食事は貧しく、テーブルに一人きりにさせられるのだ。家族としての温かみはもちろん、友情のかけらすら見つけられない空気が流れている。
ワイリーがジェイソンをヘレンに預けてしまったことに、チャックはショックを受ける。
リーアムは、治療薬のおかげでワイリーの腫瘍が小さくなったと主張する。
しかし、アダムはエレンがホレイショ製薬とも関係があったことまで突き止めた。だがそれを知らないワイリーはリーアムをすっかり信用してしまったようだ。
フランシスは拾ったエリックのカバンを持っていたことで、レネイたちから彼を殺した容疑者扱いされていた。
その頃、ゴードのもとに、珍しい客がやってくる。ハリソンだ。ハリソンはフランシスのことを伝え、話し合うようにアドバイスする。その結果、兄妹は仲直りすることができたものの、その直後にレネイがフランシスを襲撃したことで、ゴードが犠牲になってしまう。
感想
サマンサに続けて今度はゴード…しかも、彼はメインキャラクターのはずなのですが…リーアムがいかにも怪しい態度をとるなか、やはり彼がエレンやホレイショ製薬とがっつりつながっていたことを突き止めるアダム。
ロニーはサバイバリストの集落で苦労するも、やりかえす方法を模索しています。
ワイリーはなあ…母乳出ない状態なら、もう預けるしかないという選択肢がかわいそうすぎる。