「燐寸少女 マッチショウジョ」

マッチ少女

2016年の映画「燐寸少女 マッチショウジョ」を見ました。漫画原作の映画でそちらも読みましたが、ホント、原作に忠実です。

軸となるエピソードは3つあり、
1)いじめられっ子体質の男の子が、マッチでモテ男になれるように願う話
2)画家志望の青年が、人の心を読める能力を手に入れた話
3)東京タワーの階段を登り続けるカップルの話
って感じでしょうか。

1)は、いじめられっ子だけど1人だけ優しくしてくれる少女のことが好き。しかし、女子にモテたいと願い、周囲の女子は全員彼が好きになる。しかし、世界中の女性が彼を好きになったせいでストーカーや自殺騒動も発生し、好きな女の子を頼るも、彼女も頭がおかしくなっていた。そして、少女は少年を標本にしてしまう。

2)は、画家を目指している少年が、常に絵を傷つけられる女の子を知って興味を持つ。人の心のなかを覗ける能力を手に入れ、犯人を探す。結局、犯人は女の子の先生だったことがわかるが、その能力で女の子のほうが自分よりも評価されていることを知る。絶望する少年。誰も彼の絵を素晴らしいとなんて思っていなかった。

3)は、東京タワーを彼女をおんぶで背負って登る男の子の話。そこから出られないのは、実は老夫婦が回想に閉じこもっていたから…という、この話だけ悲しめのエピソードです。

基本的に自分の信頼していたものに裏切られたり、自分の心の拠り所を喪失したりする印象のホラー。
といっても怖くないですが。ホリプロ所属の女優さん、俳優さんが中心なので、キャスティングもちょっとクセある感じです。ホリプロ映画といえばあの名作(迷作)「インシテミル」もありますが、この映画はそこまで狂気をはらんでいませんのでご安心ください。

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