「モンスター・プロジェクト」

モンスタープロジェクト

2017年のアメリカ映画「モンスター・プロジェクト」。低予算ホラー以外の、何物でもありません。

登場人物

デヴォン:主人公。突然失踪したが、また街に戻ってきた。
ジャマル:デヴォンの悪友。カメラマンを担当。
ミュリエル:デヴォンの元カノ。だが、自分を置いて失踪したデヴォンを怒っている。現在は、ブライアンと交際中。デヴォンに頼まれ、ディレクターを担当する。
ブライアン:ジャマルの家に居候している友達。元ヤク中。デヴォンに雇われ、撮影を手伝う。

ネタバレ

屋根裏に潜んだモンスターの動画を撮影しているジャマル。だが、それはデヴォンが変装したものだった。

彼らは映像制作の仕事をしたいと考えており、「モンスターを探す番組を作ろう」と思いつく。そして、モンスターを公募することにする。

まず、応募してきたのはスキンウォーカー(オオカミ男)だった。
だが、デヴォンが街に戻ってきたことをミュリエルはいいと思っていないし、ブライアンはデヴォンから敵視される。

さらに、シェイラというタトゥーアーティストがヴァンパイアだと言い、応募をしていくる。デヴォンは彼女にブライアンの血を渡して、契約を結ぶ。

さらに、夜にドアを叩く音がして、見に行くとそこにしおりと名乗る女性からのメッセージが置かれている。彼女は、悪魔憑きだ。

撮影前に、ブライアンの誕生日パーティをするジャマルたち。ミュリエルは彼を祝うが、デヴォンがいることに気が付き、怒り出す。だが、デヴォンは2人を撮影に加えられるように交渉する。
だが、ブライアンは現在もジャンキーのようだ。

ロケ地に向かう4人。謎の夫婦が案内してくれた廃屋に、次々と3人のキャストが集まってくる。
スキンウォーカーは顔を隠している。家族を殺して、悪魔に魂を売っているからだ。だが、それは単なる契約だ。彼は、自身が変異すると、制御できなくなると告げる。

シェイラは、ブライアンを指名してインタビューを受ける。彼女は昼は元気がないが、夜になるとアクティブになる。そして、ブライアンの血にドラッグが混じっていたと指摘して、彼を慌てさせる。彼がまだドラッグをしていたことに怒るジャマル。

しおりは、インタビュー中に突然悪魔に変異する(画面に大写しになるドアップの悪魔。目立ちたがりですね)。
3人はそれぞれ変化して、みんなを襲い始める。

彼らはまず、シェイラを殺すことに成功する。彼らは逃げようとするが、外から封鎖されていることに気が付いた。しおりは乗っ取られたまま、ブリッジのポーズで襲ってくる。

ブライアンは夢の世界にいる。ジェームズ、サミュエル、キャメロン。彼らは彼が売ったドラッグのせいで死んだのだ。

悪魔はミュリエルの中に入り込もうとする。だが、十字架でしおりを殺すことに成功した彼ら。
だが、ジャマルは大怪我をして、背中がはがれてしまっている。そこにスキンウォーカーがやってきて、彼は自分から犠牲になる。
倒れているミュリエルと、唯一無事なブライアン。デヴォンは、彼女を助けようとしない。

実はデヴォンがジャマル、ミュリエル、ブライアン、さらに3人の呪われた人間たちをこの廃屋に招き入れたのだ。家を案内してくれた老夫婦が、儀式の準備をしている。
ジャマルはヤギの頭のつくりものをかぶり、ブライアンを拘束する。彼は一度は外に逃げ、一度屋内に入って飛び込んできたスキンウォーカーを、持っていた棒で串刺しにして殺す。

だが、ブライアン本人も捕まり、儀式の途中で首を切られて死んでしまう。

感想

デヴォンは何がしたかったのか、さっぱりわからない映画。不老不死とか??モンスターを公募するというアイデアは面白かったものの、だったらPOVじゃなくてホラーコメディとして作ったほうが面白かったんじゃないかなとは思いました。
あと、モンスターの皆さんが低空飛行しかできないのはちょっと面白かった。まあ、天井に頭ぶつけるから仕方ないですね。