「アメリカンホラー・ストーリー:カルト」第6話『暗殺』のネタバレ

アメリカンホラーストーリーカルト

該当演説中、狙撃されるカイ。
アイビーの前で、男が射殺される。警察が銃を取り上げた犯人こそ、アリーだった。

時は巻き戻り、メドーの襲来を受けた後。アリーはセラピストのルーディに電話をするが、アイビーがカイの仲間だと訴えても信じてもらえない。
アリーは隣の家に忍び込み、ハリソンとジャックがセックスをしているなかで、彼らの服から鍵を盗む。

閉じ込められていたメドーを助けたアリーだが、メドーは逃げる時にもガチャガチャ音を立て、彼らに気付かせてしまう。

自分の店に逃げるアリーと、ついてきたメドー。アイビーは、アリーがジル・スタインへ投票したことを怒っているようだ。彼らは町のあちこちに鳥の死骸をまき、恐怖を煽った。トラックは水をまいていただけだった。カイは、世界征服をしょうとしている。アリーの店の前のデモの人も、カイが雇った人たちのせいだった。

2016年12月。
メドーはカイを愛してしまっていた。普通の女性にコンプレックスがあったメドーは、自身を肯定してくれるカイに溺れていく。しかし、カイはいろんな人に同じ言葉をかけ、洗脳していた。そのことを知り、メドーは仲間から抜けようとして、カイたちを怒らせてしまう。そして、監禁された。
アリーとメドーが解放されるには、カイを殺すしかない。

2017年4月3日。
カイは、市議候補として討論会に参加する。熱弁をふるうカイだが、そこにサリーという女性が現れ、カイを論破する。そして、自分も市議に立候補すると言い出した。
強敵が現れ、焦るカイ。

11月9日、選挙前日。
アイビーは、監禁していたゲイリーが投票に来たことでパニックになっている。ウィンターは、アイビーにカイを紹介した。カイは、すべてを見透かしている。驚くアイビー。彼女は、オズを出産したことがアリーだということにコンプレックスがあった(アイビーは子宮内膜症で、子供を授かれなかった)。
カイはアリーを殺すかと持ちかけるが、アイビーはオズから親を撮り上げたくないと拒否する。しかし、アイビーが単独親権をとれるように、カイが手を尽くすと約束する。

アリーは、ルーディにメドーのことを預け、テレビで見かけたサリーの家を訪れる。サリーはアリーの言うことを信用してくれるが、そこにピエロが乱入する。そして、サリーは殺されてしまう。
アリーは浴室に隠れるが、それを見つけるアイビー(ただし、顔は見えない)。アリーは彼女がアイビーだと気が付く。アイビーは、アリーを見逃してやる。

アリーはルーディのもとに戻るが、メドーは姿を消していた。彼女はどこにいったのか?

そして、カイの街頭演説当日。メドーは姿を現して、カイを撃ち、他の人間をも殺す。
それを止めようとするアリーだが「これが真実の愛よ」と言い放ち、メドーは自殺する。
すべてはカイの筋書き通りだった。カイはメドーに自分の暗殺を命じていたのだ。アリーに告白させたのもカイだった。ただし、自殺は計算外だった。

アリーは共犯容疑で逮捕され、救急車で運ばれていくカイは、薄く微笑んでいる。

感想

なんと、すべてカイが仕組んだことだったというからくりがわかるものの、カイの魅力がそこまで素晴らしいものに見えないので、「アッ、ハイ」という気持ちにしかならない。
それにしても、意味ありげに出てきたキャラクターが毎回バッサバッサと殺されるので、わかりやすいですね。