「ウォーキング・デッド」シーズン9・第7話のネタバレ

ウォーキングデッド シーズン9

「女は死んだ」「いや、近くにいる」「絶対に逃がすな」
死者たちの群れから逃げ続けているロジータはもうフラフラだ。水もない。
「捕まえろ、こっちだ」
そのまま倒れてしまうロジータ。
※この声はどういうことなんだろう?死者が喋れるようになった?それとも、死者に紛れている生者がいる?

ダリル、キャロル、ヘンリーはダリルのキャンプに到着する。まわりには大量に罠があり、バイクも見える。犬の「ドッグ」もいる。
「舟を直してないの?」
ダリルは舟を直すどころか、食事もとっていない。

セディクやミショーンは、新入りの5人を連れてヒルトップへ向かっている。
「(彼らをアレクサンドリアに)残さないことが意外」とセディクに指摘されているミショーン。彼らを気に入っているからと言われるが、「信用はしてない」と言い放つ。
ナイフを取り戻したいマグナはブツブツ言い続けるが、仲間になだめられる。マグナが荒れているのは、仲間のバーニーが死んだせいだとユミコは主張する。
ヒルトップとアレクサンドリアは最近親交がないようで、ミショーンはその現状を説明できない。

ヒルトップは垣根の回りにも畑を作り、農業に勤しんでいる。
イーニッドは医師の勉強を続けている。
陶芸、洗濯をしているものもおり、戦闘訓練も行われている。

ジーザスがヒルトップのリーダーになっているが、彼はあまりその立場を好んでいない。マギーの代わりにはならないというジーザス。実はマギーは別のコミュニティに一時滞在?しているようで、ヒルトップにはいない。
タラはジーザスのお尻を叩いて、リーダーとしての仕事をやらせようとする。

蛇を捕まえて食料にしているらしいダリル。外での一人暮らしが気に入っているらしいが、本当だろうか?
キャロルはダリルを連れに来たのだ。ヒルトップに戻り、ヘンリーのそばについていてほしいから。ヘンリーはエゼキエルと同じく理想家であり、それ自体は悪いことではないが、危険なことだと思っているキャロル。
ダリルはその申し出を断る。

5人のキャンプは、「異常者」(サイコ)(※ウォーカーのことを彼らはサイコと呼んでいる??)にやられたようで、荷物はめちゃくちゃになっている。残っていたウォーカーの頭を叩き割る5人。怒りに燃えている。楽器を探すルーク。
ルークの音楽への情熱をフォローするのは、耳が聞こえないコニーだ。
ミショーンはセディクとDJ(ムキムキイケメン)だけがヒルトップについていくといい、自分は引き返すと発表する。さらにミショーンは武器は没収とも主張し、マグナは反発する。それぞれの思いがあるが、他のメンバーは安全な暮らしを優先したいから、ミショーンの言うことが気に食わなくても従うと決めている。

森のなかで、馬上にいるのに飛びかかられて驚くジーザス。相手はアーロンだった。
仲良し2人は、森のなかでたびたび情報交換をしているらしい。ミショーンはマギーの件を知らないと、アーロンは申し訳なさそうにしている。

だが、突然打ち上がった信号弾を見て、かけつける2人。ぐったりしているロジータは見つかるが、「ユージーンは小屋に置いてきた」と彼女はつぶやき、卒倒してしまう。日が暮れるため、とりあえずヒルトップへ避難させる2人。

食事の準備をするダリル。犬は人の足を与えられている。ヘビ料理を作るダリルをうさんくさそうに見ているのはヘンリーだ。ヘンリーはダリルを信用しておらず、「あんな人を僕の保護者に!?」とキャロルに抗議する。

その後、キャロルはダリルの髪の毛を散髪してやる。
「まだ彼を捜してると思ってるだろ」「死体がない。何も。外にいたほうが楽なんだ」と、リックが生きていると信じ、捜し続けているダリル。
「踏ん切りをつけて」とキャロルは警告する。2人の独特の雰囲気、関係に何かを察しているようにも見えるヘンリー。彼に傷のことを聞かれてダリルははぐらかす。

一方、避難所で眠っているセディクたち。何かの気配を感じたミショーンが日本刀を抜いて近寄っていく。真夜中にルークが何かをいじっていたのだ。武器だと思ったミショーンは彼に斬りかかるが、バイオリンを切られてしまったルークは泣きそうになってしまう。

寝ているテントのまわりをうろうろするなにかに気が付くヘンリー。こっそり尾行するも、ダリルかと思ったら死者だったためびっくりする。犬を捜していたダリルはヘンリーをテントに返そうとするが、罠にハマって死者に食べられそうになっている犬を助けようと1人で奮闘する。何体もの死者を相手にしつつ、ピンチになってもヘンリーを近づけさせないダリル。
次々と死者を葬るものの、罠から自分の足をちぎって飛びかかってくるウォーカーから、ヘンリーが飛び出してきて助ける。
「来るなと言ったろ」
「礼はいいよ」
軽口を叩くヘンリーは、ダリルへの偏見をすっかりなくしたようだ。影で見守っていたキャロルもほっとしている。

ロジータは脱水症状を起こしてヒルトップの救護室にいるが、心配なのはユージーンだ。
アーロンとロジータに会っていなかったタラは、久しぶりの再会に「変な感じ」とジーザスに言って笑う。
ジーザスはアレクサンドリアを会議に参加させたいが、タラは無理だと思っている。ジーザスの(アレクサンドリアと通じている)行動には皆が気付いているが、リーダーらしくしてほしいと懇願するタラ。
だが彼は限界を感じているし、リーダーになったのも一時的な約束だと思っている。
ジーザスの代わりに、タラがユージーンを探しに行くことになる。

ダリルの背中にもバッテンの傷?が見える。
ヘンリー、ダリルのことを見直したようだ。ダリルは「最近ウォーカーが増えている」ことを心配している。
(死者の国になってから何年も経ってるのに、どうして腐らないのだろう。腐っても絶対値が多すぎるから減っている用に感じられないということ?)
キャロルはダリルのことを親友だと紹介して、何が会っても守ってくれるとヘンリーに話している。

ルークは楽器のことでプンプン怒っている。ミショーンが壊したのは、貴重なストラディバリウスだった。
ルークは楽器のコレクションと共に旅をしてきたのだ。アートは重要だからと主張し続ける彼。音楽は良くも悪くも人を団結させるという夢想家のルークの純粋さにミショーンはなんとなく言い返せない。

ミショーンは引き上げるつもりだったが、セディクはヒルトップまで来るように頼む。マギーと相変わらず仲が悪いミショーンはきまりが悪いが、マギーとハーシェルがヒルトップにいないと聞いて驚く。
だが、ウォーカーがやってきたと聞いて話は中断される。
「武器を返して!」と叫ぶマグナ。DJは武器を返却した。
パチンコが武器のコナーとケリーは、的確にウォーカーの頭を撃ち抜く。
だが、ウォーカーが狙っているのは馬だった。
のんびり屋のルーク、ウォーカーと取っ組み合いになる。ユミコは弓使いで、マグナはボウガン使いのようだ。
弓で小屋を崩壊させて足止めするユミコ。
ミショーンはゾンビの群れが、マグナたちを襲ったゾンビの群れと同じだと気が付く。そこに、ゾンビ化した5人の元仲間・バーニーがいたからだ。ショックを受けるマグナ。ミショーンがバーニーにとどめを刺す。

ダリルは旅立つ準備を始めている。

ミショーンは5人を慰める。彼らを理解しようとするミショーンに、徐々に5人も態度が軟化していくようにも見える。
それでも、途中で帰るというミショーン。セディクは「マギーはジョージーと遠いところにいる」と白状する。
新しいコミュニティのもとにいるというマギーの話を聞いても、ミショーンは考えを変えない。セディクは禁じ手のカールの話を出すが、ミショーンはそう簡単に考えを変えられないという。

しかしそこにヒルトップから使いがくる。
ロジータがケガをして保護されていることが告げられ、ミショーンもヒルトップに向かうことになった。
なにかに気付いたコニー。森の中から誰かが見ているように感じるが、それが何なのかわからない。

ヒルトップについたダリルとキャロル、ヘンリー。ヘンリーはイーニッドのことが気になっているようで、やたら自分の外見や彼女の好みを気にしている。
ダリルとキャロルはタラと再会を喜び、ジーザスもリーダーとして出迎える。アーロンとダリルも久しぶりの再会だ。
ダリルもユージーンの捜索を手伝うことに合意する。ジーザスはタラを押し留め、自分が捜索に加わるという。
ダリル、ジーザス、アーロン、そして「ドッグ」はユージーンの捜索および救助に向かう。

感想

たぶんこのシーズンからはっきりと準レギュラー化したようなDJはマグナとくっつくのかな?ってくらい、ちょこちょこ見つめ合っています。新入りの5人もキャラがはっきりしてきて、面白い!
夢想家で全然強くないけれど、信念を持ち音楽を愛しているルーク。
喧嘩っ早くすぐに人に噛み付くけれど、実は繊細なマグナ。
チームのまとめ役っぽいユミコ。
耳が聞こえない女性・コナーと、その通訳をする姉・ケリーというコンビ(2人ともパチンコ使い。 Zネーションの10Kもパチンコ使いだったけど、シリーズ通して初のパチンコ使いかもしれないですね。

それにしても、マギーはどこにいったのか?(いや、場所ははっきりしてんだけど)そして何をしているのか?
次回はダリル、アーロン、ジーザス、ユージーンの絡みが見られそうで楽しみ。全員大好きなメンツ。
あと、ニーガンとジュディスのシーンももっと見たいなあ。きっといつか、ジュディスを守るシーンがあるんだろうなあ。