「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」シーズン3・第14話『マタデロ』のネタバレ

フィアーザウォーキングデッドシーズン3

ダムの者たちとの交渉を心配しているストランドだが、オフェリアがいるからうまくいくはずだと考えているマディソン。
しかし、具合が悪そうなオフェリアは車の荷台から落下する。なんと、彼女は首元を噛まれてしまっていた。それでも彼女は、父親に会いたいと懇願する。

夜。アリシアはひとりで食事をしているが、何かの気配を感じる。そっと様子を伺う彼女だが、相手はニックとトロイだった。ニックはアリシアを説得しようとするが、彼女は干渉されることにウンザリしている。

市場に来たマディソンたちだが、オフェリアの感染を隠して彼女を中に入れ、休ませるつもりだ。ストランドはバレたらすぐに殺されると忠告する、マディソンは突破できると感じているようだ。
オフェリアはなんとかその場をやり過ごし、全員で中に入ることに成功する。
しかし、ストランドはオフェリアのために銃を大量に渡したことに苛立っている。オフェリアは死人と同様なのに、守って何になるというストランド。ダニエルに怯えていることを指摘された彼は、娘の死体だけを彼に渡したらどうなるかと忠告する。

アリシアは忠告に応じなかった。ニックとトロイはマディソンを追いかけることにする。

車内のニックとトロイ。ニックは家族やルシアナのために牧場に残ったというが、トロイは自分が好きだから残ったんだろうとからかう。彼らは利己的で暴力的で、似ているところが多すぎる。

オフェリアの看病をするマディソンとウォーカー。マディソンはダニエルに殺されるかもと怯えている。
ウォーカーはすべてを失った。家、友達、先祖の遺骨まで。「失うことには慣れていても、限界はある」というウォーカーは、最後にオフェリアを父親のもとに返すべきだという。それは、殺されても成し遂げるべきことだ。彼はそう言って、マディソンの決意を後押しする。

ひとりでバーガーショップに向かうアリシア。散乱するゴミのなか、食料らしきものを見つけた彼女だが、こっそりとウォーカーが近付いてきていることには気付いていなかった。あっさりとどめを刺す彼女だが、死者の群れは大量にショップに向かってきた。
子供向けアスレチックの中に隠れ、ボールプールの中に体を沈めるも、その中にもウォーカーがいた!子供のウォーカーにトドメを刺す彼女だが、ウォーカーたちがやってくる。ボールの中に隠れる彼女だが、突然女性がショップの中に乱入してきて、死者たちを殺していくのを見つける。彼女は指を切り、歯を抜いて去っていった。
しかもアリシアの食料はとられてしまった。

看病しながら寝落ちしていたマディソンを起こすニック。アリシアを説得できなかったことを伝える。
ニックは母を慰める。オフェリアの看病を交代したニックだが、その枕元にある薬を見ると我慢できずに飲み下してしまった。

彼女を追いかけるアリシアだが、行先にも指を切り取られたウォーカーが転がっている。
ポテトを取り返そうとする彼女だが、相手に気付かれてしまった。戦うかと思いきや、シェアすることを選んだアリシア。

トロイは市場で食事をしているが、ご機嫌のニックがドラッグを持ち帰ってきた。さらにドラッグを欲している彼はウェイトレスから「『マタデロ』で薬が手に入る」ことを聞き出した。

ストランドは売春部屋や賭け事の部屋の間を通り抜け、ボスの部屋に侵入しようとしている。彼はチンピラたちの嫌われ者だが、ジョンという男に話をしにきたようだ。しかも、「いい話だ」と微笑む。

具合の悪いオフェリアを連れ出すマディソン。止められたウォーカーはオフェリアとハグをして、別れを告げる。
しかし、オフェリアは父親に自分を殺させないでくれと頼む。マディソンは自分が彼女のことを殺すと約束する。
オフェリアは父が間に合わないことを前提にしているように、遺言を話し続ける。
しかし、2人は想像以上に強い絆があるはずだと励ますマディソン。しかし、車が来た瞬間、オフェリアは死んでしまう。オフェリアの遺体と対面するダニエル。娘の遺体と対面して愕然とする彼は、彼女を抱きしめて涙を流し、マディソンに銃を向ける。ダニエルは激昂して、近くに寄ろうとしたマディソンに「殺すぞ」と叫ぶ。
結局、オフェリアにとどめを刺したのはダニエルだった。マディソンはそれを背中で聞いている。

ドラッグでとんでいるニック。マタデロに到着するが、さまざまなドラッグが横行している。
「ハイになるものを」と頼むニックだが、トロイは彼を心配している。
脳を液体に漬け込んだ、「青斑核」というアドレナリンの原液のようなものを飲ませてくれるマスター。トロイは飽きれるが、ニックはそれを飲み干してしまう。トロイは店の客たちが全員それを飲んでいる事に気が付き、自らもグラスを煽る。

泥棒の女の子と食事をしているアリシアは、彼女が死者の指と歯を持ち去っていた理由を聞いている。それは「感染者よけ」のお守りとして市場で売られているようだ。人の歯をはめこんだ指輪を気持ち悪がるアリシア。
アリシアの無計画さを他人ながら心配する少女だが、彼女も単独で行動している。殺しよりも仲間のほうが厄介だからだ。殺しには慣れるという言葉に、アリシアは慣れるわけないと反論する。
だが、少女は女が決心したら何でもできると微笑む。

ニックとトロイはフラフラ歩き回って、市場の壁を飛び越えて外に行く。ニックは死者を殺して血を体になすりつけ、そのままウォーカーのほうへ走っていく。そして死者の歩き方を真似て歩きだすと、ニックが人間であることは誰にも気付かれない。顔に血をなすられたトロイも同様だ。
「戻れない、母さんのもとには」
と呟くニックを、抱きしめ続けるトロイ。

翌朝、マディソンはニックが薬を盗んでどこかに消えたことに気が付く。
マディソンのもとへやってきたのはダニエルだ。彼は娘を抱えて運び、オリーブの木の下に埋めたという。オフェリアはアリシアの恩人だが、アリシアは母のもとを出ていった。アニエルは「当然だ」とつぶやく。
オフェリアの最期の言葉を聞きたがるダニエルだが、マディソンは「あなたを愛してると」と伝える。「あなたをもっと知りたかったと。でもわかっているはず」

オフェリアは、ダニエルの素顔を怖がっていたように思うと彼は肩をすくめる。ダニエルはマディソンのことを許し、ダムに行こうと呼びかける。

目を覚ましたアリシア。だが、少女はまだ立ち去っていかなった。車が壊れたのだ。彼女は歯を集めるといいアリシアはそれを手伝おうとする。
「助ける」
「助けはいらない」
「殺すだけ」
2人の間に友情が芽生えつつある。

駐車場の母のもとに、ニックたちはやってくるも、トロイとニックは市場に残るという。マディソンはニックを咎めず、自由にさせる。
ストランドは何か企んでいるような顔をして、市場を後にする。

感想

なんと、オフェリアが突然の離脱。あんまりいいところがないまま脱落した気もしますが…
やっぱりマディソンが余計なことしなきゃあゾンビの群れもこなかったかもしれないし、ジェイクやオットーも死なずに済んだかもしれないし、ウォーカーたち先住民族も死ななかったのかも…?

アリシアは謎の少女とともに行動するようになる
トロイとニックは市場に残る
マディソン、ストランド、ウォーカー、リー、ダニエルはダムへ(ただしストランドは何かを企んでいる?)

って感じかな。しかし、ニックはドラッグから脱したかと思いきや、またハマってしまいます。そしてトロイとの関係もより複雑?に。友情っていうよりも愛情に近い(同性愛ともまた違うような)ものが2人の間にあるような。

本家が安住の地を探して戦い続けるのに対し、「フィアー」のほうは絶望感が強いような気がする。「移動しても移動しても、安住の地なんてどこにもない」という叫びは、胸に迫るものがあります。