「iゾンビ」シーズン2・第1話「帰ってきたリヴ」のネタバレ

iゾンビシーズン2

「iゾンビ」のシーズン2を見るのが楽しくてたまらない。

登場人物

リヴ:検死官。たまたま参加したパーティで、ブレインの手によってゾンビとなった。そのために外科医の夢を諦め婚約者と別れ、家族と疎遠になってしまった。脳を食べることで死者のビジョンを見ることができるため、犯人捜しに協力している。元婚約者メイジャーとは別れたものの、微妙な関係が続いている。
メイジャー:リヴの元婚約者。シーズン1でゾンビの存在に気が付き、少年たちを誘拐して殺していたブレインたちに襲撃される。その結果、ゾンビの売人たちを殺した。その時に一度死にかけ、ゾンビになるもラヴィの治療薬を投与され、人間に戻る。ソーシャルワーカーをしていたがクビになったため、転職活動中。
ラヴィ:リヴの上司であり、メイジャーの親友(シーズン1で同居人となった)。リヴがゾンビであることに最初に気が付き、協力した。ふざけることも多いが、検死官としても研究者としても有能であり、ゾンビ治療薬を作り出してもいる。シーズン1ではリヴの親友のペイトンと交際するも、ペイトンがリヴの正体を知った時に巻き込まれる形で破局している。
バビノー:リヴの捜査協力者。リヴのことを「ムーアさん」と名字で呼ぶなど、堅物である。シーズン1では麻薬組織への潜入捜査をリヴに勘違いされ悪徳警官だと思われるが、非常に真面目な性格である。リヴのビジョンに導かれることも多いが、あkれ自信のひらめきで捜査が進行することも多い。ミート・キュート事件でメイジャーが犯人ではと怪しみ続けている。
ブレイン:リヴの天敵。元は麻薬の売人であり、ゾンビとなった後は感染者を増やして自分のビジネスのために利用していた。シーズン1ではミート・キュート精肉店を買い取り、ゾンビたちへ脳みその宅配をしていた。その時に不良少年たちを誘拐して殺し、脳みそを取り出すなど凶悪犯罪も起こしている。シーズン2では、彼の意外な出自も描かれる。

ペイトン:学生時代からのリヴの親友。検事を目指しているキャリアウーマンであり、誰もが認めるゴージャスな美女。だが、マックスから差し向けられたゾンビに襲われて彼を殺したリヴを目撃してしまい、ルームシェアを解消して失踪する。シーズン2では事件後に海外に言っていたことが判明した。
ヴォーン:マックス・レイジャー社の社長。売上をあげるためには何でもする悪人。シーズン1でリヴの正体に気付き、邪魔な彼女を部下に殺させようとしたことも。プレイボーイ。

シーズン1で消えた人物

ローウェル:シーズン1の登場人物。売れっ子ミュージシャンだがゾンビ化したことを機にリヴと真剣交際する。だが、ブレインを殺そうとしてできなかったリヴの代わりに彼と対決し、殺されてしまった。
ジェローム:ブレインの部下で、少年たちの誘拐や殺害にも関与していたゾンビ。彼を怪しんだメイジャーと何度も対決し、最後は彼に殺された。
スズキ:バビノーの上司だが実はゾンビであり、ブレインのために事件をもみ消したこともある。シーズン1の最後にミート・キュートでゾンビが大量に殺されているのを隠蔽し、店の壁に「ブレイン」と書いて自殺。麻薬組織との撃ち合いで死んだことになっている。
スコット・E:メイジャーが精神病院にいた時の友達。シーズン1で起きた殺人事件の被害者となるも、実はブレインとは売人としてつながりがあった。シーズン2では彼の双子の兄弟がブレインの部下となっている。

シーズン2で登場した人物

ドレイク:ボス氏の用心棒であり、ブレインに情報を漏らしている密告者でもある。死にかけていたところをリヴにゾンビにしてもらい、淡々とそれを受け入れた。リヴと惹かれ合い、体の関係を持つようになるが…?
デイル:FBI捜査官。サバサバした性格で、バビノーとコンビを組んでミート・キュート事件やお金持ち男性連続失踪事件の捜査に当たる。非常に有能であり、証拠を次々と見つけてくる。バビノーはプライベートでも交際をスタートさせる。
ステイシー・ボス:表向きは公認会計士で温厚そうな顔をしているが、裏では麻薬組織のボスでもある。ヴォーンに負けず劣らずの冷酷なキャラクター。
リタ:シーズン1でも登場していたヴォーンの秘書。実は彼の娘でもあり、社長の座を淡々と狙っている。社長の命令で、リヴの新しい同居人「ギルダ」としても彼女に関わる。メイジャーに片思いをするが、愛されないことからリヴの邪魔をすることも。父に負けない冷酷な性格をしている。

ドン・E:スコット・Eの双子の兄弟。ドラッグの売人をしていたが、現在はブレインの直属の部下となっている。脳みそ販売に関わっているが、人間である。
チーフ:ブレインのゾンビの部下。非常に力が強い。なぜか話すことはできないが、ブレインに忠実に仕える。
キャンディ:ブレインのゾンビヘアメイク担当。彼のために尽くす部下のひとり。
アンガス:ブレインの父。自分の父を失脚させ、会社を奪い取った過去を持つ実業家。祖父を愛していたブレインとは犬猿の仲だが、ブレインの手によってゾンビに変えさせられている。しかし、彼自身は不老不死の体を手に入れたことを喜び、最大限に利用している様子。

ゾンビの特徴

・マックス・レイジャー社の飲料を愛飲し、かつ不純物入のドラッグ・ユートピアムを使用とするとゾンビになる。
・脳みそ以外の食べ物の味はほとんど感じない(ただし激辛ソースだけは味がわかる)が、他の食事をしても体に支障は出ない。脳みそを食べないでいると禁断症状が出て、ゾンビモードになって暴走してしまう。
・ゾンビに引っかかれると感染する。
・ゾンビになると肌が白くなり、髪の色はプラチナブロンドになるため、肌を焼いて髪を染める必要がある。ただし、リヴはそのままで生活を続けている。
・脳みそを食べると、その持ち主の過去のビジョンを見ることができる。また、性格や嗜好などが脳の持ち主に寄ってしまうため、性格が激変するなどの弊害もある。

第1話の事件

近所でも嫌われ者の頑固爺さんが殺された。
殺人犯は彼の家族?それとも近隣住民??

第1話の登場人物

ウェンデル:被害者。性格が悪く、近所中から恨まれていた。
クララ:ウェンデルの義理の妹。足が悪く歩けない。
バイロン:ウェンデルの向かいの家に住んでいる青年。愛犬家。
ロドニー:ウェンデルの家にいたずらをしていた悪ガキ。

ジミー:シーズン1でも登場した似顔絵捜査官。

ネタバレ

事件現場に向かっているラヴィとリヴ。親友のペイトンは行方不明になり、メイジャーには嫌われ、弟の輸血を断ったことから家族からも絶縁され、リヴは落ち込んでいる。

被害者のウェンデルは車の整備をしていたが、ジャッキを外されたせいで車体が自分の体の上に落ちて死亡した。血溜まりの横には足跡や自転車の痕跡もある。
第一発見者として現れたクララという老女はシニアカーに乗っている。ウェンデルの義理の妹だ。彼は気難しく、リウマチのせいで離婚していた過去がある。

リヴは遺体安置所で、ウェンデルの脳みそを使ってミートボールパスタを作り、ぱくぱく食べる。
ラヴィのゾンビ・ラットには「ファイナル・ホープ」という名前をつけられているが、ラヴィは「ニュー・ホープ」という名前に変えると話している。ラヴィはリヴが自分を哀れんでいると皮肉る。ネズミはリヴを避けているようだが…?

リヴはこれからは仕事に生きると断言。新しい同居人はできたが、ペイトンの代わりはいない。ラヴィはリヴに治療をするなら不純なユートピアムが必要だと言う。今後、メイジャーへどんな副作用が現れるかわからないからだ。リヴはブレインからユートピアムを入手するつもりだが、どうしたらいいのかわからない。

人間に戻ったブレインは葬儀社を立ち上げていた。

シーズン1の最後で死んだスズキ警部補には勲章が与えられた。彼は麻薬捜査の銃撃戦で命を落としたと思われている。

遺体安置所で寝込んでいるリヴ。だが、バビノーが起こしに来る。
リヴはウェンデルのように気難しくなっていて、バビノーが近隣から受けたおかしな苦情電話に興味を示さない。
一緒に捜査に出かけても、口が悪くてじいさんみたいになっているリヴ(バビノーはリヴの変化にもう慣れてる)。

バビノーはリヴに対して、メイジャーのことを探る。バビノーはスズキやジュリアンを殺したのはメイジャーだと思っている(スズキは自殺で、ジュリアンは実際にメイジャーが殺している)からだ。
だが、この事件にゾンビが絡んでいることをバビノーは知らない。

隣人のバイロンのもとを訪れる2人。彼は近所に住むロドニー・リックスという問題児について話をする。ものすごくワルで評判の少年らしい。事件の夜、ロドニーや少年たちがウェンデルの家に卵を投げつけていて、それを知ったウェンデルはスタンガンでロドニーを攻撃した。そして、少年をボコボコにしたという。「ジジイ、殺してやる」と叫んだというロドニー。

とにかく口が悪いリヴに閉口するラヴィ。仕事に戻ってきたリヴだが、遺体安置所が新しい葬儀場と取引を始めたことを知る。オーナーはDEAUX(ドゥ)という名前だ。リヴはそれが、ブレインの別名だと見抜いた。

リヴは彼の葬儀社に足を運ぶ。彼は脳みそを手に入れるためにこの仕事に鞍替えしたようだ(ゾンビから人間に戻ったことは隠したまま、脳みその供給は続けている)。ブレインはリヴを煽る。もうゾンビはダサイと言いたげだ。
ブレインは彼女に葬儀社の中を案内する。
メイジャーのことを気にしているブレイン。彼のせいで、会社と大金を失ったからだ。

リヴはブレインに、不純なユートピアムを作るように手助けを頼む。ブレインは人間に戻ったから協力するいわれはないと言うが、副作用でゾンビに戻ったり死んだりするかもしれないと聞かされて顔色を変える。協力することにしたブレイン。リヴにヘラヘラしていたブレインだが、実はメチャクチャ怒っているようにも見える。

ブレインが地下室にいると、部下たちがいる。棺桶の中には、純度100パーセントのユートピアムが詰まっている。

メイジャーは失業後にパーソナルトレーナーとしての仕事を始めていた。
だが、少年たちの姿を見かけると事件のことを思い出してしまう。
リヴはメイジャーに連絡をして、バビノーが彼を疑っていることを教える。

警察署には、ロドニーがやってきている。
バビノーはエヴァンに会いに行き、似顔絵捜査官のジミーを伴ってブレインの似顔絵をかいてもらってきたのだ。その人物は、バビノーが精肉店を訪れた時に出会ったブレインそのものである。さらに、スズキの残したメッセージ「ブレイン」が、彼だと思っているバビノー(よくここまで推察できるなあ)。リヴはしらばっくれる。
取調べしようとしているロドニー相手に、戦争の話を持ち出しながら説教するリヴ。
ロドニーは、リスを嫌っていたウェンデルをからかうために庭にヒマワリの種をまきつづけていたら、怒ったウェンデルがリスを皆殺しにしたことを語る。現場に残っていた靴底と彼の靴を照合するバビノー。だが、ロドニーは犯人ではなかった。

マックス・レイジャー社の収益は過去最低になっていた。ヴォーンは新飲料の発売で巻き返そうとしている。

新しい客のもとを訪れるメイジャー。彼には美しい娘とゲーム中毒の息子がいる。だが雇用主となった金持ち男性が近付いてくると、思わず逆毛が立つメイジャー(ブレインもリヴに対して同じ反応が出た)。

同居人のラヴィに、メイジャーは新しい雇用主がゾンビと相談する。そう体が感じたのだ。だがなぜかリヴにはそう感じなかったと言うと、ラヴィは「リヴに飼いならされてたんだな」とからかう。

警察署。相変わらず口が悪いリヴだが、ウェンデルは死ぬ3日前に保険金を請求していたことがわかる。ロドニーのいたずらかと思いきや、そうではないらしい。

ラヴィは、リヴに「治療薬の副作用があった」と連絡する。治療薬を打たれた人は、ゾンビに近づくと鼓動が早くなり、落ち着かなくなる。ネズミがリヴを見て落ち着かなかったのもそのせいだ。
その電話中、偶然にも似顔絵捜査官のジミーとぶつかるリヴ。彼のコーヒーをこぼして怒らせてしまうがそれでビジョンを見ることに成功した。義理の妹・クララが彼に喧嘩をふっかけ(彼の家が汚いせいで、隣の家である彼女の物件も売れない)、彼女はウェンデルの愛車を傷つけている。
ジミーとリヴはお菓子の取り合いをするが、バビノーはあまりにも様子がおかしい彼女に「女性用の鎮痛剤(月経用の薬)を飲む?」とこそこそ聞いてくる。
実はクララは歩くことができた。ウェンデルのことも殺せるだろう。

ブレインはビジネスで誰かのもとを訪れている。ユートピアムの薬に混ぜ物をした張本人の家らしい。彼はドン・E。おそらくシーズン1で死んだスコット・Eの兄だろう。

クララの家を訪れるリヴとバビノー。本当は歩けた彼女はポーカーで遊んでいて、事件当日もポーカー仲間と遊んでいたと話す。仲間もそれを証言する。そのなかのひとりが、リヴにお菓子を勧めてくる。それでビジョンを見るリヴ。
ウェンデルは、彼の家の庭に糞をしていた犬に毒を飲ませていたらしい。それは、通報した男・バイロンの家にあった絵の犬に似ている。バイロンはクララやロドニーに罪をきさせようとしているのかもしれない。
しかし、彼の飼い犬は生きていた!となると、犯罪の動機がないことになってしまう。
それでもバイロンのアリバイを探る2人だが、当日彼はスポーツパブにいた。だが、パブには裏口があった。そして、彼の犬は事件当日行方不明になっていたことがわかる。彼はウェンデルが誘拐犯だと思い込み、彼を殺したのではないか。そして、彼の靴は登山靴タイプのものだった。犯人の足跡と一致する。

そしてウェンデルの血のついたブーツが、バイロンの家から見つかる。バイロンは犬を捜し続けていた。事件当日は泥酔しており、脅迫を続けてきたウェンデルと喧嘩になって車を蹴り飛ばした。そうしたら、彼は修理中の車に挟まれて死んでしまったのだ。
実際にウェンデルがバイロンの犬を監禁していたことがわかる。

ウェンデルの葬儀は、親戚全員が断ったらしい。

リヴは戦い続けることを決める。彼女は弟と母に謝るために、また病院を訪れていた。

メイジャーの顧客であるお金持ち男性は、自宅の台所で誰かに襲われて首に何かを打ち込まれてしまう。

ヴォーンは、ゾンビを殺すべきだという演説を誰かに向かってしている。その相手は、なんとメイジャーだ。彼にゾンビ殺しを依頼しているヴォーン。彼とラヴィの電話を盗聴していたヴォーンは、彼がゾンビ探知機のような体質になったことを知っている。さらに、ヴォーンはアルゴリズムを使い、「激辛料理好き」「定期的に肌と髪の色を変えている」という特徴を持つ、ゾンビ疑惑のある人たちをクレジットカードの明細から割り出していた。
メイジャーは最高のゾンビハンターだ。メイジャーはその誘いを断るが、ヴォーンは彼がジュリアンたち5人のゾンビを殺したことを知っている。さらに、リヴの存在もヴォーンは知っており、彼が断ったらリヴもどうなるかわからないと脅す。

つまり、金持ち男性をさらった人こそメイジャーだった。彼が殺しているさまを、ヴォーンの秘書のリタはニヤニヤしながら草むらで見ている。彼女はメイジャーがかなり気に入ったようだ。

しかもリヴの新しい同居人は、リタ(リヴは「ギルダ」だと思っている)だったことがわかる。

感想

事件のほうはかなり入り組んでいて、本当に犯人がわからなかった。まあ、謎解き要素がないから推理が難しくはあるのですが…ブレインは人間に戻ったものの、相変わらずリヴとラヴィとは協力状態にあります。
しかし、バビノーとメイジャー、メイジャーとブレインは相変わらず関係が悪いです。
そして、ヴォーンとリタというなかなかの曲者2人がメイジャーとリヴの中を引っ掻き回し、途中で再登場するペイトンは意外な形で事件に巻き込まれていき…?
と、シーズン2はかなり盛り上がります。メイジャーとリヴ、ラヴィのコンビで行動することも増え、微笑ましい。
また、ブレインの部下にドン・Eが加わったことで、会話や関係性がかなりコミカルになります。

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